もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

数の理論とか言うならば

2010-11-16 23:03:23 | Weblog
私はひと月に
二箱吸うくらいの喫煙者。
「その数ならやめればいいのに」とよく言われる。
やめたくなったらやめるよ。
『アメリカじゃ云々かんぬん』とか別にいいし。
ルール無視の喫煙には注意しちゃうので
『タバコ好きばんざい』でもない。

さて、
声高に禁煙をうたう人々のタバコへの憎しみと
メディアがバカ気ていると思うことのひとつ。
受動喫煙での死者数、
このあいだメディアに出ていたのは年間6800人。
大変な数だ。
厚生年金会館で3回公演分の人の数。

じゃあ、年間30000人を超える自殺者の数は何公演分だろう?
札幌ドームでのLIVEだと50000人くらいだから
あの半数以上の人が1年間に死んでいるのかと想像するとものすごく恐い。

医療費の抑制、社会的損失というならば
自殺者対策にもヒステリックになってほしい。
蓋をして関係ないことのふりをしているよね、現状は。
メディアは本来そういうことに問題を投げかけるものじゃないか?
どれだけ腐ったとしても。

大きい声で自信満々で放たれる言葉には
現実でもネットでも人は扇動されやすい。
そんなの昔っからだけどね。
烏合の衆だもんな。
内容を精査しない頭使えない、というか脳みそが無いのか?
思考停止というレッテル貼っても
「その意味を説明して下さい」とかだけは言いそうだ。
説明してわかるレベルならいいけどな。

ああ、ずれてるな。
戻します。

禁煙を声高に叫ぶ人々にご意見申すじゃなくて
この異常な自殺者の数について
もっと考えてくれよ、って話。
”韓国の芸能人に自殺が多い理由”なんて読んでる場合か、って話。
今、目の前から消える人を助けようとしないで
これから先の人を救うことなんてできないだろう。

私の近くでは
高校生のときの先輩の自殺。
大人になってから仕事関係の人の自殺。
(この人とは朝笑って挨拶をして、午後には自死の知らせを聞いた)
この二人だけど つらいよ。
周囲も大変なことになるし、家族の悲嘆は見ていられないほどだ。

あと、
亡くなっている親を発見したという子供を
二人知っている。



受動喫煙での死者数6800人という大きい文字に
これほど腹が立っていたのか。
書いてみて気がついた。

人はほおっておいてもいずれ死ぬのに 何故死ぬ?何故殺す?
よしもとばななが書いていたとおり。
コメント (2)
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