記憶

今日は３月１１日。
去年のこの日のことは鮮明に覚えています。

妹にプレゼントするためにバッグを作っていました。
このバッグのポケット部分にアイロンをかけているときに
あの地震が起こったのです。
最初は窓ガラスがピシピシ音を立てていたのですが
特に気にしませんでした。
そのあとすぐにひどい揺れが。
テレビでは石原氏が都知事選に出馬表明しているようすがうつっていました。

あわててアイロンをとめ、ミシンを台からおろしました。
とにかくどうしていいかわからず、
家の中にいるとつぶされそうな気がしたので外にでました。

けれどももっとひどい震災が東北地方をおそっていたのですね。
テレビから流れる映像は本当に胸が張り裂けそうでした。
被災者の方々の心や体に受けた傷は本当にどれほどのことか・・・。

被災者の方々、本当につらくて苦しいはずなのに
人を思いやるやさしさをもっていて本当に本当に胸を打たれます。
一日も早い復興を願ってやみません。
心や体に受けた傷はすぐに癒えるものではないと思いますが
癒える日を待ち望んでいます。

あたりまえにふつうの日常をおくれるありがたさを忘れず、
かみしめて生きていきたいと思います。

このバッグの画像を載せるのも躊躇しましたが
（どうしても思い出してしまうので）
震災のことを忘れずに・・・と思い、載せました。