コロナ禍以前の状態に戻りつつある昨今、川崎大師の風鈴市も従来の境内内での展示販売形態に戻ってきました。
鉄器の風鈴の澄んだ音色も捨てがたいのですが、やはり風鈴といえばガラス製のイメージがあります。
ガラス風鈴の歴史は江戸時代まで遡るようで、ガラス製の風鈴は江戸風鈴として今も昔も名を馳せています。
タイトル写真は印象に残り、かつとても品があると感じた金魚鉢を模した風鈴です。音色はもちろんのこと目でも涼しさを感じられました。
水の中にいるような「水色」の風鈴も目を引きました。
ガラス内の水泡が、涼しさを引き立てます。
※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZで撮影:1/160sec F7.1 +0.3EV 100mm相当 ISO200
大本堂前に飾られていた風鈴を撮影してみました。とても小さい風鈴たちでしたが、超望遠レンズで狙っただけあって大きさは微塵も感じさせず、綺麗に対角線構図を決めることが出来ました。
※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/320sec F6.5 -0.3EV 520mm相当 ISO640
川崎大師の参道「仲見世商店街」です。コロナ禍の影響もあって風鈴市の時期でも、ここ数年は閑散としていましたが、やっと活気が戻ってきたようです。
※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/320sec F8.0 ±0.0EV 235mm相当 ISO2000
各県の個性的で品のある風鈴の中、私の子供時代からの「懐かしい~」風鈴も展示・販売されていました。
※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/500sec F7.1 ±0.0EV 310mm相当 ISO2000
川崎大師に限らず全国で風鈴市は開催されており、ネットも含め販売されていますが、住宅街にいても風鈴の音は聞こえてきません。きっと部屋の中に飾っているのかもしれません。
そういう時代だと言ってしまえばそれまでですが、風情は今後も残っていけるのか?と、ふと感じてしまいました。