2週間ぶりの映画館。
上映が今週で終わりなので滑り込み。
豊松の足が不自由だという設定は、映画を観て初めて知りました。
ああいう人間をも招集するということは、
日本軍がどれほど末期的な状態だったかということでしょう。
知り合いの出征を無邪気なまでの笑顔で送り出した豊松。
田舎の町の人々にまで(であるからか?)
『国のお役に立つ』という思想のすり込まれ方は凄まじい。
そして、その夜に赤紙を受け取った時の豊松の驚愕。
わが身に降りかかってみれば、国よりも妻子なのが人であるから。
中居君の演技はいいです。
辛口のファンなので、ひいき目はなし。
問題ありがちなセリフも大丈夫。
本当にそこいらのお父さんが
戦争という理不尽に巻き込まれた絶望や驚愕や諦めを感じさせてくれた。
ワンポイント出演の剛くんの言い捨てた
「嫌な時代に生まれ、嫌なことをしてしまったものです」
は、彼が戦場でどんなことをしたのか考えさせるセリフでした。
いや、違うか。
戦場が人になにをさせるのか、だな。
BC級の戦犯の扱いについて報道があまり無かった。だとか、
裁判での、
裁く国と裁かれる側の軍隊という組織の認識の違いすぎ。
そして、
法廷で「上官の命令は~」と聞く度に身を正す元軍人たちの姿。
刑務所ですら軍隊時代の呼称を変えられない男達。
理不尽は戦争そのものだけでは無かったのですね。
面会のシーンはさすがに感動しましたが、
事前にTVなどで流れすぎだったかな。
家族愛と反戦の二本柱はちょっと欲張りすぎ。
いい作品でしたが、だからこそここから辛口。
セリフに「警察予備隊ができる」というのが出てきて、
頭に?が。
警察予備隊(言うまでも無く自衛隊の前身)は
朝鮮戦争の時にアメリカが作ったものでしょう。
この話は何年の話なのかな?
赤ちゃんがちっとも大きくなりませんが。
監督が景色を見せたいのは解ります。
スクリーンだしね。
でも、時間の長さと共に過剰です。
あと、音楽がうるさすぎて邪魔です。
お茶の間じゃないので調節きかないし、
画で解らせるのが映画ですよね。
もちろん、音楽が重要なのはわかっていますよ。
これらのことは、
滅多に映画館に足を運ばない人むけ。と思えば仕方ないか、
と考えることもできるのですが。
なにせ私は映画好き。
中居くんごめん。
上映が今週で終わりなので滑り込み。
豊松の足が不自由だという設定は、映画を観て初めて知りました。
ああいう人間をも招集するということは、
日本軍がどれほど末期的な状態だったかということでしょう。
知り合いの出征を無邪気なまでの笑顔で送り出した豊松。
田舎の町の人々にまで(であるからか?)
『国のお役に立つ』という思想のすり込まれ方は凄まじい。
そして、その夜に赤紙を受け取った時の豊松の驚愕。
わが身に降りかかってみれば、国よりも妻子なのが人であるから。
中居君の演技はいいです。
辛口のファンなので、ひいき目はなし。
問題ありがちなセリフも大丈夫。
本当にそこいらのお父さんが
戦争という理不尽に巻き込まれた絶望や驚愕や諦めを感じさせてくれた。
ワンポイント出演の剛くんの言い捨てた
「嫌な時代に生まれ、嫌なことをしてしまったものです」
は、彼が戦場でどんなことをしたのか考えさせるセリフでした。
いや、違うか。
戦場が人になにをさせるのか、だな。
BC級の戦犯の扱いについて報道があまり無かった。だとか、
裁判での、
裁く国と裁かれる側の軍隊という組織の認識の違いすぎ。
そして、
法廷で「上官の命令は~」と聞く度に身を正す元軍人たちの姿。
刑務所ですら軍隊時代の呼称を変えられない男達。
理不尽は戦争そのものだけでは無かったのですね。
面会のシーンはさすがに感動しましたが、
事前にTVなどで流れすぎだったかな。
家族愛と反戦の二本柱はちょっと欲張りすぎ。
いい作品でしたが、だからこそここから辛口。
セリフに「警察予備隊ができる」というのが出てきて、
頭に?が。
警察予備隊(言うまでも無く自衛隊の前身)は
朝鮮戦争の時にアメリカが作ったものでしょう。
この話は何年の話なのかな?
赤ちゃんがちっとも大きくなりませんが。
監督が景色を見せたいのは解ります。
スクリーンだしね。
でも、時間の長さと共に過剰です。
あと、音楽がうるさすぎて邪魔です。
お茶の間じゃないので調節きかないし、
画で解らせるのが映画ですよね。
もちろん、音楽が重要なのはわかっていますよ。
これらのことは、
滅多に映画館に足を運ばない人むけ。と思えば仕方ないか、
と考えることもできるのですが。
なにせ私は映画好き。
中居くんごめん。