忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

昨日の晩ごはんとことばの力

2021-07-21 14:14:30 | BOOK
暑い・・・。
外の景色を見てるだけで暑くなってきます。←エアコン全開

昨日も暑くって何もしたくなくって
「晩ごはん、めんどい~。
何もしたくない~。」とぼやきながら
サケを焼こうとしていたら突然長女が
「カツ丼食べたい!!」と言い出しました。
え?今から買い物行ってそれから作るの・・・!?と思っていたら
「出前館♪」とのこと。
確かにCM、よく流れてて
頭の中、浜ちゃんの歌がリピートされてた状態ではありましたが・・・。
「自分が食べたいんでみんなの分も払うから
注文して!」と長女。←いい子だ
ということで昨日の晩ごはんはかつやのカツ丼になりました。(笑)
(私が)払うからいいよ、っていったのにちゃんとお金をくれた律儀な長女でした。
ちなみに私はネギ玉、次女は辛いの、長女は定番のでした。
かなりおなかいっぱいになりました。
おいしかった~♪ネギたくさんってうれしい。
ごちそうさまでした。


さて日々読書をしており、
あいかわらず目を酷使しまくってる私です。
しかも読むものはそのときの気分。
で、今回読んだのはこちらの本。
本といってもCDブックなのでメインはCD。←でもCDは聴いてない

     

「大祓知恵のことば」という本です。
あいかわらずネットサーフィンしていたら「大祓詞」にたどりつきました。
いわゆる祝詞です。
いろんな罪・穢れを祓ってくれる祝詞でいちばん古いものだそうです。
で、その解説が書かれてあるのですが
100P未満の薄い本です。
にもかかわらずかなりな内容の濃さ!
付箋を貼っても足りないくらい。
すでにリピート読みしたのですが
2度目にもまた大事なことばがでてきてすごい状態になってしまいました・・・。

今の時代にも関係あるような、いやきっとどんな時代にも助けになってくれる祝詞でしょう。
ことばのもつ力というものをまざまざと感じさせてくれる内容でした。
ちなみに今の私のキーワード(ま、現在の私の周りによく登場してくることばですね)が
「共生」なのですが
この本にもそれについて触れられてありました。

祓いのしくみ、これがとてもすばらしかったです。
理解するまでにかなりの時間を要したという筆者の方。
ちなみに筆者は葉室頼昭という方でお医者さんや春日大社の宮司をされた方です。(経歴すごい)

そもそも「はらい」とは何か。
「は」・・・生まれる
「ら」・・・複数
「い」・・・いのち
ということから「いのちがたくさん生まれる」ということが本来の意味なのですね。

罪・穢れとはすべて我欲の表れ。
・「罪」とは神さまが作ってくれたすばらしい人間の姿を包み隠してしまう罪(包む身)
・「穢れ」とはわれわれを生かしている神さまの尊い気を枯らしてしまう穢れ(気枯れ)

罪も穢れもマイナスのもの。
これを祓うということは除去するとか、消し去るとかいうわけではなく
神さまのすばらしい力・心を入れることによってプラスに変わって
いのちがよみがえってくる、それが「祓い」だと。

消すのではなく、取り込んでプラスに変えて吐き出し、
循環させる。
そう、「呼吸」と同じなんですね。
酸素を吸って二酸化炭素を出す。
植物が光合成によって二酸化炭素から酸素を生み出し、それを生物が取り込み
二酸化炭素を排出する。
よくできてるしくみですよね。
「大祓のことば」というのは太陽のエネルギーのような力ある神さまのことばだと思う、と筆者は述べています。

捨てるのではなく、循環
いや、本当に感嘆です。

これは人間の免疫についても同じことがいえる、と。
いまの科学だと人間には百兆ものばい菌や病気を起こす微生物を防ぐ免疫システムがある。
けれどもそうじゃなく、
人間に免疫システムがあるのではなく、免疫システムができてはじめて人間になった、ということなんですね。
もとから人間だったわけでなく、
最高の免疫システムに進化したから人間の体になった、ということなんですね。
目からウロコです。

「ウィルスというのはガンでもエイズでも病気をもたらす悪魔のようなことをみんな言いますが、
そのウィルスがなかったら人間には進化してこなかった。
無数のウィルスやばい菌を防ぐ抗体をつくろうということで、人間に進化してきたんですね。」

「すべてこの世の中というのは、そういうふうになっていると思うのです。
悪いものだといって切り捨てるのではなくて、悪いものをプラスに変えていく。
悪いものをプラスに変えていくところに、人間の進化がある。」

この本が描かれたのは2004年なので当然コロナとは無関係。
でもいつの時代も人々はウィルスやばい菌と闘ってきたんですよね。

筆者のいいたいこと伝えたいことはこういうことなんですね。
「私が伝えようとしている「祓い」というのは、
すべてのものを自分のプラスに変えていくということです。
人はこれをプラスに変えるからこそ人間になってきたのです。」
「物事の良しあしというのは、
人間の判断によって変わってくるものであって、
本来この世の中には悪いものとか良いものというものは存在しません。
それを悪いと考えるか良いと考えるかは人間しだいです。」

「清める」ということばについてもちょっと興味深いことが描かれてありました。
「きよめる」はもともとは「気・よみがえる」ということで
神の気がよみがえる、とのこと。
神さまの気によっていのちがよみがえるということなんですね。
単にきれいになる、ということでなく
そこに神のいのちが充ち満ちているというのが清め。
その意味では清め=祓いと同じなんですね。

そしてこの「祓い」と欠かせないのがおまつり。
祓いやまつりは自分のためにするのではなく
神さまに罪や穢れをうつしてはいけないから行うものという、
相手のためにやるものなのですね。
そうすると逆に神さまからのお恵みがくる、というしくみ。
それが「共生」なのです。

祓いというと自分だけを祓うイメージがありますが
そうではなく、国全体を祓うのが大祓。
大祓は国が幸せになるようにとやるものです。
日本全体が払われたら、日本人全体が自分を含めて、
幸せになるということなのですね。
こういう壮大な考えのもとに行われているのが、大祓なのです。

そして日本人のことばは大和言葉。
自然と一体にひとつになろうという共生を考える民族になってきたのが日本。
大和言葉は自然の知恵とひとつになってそれを表すことばなのだと。

大祓ということばは神さまの知恵を表していることばです。
それを頭の中で解釈するのではなく、
神さまが何を知らせようとされているのか、それを肌で感じることが大切なのですね。

で、読んでいくと遺伝子の話がでてきました。
遺伝子というのはオフになったりオンになったりして働く、という内容。
あれ?これどっかで聞いたことが・・・。
ということでこちらですね。

     

もう一度読み返したいな、と思ってそばに置いておいた本ですね。
やっぱり読まなきゃ、ですね。

ということでなんかすっごく長い文章になってますが。(いつものこと)

祓いとはマイナスのものをプラスに変えるもの。
そして人生もそういうもの。
「死ぬということは存在しないのだから、
ただたましいが黄泉の国へ行って、またよみがえってくるということです。
世の中はそういう循環のシステムになっているのですから、
またこちらへ帰ってきて、
何度も生まれ変わって少しずつ進化していく。
最後は神さまと一つになる。
これが人生だと思います。
それをやっているのが日本人だと思うのです。」


すばらしい!
感動です。
これがヤマト魂なるものなのかな。

どんなに苦しいことがあってもつらいことがあっても
それを消し去るのではなく、
プラスに変えて循環させる。
それを心がけるときっと本当の幸せを感じることができるのでしょう。

つらいできごとがあっても
それを支えてくれる、応援してくれる人たちがいる。
どんなにつらいできごとがあっても、大事なそのことに気づかせてくれるものなのですね。
愛を受け取ったならばその愛を循環させる。
自分の喜びが他人の喜び。
他人の喜びが自分の喜び。
そんな世の中になったらとても素敵でしょうね。

がんばれ、自分!

ということでまたしても着地点がなく、
ムダに長い文章。

本日もかなり暑いですが
くれぐれも熱中症に気を付けて
こまめに休憩とりましょうね。
では本日も一日がんばりましょう!
よい一日を♪

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