これまで、「デジカメの達人」「デジカメde!!同時プリント」といったWindows98ないし初期のWindowsXP時代の写真管理ソフトを取り扱ってきました。このジャンルのソフトは完全淘汰されたと思っていましたが、今も細々に生きながらえているようです。
ピークは過ぎたかもしれませんが、自身も購入したWindows10時代の写真管理ソフトを紹介します。
SOURCENEXTから発売されている「たっぷりデジカメ2」です。実際に購入してみましたが、基本的な考え方は「デジカメde!!同時プリント」と同じで、アルバムなりフィルムなり、フォルダなりの器を作って、そこにオリジナルのコピーを登録していく、といった方式です。
写真の編集もできますが、自動一括処理はありません。個別に変更していく方式です。
Exif情報もこのように表示されます。
結構見やすくて好感が持てます。カメラメーカから提供される管理ソフトもかなり細かくExif情報を見ることができるのですが、実際知りたい情報がピックアップされているのでこれはこれで非常に見やすいと感じます。
お店プリントのためにか、このソフトにはメモリカードに書き戻す機能があります。でも何か違和感がありました。今時であれば16GBとか、せめて8GBあたりからスタートしてもいいんじゃないかと思いますが、8MBとか16MBとかが選べるようになっています。
この2020年に8MBのメモリーカードって何?今時それ自体探すことが困難ですね。
これってかなり昔のソフトがベースになっているのだと理解しました。
さらにピンときたのが、自身も所有しお世話になっていた「デジカメNinja X」というソフトです。
Windows10では残念ながら動作不可ですが、今回の「たっぷりデジカメ2」の仕様はこのソフトとほぼ同じです。名前を変えてリニューアルしたのかもしれません。
PC向けのソフトは少なくなってきているかもしれませんが、昔のデジカメ管理ソフトは脈々と続いています。
うれしい限りですね。