川崎駅から近いということで、羽田空港へ旅客機の写真を撮りに行くことがしばしばあります。羽田空港には京急線の羽田空港第1・第2ターミナル駅と羽田空港第3ターミナル駅がありますが、そのひとつ前の駅である「天空橋駅」と直結している大型複合施設「羽田イノベーションシティ」から離陸する旅客機を撮影しました。
羽田イノベーションシティからはB滑走路より離陸する旅客機を「真正面」から捉えることができます。写真はいつもの旅客機撮影に使用する「OM-D E-M1」や「EOS 7D」ではなく、高倍率コンパクトデジカメのPowerShoto SX610HSでの撮影だったため、かなり難航しました。
タイトル写真は唯一まともに撮影できた写真となります。
ピントは合っているはずですが、カメラ自体の性能の問題か、明瞭度に欠けるモヤッとした機体の写真となってしまいました。
A滑走路に着陸する旅客機の真横からの姿を捉えることが出来ました。
着陸する時って機体の先端がちょっと上がった状態で着陸すると思い込んでいたので違和感を感じました。
※CANON PowerShot SX610 HSで撮影:450mm相当 1/200sec F6.9 ±0.0EV ISO800
こちらが撮影に使ったPowerShot SX610 HSです。
焦点距離が25mm~450mm相当をフォローする高倍率コンデジです。2017年頃新品購入し、写りやAFの効きも良く常時持ち歩いても気にならない重さとサイズであるといった、欠点が無い良いカメラですが、旅客機撮影にはちょっと画角もAFスピードも厳しかったようです。
※レインボーブリッジを徒歩で渡ったときの写真なんて目が覚めるような写りを見せてくれています。
PowerShot SX610 HSでの撮影は、かなりの近距離で旅客機を撮影できる環境であったにもかかわらず、機体を入れた写真を撮ることはかないませんでした。
まぁこれはこれで面白い写真ではありますが。
※CANON PowerShot SX610 HSで撮影:200mm相当 1/1000sec F5.6 ±0.0EV ISO500
残念ながらB滑走路からの離陸は現在15:00~19:00の時間帯だけとのこと。正面から撮影できる離陸撮影はアクセスの良さも含め貴重だと思います。
今回はロケハンで撮影したような中途半端な結果になってしまいましたが、次回の撮影の機会にはE-M1とM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIにてド迫力な離陸写真を撮ってみたいものです。