カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

柴又帝釈天がかなり狭いと感じる問題

2022年12月24日 08時11分06秒 | 東京

葛飾区柴又の帝釈天にやってきました。

今時の若い方にはもう馴染みは無いかもしれませんが、私の世代では釣りバカ日誌と同じかそれ以上に知名度の高い映画「フーテンの寅さん」のロケーションで有名な場所です。

「フーテンって何だ?」と小さい頃、親に聞いた時「帰る家も無くフラフラしているやつのことだ」と説明され「寅さんっていうのは浮浪者とか乞食のような人なんだ」と歪んだ自己解釈をしてしつつも「その割に小綺麗な格好しているよな」と不思議に思ったのも今は昔です。


タイトル写真は帝釈天の境内から「二天門」と「大鐘楼」を撮影しました。

二天門の大きさは隣の自動販売機から推察するとかなりの大きさなのだとわかります。



寺社めぐりの際に目につくのが彫物です。山門とかの装飾によく使われることが多く、神田明神のド派手な山門に彫られている狛犬と同様のもが、帝釈天の山門にもあります。

帝釈天の中には「彫刻ギャラリー」と呼ばれる見事な彫り物をいくつも展示しているスペースがあります。特に着色されていない木の質感を大切にしたものばかりですが、その数と緻密さにかなり圧倒されました。

参拝料(有料)での見学となりますが、柴又帝釈天に来たならば、一度見なければ後悔すると思いました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/60sec F4.2 -0.7EV 36mm相当 ISO320



こちらは邃渓園(すいけいえん)と呼ばれる、帝釈天内の庭園の見学順路です。

放射線状の遠近感構図を見ると脊髄反射のようにシャッターを切ってしまう自分に気づきました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/60sec F4.5 ±0.0EV 40mm相当 ISO800



庭園の一部を撮影してみました。

中の芝生等は立ち入り禁止で、完全に景観を楽しむためのみの庭園です。

心ない人たちに踏み荒らされる可能性があるのならこういうのもアリだと思います。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/250sec F7.1 ±0.0EV 28mm相当 ISO200


帝釈天の境内はその知名度に比べかなり狭く感じましたが、邃渓園や彫刻ギャラリーを含めるとかなりの敷地面積なのだと感じました。

高額な拝観料では無かったですが見所は多く楽しめました。次回来た際もきっと彫刻ギャラリーは観覧すると思います(ホント感動した)



コメント (6)
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