もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「密輸 1970」

2024-08-05 00:00:51 | 韓国映画
2024.8.1

評判が良いので見に行ったら、「ベルリンファイル」の監督なのか。
上映最終日に駆け込み。

1970年代半ばの韓国。
地方の漁村クンチョンでは海女たちが素潜りで漁をしている。
オープニングから映像と音楽が昔の日本映画っぽい。
ダイナミックな潜りをひとしきり見せてから
せっかく採ってきたあわびなどが汚染されていて売り物にならないことが分かる。
煙突が映っている化学工場ができたせいだ
そうか、日本もその頃は公害あったよね。
重労働をしても稼ぎにはならない落胆
そこにもちかけられる密輸の手伝いの話
船長は乗り気ではなかったがリーダーのジンスクがハッパをかけて
海に沈められた密輸品を引き上げる仕事を始める船長と乗組員と海女たち。
最初は漁より稼げて羽振りがよくなったのだが危ない仕事ではある。
いつものように密輸品を引き上げようとしている現場に摘発が入り
慌てて逃げようとしたために起きる悲劇
ひとり逃げたチュンジャ以外の海女たちは懲役刑となる

途中まで『で、誰が一番悪いヤツなんですか?』が頭をぐるぐるする面白さ。
そして、暴力シーンの”見ているこっちが痛い度”やっぱり韓国映画ですね。
ホテルでの格闘シーンが見ごたえありますが
”そんなに刺したらもう死んでるんじゃ?え?生きてんじゃーん!度”もホント韓国映画
海女たちの水中での戦いは、ちょっと見泥臭いんだがカッコいいのさ

密輸王がベトナムで戦った話をしたりシリアスもあり
喫茶店かスナックみたいな店のオーナーのウソ泣きシーンは笑えるし
そして、何これサメ映画なんですか?
なところまで
見ごたえある作品でした。
音楽が、知らない曲なのに懐かしいのも
コメント
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