カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

楽天市場からカメラ用品を購入してみたら激安だった

2022年09月18日 08時04分48秒 | カメラ

先日開催された楽天スーパーセールからカメラ用品を取り扱う「HAKUBA」の楽天サイトより超激安三脚を購入したので紹介いたします。



Velbon社から販売されているコンパクト型の三脚です。型式はVO-05とありましたが、同社のM32 miniの似て非なるモノだと思われます。

M32 miniとは三脚部が同じです。雲台においては自由雲台が装着されていますが、雲台を取り替えられる仕様とはなっていません。カメラとの取り付け部は取り外しが容易なクイックシュー対応となっています。

便利です。

また脚は伸縮しません。よって高さの調整もできません。

付属品に収納ケースとGoProが装着できるアタッチメントがついていました。



この三脚の最大の特徴が「TOKYO 2020」のロゴです。

このロゴが理由でうれしい激安価格になったことが予想できます。

販売価格は2,980円ですが、大特価の980円で販売です。



脚においての質感は問題ありませんが、脚の稼働部や雲台の質感がかなり安っぽかったです。

メーカの説明には「特殊樹脂パーツを採用した自由雲台は、軽さと十分な固定力を備えている」とありましたが、調べてみるとやはり「ABS」樹脂でした。

華奢な印象で、必要以上の負荷がかかった場合「ポッキリ」いっちゃいそうな特殊樹脂ですが、説明にもあるとおり軽さはピカイチです。脚はアルミのためか全体で250g程度です。この軽さはある意味正義です。


ここまで書いて、実際の使い勝手を書かないのも違和感がありますが、私の撮影スタイルは都市建築の撮影が多いためコンパクト三脚を利用する機会が無いのがその理由です。

コンパクト三脚は使う用途が限られますが、遊び程度に手を出すのであればとても良い製品だと思いました。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリンパスのマジックフィルタがクールすぎるのでいろんなところで撮ってみた

2022年07月03日 08時02分45秒 | カメラ

OLYMPUS のネオ一眼カメラSTYLUS SP-820UZには撮影モードの一つとして「マジックフィルター」があります。

同社一眼カメラの「アートフィルター」のコンデジ版がコンセプトだと思うのですが「ポップ(ポップアート)」「ミニチュア(ジオラマ)」「ドラマチック(ドラマチックトーン)」(カッコ内がアートフィルター名)など、ほぼ同じ表現のフィルタもありますが、マジックフィルターにしかないフィルタも存在します。

その最たる例がタイトル画像にもある「ロック」フィルタです。

JR川崎駅前のロータリーを撮影したのですが、もうピンクとブラックの2色のみで構成されグラデーションもディザ処理のように見せる、といったかなり振り切ったコンセプトで説明がなければ「これナニ?」レベルの写真、いや写真と言っていいものかどうかもわかりませんが。

でも強烈な個性を出すことができます。

今回はこの「ロック」で攻めてみようと思います。



こちらは川崎駅の歩道橋から駅に向かってやってくる車を撮影しました。大きく写した信号機がいいアクセントになるかと思いましたが、ロックフィルタの前では飾りにもならず、逆に車のディティールのが強く表現されました。



羽田空港第二ターミナルから全日空の旅客機を撮影してみました。さすがのロックフィルタもこの被写体においては何を写しているかわかります。



こちらも羽田空港第二ターミナルからの撮影です。第二ターミナルの象徴的ともいえるエレベータの「床面」を撮影ポイントとして選びました。

ベンツで有名なメルセデスのコレクションショップ「Mercedes me Tokyo HANEDA」を示す文字ですが、カッコ良く決まったと思います。


こうしてロックフィルタの写真(?)を複数並べて見るとまた面白いものです。

ちょっと新聞的に見えるのは私だけでしょうか。

クセがありすぎてもう写真といえる境界を越えている表現ですが、こーいう過激なフィルタを使いこなせれば格好いいなと思いました。

※なお現行のOM SYSTEMのカメラではマジックフィルターは2014年頃の製品を最後に廃版となっております。悲しい。。。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野毛山公園でPowerShot G5の使い勝手を試してみた

2022年04月16日 08時04分23秒 | カメラ

カメラの試し撮りによく行く「横浜みなとみらい21」いわゆる横浜ランドマークタワーをはじめとする「写真映え」する建築物が多い地域です。

最寄りは桜木町駅ではありますが東側が横浜みなとみらい21だとしたら西側の野毛町もなかなか面白い街です。

先日購入したPowerShot G5の調子を見るのも兼ねて野毛町の野毛坂を登り、野毛山公園に行ってみました。

野毛山公園は桜木町駅前という立地にしては大きい公園です。「散策地区」「展望地区」そして「野毛山動物園」と大きく3つのエリアに分かれています。


タイトル写真は野毛山公園内にある「野毛の吊り橋」です見た目は横浜ベイブリッジのようです。展望地区と野毛山動物公園をつなぐ陸橋として利用されていますが主塔の高さがかなりあり、野毛山公園のランドマークになっています。

隅田川ブリッジウォークでちょっとは橋の撮影スキルが上がったかなと思っていたのですが、いかんせんPowerShot G5の広角側である換算37mmの焦点距離ではちょっとこの橋の全景を捉えるには適切ではありませんでした。28mm以下が望ましかったようです。



野毛山動物公園内の「は虫類館」で飼育されている「ヨウスコウワニ」(別名:ヨウスコウアリゲーター)です。

屋内施設ではあるのですが、動きが非常に鈍かったため、簡単に撮影することができました。

※ PowerShot G5で撮影:1/40sec F2.8 ±0.0EV 122mm相当 ISO50



キリンです。

PowerShot G5に装備されている光学ファインダで撮影しました。

「広角側にすると本体のレンズ鏡筒の一部が映り込む」問題や「液晶モニタの品質が時代相応で現在だとかなり見にくい」問題より、晴天下のでの撮影はかなりつらかったのですが、なんとか撮影したのがこのキリンになります。

苦労した割にはピントが中抜けして、後ろのフェンスを捉えてしまっていました。

※ PowerShot G5で撮影:1/250sec F4.0 ±0.0EV 76mm相当 ISO50



展望地区にある展望台からの撮影です。

横浜みなとみらい21地区からとはちょっと違う風景の中からの横浜ランドマークタワーを見ることができました。

野毛山公園自体が町中に存在するため、近隣の住宅街があまり入らないような構図することに気を遣いました。

※ PowerShot G5で撮影:1/1250sec F4.5 ±0.0EV 85mm相当 ISO50


デザインはとても好みで格好いいPowerShot G5ですが、今となっては使い勝手が非常に悪いデジカメだったという評価になってしまいました。

撮影と再生の切り替えスイッチが華奢なせいか操作に気を使ってしまうため、操作の流れが悪いこと、液晶モニタの品質が不満だから光学ファインダを使ってみても視野が「?」な仕様であること、レンズキャップが紐でブラブラつなげている仕様が使いにくいなど(これは当時の流行ですね)が主な理由です。

以前に紹介したオリンパスの「CAMEDIA C-4040」の方がまだ使いやすいと感じました。


画質に関してはかなり綺麗に写るので、もう少し使い続けていればと考えています。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当時羨望の的だったPowerShotG5は今見てもやっぱり格好良かった

2022年03月26日 08時01分09秒 | カメラ

オリンパスのオールドデジカメCAMEDIA C-40404ZOOMに引き続き、CANONのPowerShot G5(2003年発売:現在生産終了)を入手しました。

発売当時2/3型500万画素CCD搭載機が先行して発売されていたせいもあってか、サイズがワンランク落ちる1/1.8型CCD総画素数約500万画素を搭載したPowerShot G5の評価は低かったのが思い出されます。ネット上の書き込みで軒並み「一つ一つの画素が小さくなりすぎているので感度をあげることが限界に来ている」という批判が多かったようです。

※1.8型の500万画素CCDを使用している当時のカメラは他にもオリンパスのCAMEDIA C-5050 ZOOMやNIKONのCOOLPIX E5400らがありました。


画像処理エンジンとしてDIGICを積んでいます。当時は高画素・大型映像素子最強説がまだ大手を振っていた時期だったので、撮影画像を処理する映像エンジンも非常に重要であることはあまり語られていませんでした。

2022年現在のスマホカメラの画質を見れば映像エンジンが同じように重要なのかは言うまでもありません。


さてタイトル写真はPowerShot G5の正面からの撮影です。

細長いフラッシュや弁当箱デザインは前機種のPowerShot G3とほぼ変わりないですが、外装のアルミ素材にブラックアルマイト処理された姿は私好みのデザインです。



上部軍艦部を撮影しました。

状態表示のモノクロ液晶やアクセサリーシューの存在がハイエンドさを表しています。


また気になる点といえば、

  • 電源ボタンと撮影・再生切替えレバーが華奢で壊れそうなこと

  • ISO設定のダイレクトボタンがないところ

があげられます。ISO上限がISO400までしか無いのであまり使わないため省略されたと思います。



背面からの写真になります。

2001年辺りからちらほらと見かけるようになったバリアングル液晶方式です。2022年現在のものと比べるとモニタの映り込みが強く、撮影の際はかなりストレスがたまりました。その対策のためかコンパクトカメラと同様の構造の光学ファインダがついていますが、この光学ファインダも広角側に設定すると自身のレンズ鏡筒が映り込んでしまうため、それはそれでストレスがたまりました。

撮影した写真の画質は満足いくものであるにもかかわらず、使い勝手はなかなか癖のあるカメラだと感じました。



いい作例ではありませんが、川崎駅前のNTT DoCoMo川崎ビルの屋上を撮影しました。
曇天だったため、ちょっと鮮やかさにかけますね。

※ PowerShot G5で撮影:1/250sec F5.0 ±0.0EV 140mm相当

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今更ながらエントリーモデルのフィルムカメラを新しくしてみた

2021年12月25日 07時59分53秒 | カメラ

今まで使ってきたCANON EOS KISS IIIの日付設定が2019年以降刻まれないため、あたらしくEOS KISS 5を購入しました。全身シルバーのデザインがとても未来的です。

中古購入ではいつもお世話になっている近所のキタムラで「本体のみ」を取寄せ購入したのですが、何とリモコンが付属してました。以前購入を考えたこともありましたが、2,500円程度とちょっと微妙な価格だったので購入を控えていた製品です。それがサプライズ的に入手できたことは嬉しい限りです。

さらにミラクルは続きました。EOS KISS 5のレンズキットに付属するEF28-90mm F4-5.6 II USM(単品販売無し)が新品同様でジャンクコーナーに1,000円で叩き売りされていました。使えるかどうか未確認ですが即購入。自宅にてEOS 7Dに装着して確認したところ、何と正常に稼働しました。



このEOS KISS 5の特徴は後ろからのスタイルです。

状態を表示するモノクロ液晶は通常軍艦部に配置されていますが、EOS KISS 5は背面に配置されています。日付設定用の小さい液晶は良く見ましたが、このサイズのものはEOS KISS 5が初めてではないでしょうか。今までコストの問題で取り付けることはできなかったのかどうかは謎ですが、非常に見やすく使いやすいことは確かです。

またAFはスーパーインポーズ方式が採用されています。当時はEOS KISS 5のようなエントリーモデルにもやっと搭載され始めた時期だと記憶しています。



こちらはEOS KISS IIIの液晶部です。他の機種と同様に軍艦部に配置されています。これはこれで使いやすいのです。


動作チェックを東京駅周辺で行いました。なおEPSONのフラットベットスキャナGT-X770を使ってネガフィルムを取り込みました。



東京駅の象徴ともいえる「丸の内駅舎」の南ドーム部を撮影しました。

撮影の時間帯が正午過ぎだったため、印象的な影が強く出た写真になりました。



KITTEの一階ホールから撮影しました。明暗差が激しい構図でしたが暗部も潰れることなく描写されるあたりがネガフィルムらしい仕上がりです。EF28-90mm F4-5.6 II USMは手振れ補正機構のないレンズではありましたが、ブレなく撮影することができたのは嬉しい限りです。



KITTEの屋上庭園からEF70-300mm F4-5.6 IS USMで東京駅に入る京浜東北線と山手線を撮影してみました。手前の並木を見ると圧縮効果が良くあらわれています。



銀座の並木通りです。

理屈はうまく説明できませんが、感覚的にこれが一番フィルム写真らしい写真だと思います。前回でも述べましたが、やはりフィルムカメラとデジタルカメラはどっちが上だ下だ、というものではなく別の表現機材なのだと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする