予告編などでみていた
最上が机を叩いて「検事でいる意味が無い!」と沖野を指さす場面
あの言葉を吐き出すまでの最上の行動を知ると
恐ろしいシーンだ。
”正義”の峰を転がり落ちながら
たどり着く谷底に己の”正義”があると信じる最上。
尊敬する先輩である最上に、そしてその背後の権力に
異を唱える沖野を支える”正義”
色々考える作品でした。
登場人物では
「諏訪部はあなたのポチになります」というセリフと深いお辞儀が印象深い松重豊。
そうそう、昔は悪役多かったですね。
設定としてはリアリティに欠けそうな闇の何でも屋を
本当にいるのではないか、と思わせた。
何より松倉役の酒向さん気味悪すぎ。
身体の動かし方とかも異質で、何か欠けているか過剰か
不均衡な人物の表現として巧み。
あと、クソやくざの音尾くんが怖くて
道産子は心の中で『音尾くんもすっかりいい役者になったな』と
身内目線がチラホラしたのは、ね。
ミステリーだからさすがにネタバレしませんが
大人の鑑賞に堪えうる作品でした。
ただ、音楽の使い方がちょっとうるさかった。
最上が机を叩いて「検事でいる意味が無い!」と沖野を指さす場面
あの言葉を吐き出すまでの最上の行動を知ると
恐ろしいシーンだ。
”正義”の峰を転がり落ちながら
たどり着く谷底に己の”正義”があると信じる最上。
尊敬する先輩である最上に、そしてその背後の権力に
異を唱える沖野を支える”正義”
色々考える作品でした。
登場人物では
「諏訪部はあなたのポチになります」というセリフと深いお辞儀が印象深い松重豊。
そうそう、昔は悪役多かったですね。
設定としてはリアリティに欠けそうな闇の何でも屋を
本当にいるのではないか、と思わせた。
何より松倉役の酒向さん気味悪すぎ。
身体の動かし方とかも異質で、何か欠けているか過剰か
不均衡な人物の表現として巧み。
あと、クソやくざの音尾くんが怖くて
道産子は心の中で『音尾くんもすっかりいい役者になったな』と
身内目線がチラホラしたのは、ね。
ミステリーだからさすがにネタバレしませんが
大人の鑑賞に堪えうる作品でした。
ただ、音楽の使い方がちょっとうるさかった。