最近物価高の影響か、量販店のノートパソコン売り場へ行くと軒並み100,000円以上のものばかりが目立つ中、1年ほど前に格安で入手した富士通の中古ノートパソコンを紹介しようと思います。
機種はLIFEBOOK A576/PX。多分企業で使われてたと思われます。2017年発売とのことなのでリースが5年と考えると2022年以降、中古市場に出てきたモデルだと思われます。
CPUはCore i5 6300Uと呼ばれるWindows10時代のCPUです。メモリは当時の最新規格であるDDR4に対応しています。2017年当時は安心して使用できたノートPCと思われます。
天板を撮影しました。
富士通のロゴと下部の赤いラインが特徴的です。直線的なボディと黒い筐体は無骨で好みです。
モニタサイズは15.6型のワイドサイズ。ビジネス用ということで視野角が狭いTFT液晶だと思われます。解像度は1366x768でちょっと粗さが目立ちますが、キーボードはテンキー付きのフルキーボードでキートップも大きく使いやすいです。
DVDドライブと奥にUSB3.2 Gen1端子があります。USBのマウスを繋げることが多いですが、転送速度がUSB2.0に比べ10倍以上も速いことを考えると、マウスで占有するのは何とも贅沢な気がします。
左側にメモリ増設蓋など見えますが、CPUが発する熱を廃棄する場所を清掃するために蓋が取り外しできるようになっています(右側)。埃が溜まりやすいところなのかもしれません。
ちょうど余っていたこともあり、メモリは最大の32GB、内蔵HDDはSSDに入れ替えましたが、Windows10の動作やサイト閲覧、YouTube視聴程度の使用であればメモリは8GB~16GBで十分と思われます。
本体は5,000円で入手できましたが、キーボードの調子が悪かったため2,500円ほどでオークションでキーボードのみを落札し、ACアダプタの調子も悪かったので秋葉原で1,000円ほどで入手しました。バッテリーが劣化していたので3,500円ほどで楽天市場で互換バッテリーを購入、結局のところ計12,000円ほどかかってしまいましたが、ジャンクからのリペアを趣味として考えれば1万円程度は許容範囲内ではないでしょうか。
せっかく再生したノートPCですが、残念ながらCPUのスペック不足でWindows11へ正式にバージョンアップすることができません。Windows10のサポートが2025年10月で終了するため、その時までにこのPCの使いどころを考えておかなければなりません。