天使なんかじゃないよね

入院する前から家では

痛み止め飲む
　　↓
少し止んだスキに買い物
　　↓
痛み止め
　　↓
気がつくと寝てる
　　↓
痛くて起きる
　　↓
痛み止め

買い物を除きこれが1日ループしてた。
とにかく痛かったので、
毎日4回は痛み止め飲んでた。

入院しても同じに痛かったけど
薬は病院の管理になってしまったので
真っ直ぐになって眠れないくらい痛くても
2時間たたずに薬が切れても
「あと4時間我慢して下さい」って看護士さんが言った。
本当はそれくらい空けなきゃいけない薬だから。
でもさー、痛いんだって！
命に関わらなくても痛いんだって！

違う看護士さんで、
「前回から3時間か～。でも痛そうだからもう少ししたら薬持って来るね。
それまで頑張って」
そう言ってくれる人もいた。

時計見ながら待つんだよね。
まだ10分か。まだ15分か。って。
思い出したくもない。


手術後も結局同じで
「次の薬はあと2時間たたないとダメですよ」
そういう看護士さんと
「ちょっと早いけど痛み止め入れるね」
そうしてくれる看護士さん。

痛み止め使いすぎるとどんな障りがあるかを説明してくれず
「痛くて当たり前だから我慢して下さい」
という姿勢は、納得いかないけど、
そんなこと言う気力もない。

指示は医師が出すけど、
私に接してくれるのは看護士さんだから
「この人嫌だな」って思ったよ、悪いけど。

少し良くなって見ていたら
看護士さんは仕事が多すぎる。
治療以外に優しくする余裕はないかも。
天使なんかじゃないんだよね。
フツーの人間なんだよね。

でもさ、
私もただの”病気”じゃなくて
”病気の人間”なので、
人間を見てくれよと思った、何度も。

病院というところは、そういうところだと諦めなくちゃいけないのかな。
仕方ないのかな。


退院して8日。
傷よりも
多分病気には直接関係ない、頭だのお腹だの痛くて
まだ治った気分には遠いです。