水運が古より盛んな東京で「運河ルネサンス」に指定されている高浜運河の橋梁を以前撮影しましたが、同じような運河が他にも無いか探してみたところ、もんじゃ焼きで有名な東京都江東区月島に朝潮運河というのがあったので早速行ってみました。
タイトル写真は、朝潮運河の東側に位置する「朝潮大橋」からの撮影です。
写真左側に捉えた晴海ビュータワー初めとする高層ビルが建ち並ぶ壮大な景観を撮ることができました。
朝潮橋です。
目の覚める朱色で塗装された長さ100mにも満たない小さい橋です。
高浜運河よりも朝潮運河の方が川幅はありますが、橋自体はこじんまりとしたものが多いです。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/100sec F8.0 +0.3EV 44mm相当 ISO200
晴月橋(せいげつばし)を撮影しました。
晴海と月島をつなぐ橋ということらしいです。JRの京葉線とか総武線とかと同じ命名規則ですね。見た目は平凡ですが、60年以上前に竣工された橋です。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/250sec F8.0 +0.3EV 36mm相当 ISO200
「朝汐運河専用橋」を撮影しました。
怪しげな立ち入り禁止の橋です(※字が違うのがまた怪しい)
最初は水道橋かと思いましたが、どうもそうではなく人道橋のようです。もしかしたらメンテナンス用の橋なのかもしれません。にしてもトラス式の橋はやはり目立ちます。
トラス式といえば「天王洲ふれあい橋」も同様のトラス橋で、やはり橋幅も極端に狭かったと思います。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/320sec F8.0 +0.3EV 28mm相当 ISO200
朝潮運河も「運河ルネサンス」の指定運河になっているためか、十数年前の雰囲気はすでに無く、開発された臨海地域への変貌していました。
晴月橋は竣工60年は経っている橋梁ですが、これでも東京都内の歴史的には中堅クラスです。隅田川に架かる橋は軒並み竣工100年クラスが多いです。
※隅田川に架かる橋梁は関東大震災後の復興事業で架けられたものが多く、東京大空襲でも残りました。
高浜運河も層ですが、再開発で近代化が進んでも、いろんな意味で東京湾近辺の「匂い」が残るところだなと思います。
品川の運河と月島の運河の違いが面白かったです。
運河ルネサンスといわれるだけあって、運河を中心に10年以上前から東京も再開発が進んでいます。
私も再発見させていただきました。