3月11日に襲った大震災。
人間の飲み水もない中、花たちにあげられる水は無い。
思い出のこもった「ガジュマル」はまだ小さいので、使う水は僅か。
これだけは助けたいと、水やりを続けていた。
3月16日。被災地には無情の大雪。
雨どいからしたたり落ちる、水滴を集めるバケツを、沢山並べた家庭も多かった。
我が家は、残念ながら、雨どいからの水は全て「雨水ます」へ行ってしまう。
そこで、発砲スチロースに、雪を集めて。雪解け水を使う作戦を開始。
翌日、雪解け水で、庭に小川が出来ていた。
結構深く掘り下げて、芝が花壇に侵入しないようにしてる溝に、雨がたまって、大雨の日などは小川になる。
結構きれいな水。
この水をくみ上げて、鉢植えに久しぶりに給水。
余りの冷たさに植物もたちも、びっくりしたことと思う。
これで、少し安心。ある秋の日の雨の庭。