花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

芒種(ぼうしゅ)・高濃度の廃棄物地層処理へ・10万年の耐用年数・フィンランド開始

2011年06月06日 | 脱原発・原発廃止へ

 モンタナ


「芒種」とは「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」とあります。
「イネ科の穀物の種をまく頃」とありますが、もう田植えは終わっていますので、年々早めに田仕事が始まるようになったということでしょうか。
そういえば、田んぼに「レンゲ」を植えなくなった理由も、「レンゲ」が肥料に使えるようになる前に、田仕事が、始まってしまうことにもあると、聞いたことがあります。

これから、カマキリが生まれ、蛍が生まれ、モズが鳴き始め、梅が黄熟し、ウグイスが鳴かなくなり、入梅を迎えます。

青森県知事選挙に思う
6月5日青森県知事が三選されました。
知事の人となりは、何も分かりませんが、かの人は「原発推進派」でした。
青森には「六ヶ所村」という、とてつもない大量の「高濃度廃棄物」を抱え、さらに建設中・計画中の4基の原発を「安全専門委員会」なるもので検証しながら推進するという。
「安全無くして、原発なし」という、「安全神話」を、県民が受け入れたということなのでしょうか?
日本の原発は今までだって「安全」といわれ続けてきました。
もし、下北半島が大きな天災におそわれたり、一基が何かの原因で制御不能になったら、連鎖して全ての原子力設備が……。


地層処理
また、事故の問題と同じくらい、怖いのは、本当に「放射性廃棄物」を、安全に処理できるのかという問題です。
フィンランドでは、地下500メートルに埋める地層処理施設の建設が始まったそうです。
その施設の耐用年数は「10万年」。
「10万年後の人類が、今の言語を読み取れるか否か」を、まじめに議論しているそうです。
「考古学者が間違って掘り起こさないよう」絵標識も残さなければならないのではないか、などと。(ここまで来ると、笑いも凍りつきます)
つまり10万年間「人類はそれに触れてはならない程危険」なものなのです。
10万年間遮断しなければならないような「ゴミ」を、生み続けることは、「恐ろしいこと、許せないこと」だと思うのですが。

2011.07.20朝のNHKニュースでは、各国が積極的に「地層処理」を進めるよう、促す旨の意見が、EU(多分)の原子力機関から出されました。     原発廃炉に向けて