夜行列車 桃太郎

願わくば、あなたに夜行列車の楽しい思い出だけが残りますように!

2015.2.7~8撮影記(蟹田駅)2回目

2015-02-10 23:14:31 | 鉄道

2回目です。このペースですと全3回で参ります。

定時にはまなす見送って、なが~いホームをまた青森側へ。

この日はおぼろ月夜。うっすら雲がかかって気温は低くても風がない。

ビデオ撮影にはうってつけです。

23:05頃、8010レ運転士さんが跨線橋をトントンと渡って来る足音が

聞こえます。あ~定時だ。

 

 

 YouTube 

 

2015.2.7寝台特急カシオペア(蟹田駅)【平穏な夜】 

カシオペアの車内、盛り上がってました

車内暗くして車窓を楽しんでおられるかた、多かったです。

さて、ここからが問題の時間。

8010レを見送って23:15。暫くすると23:28に青森発蟹田行き最終列車が

到着。乗客降車5分後ドア閉め、すぐに入替え作業が始まります。

作業開始は23:33頃。2レ到着は定時23:38。

駅端にいる私を認めるや駅員氏、ダッシュで駆け寄ってきます。

「あちゃ~、やっぱダメだったか・・・」

駅員「駅業務終了しましたから直ちに出て下さい!」

私「あと5分ダメでしょうか?」

駅員「ダメです!すぐに片付けて出てって下さい」

私「わかりました。すぐ出ます。あ、ここで出札して下さい」

瀬辺地~蟹田 の乗車券を出します。

駅員「最終に乗られてたんですね。ありがとうございました!」

私「・・・・・」

とにかく2レが来る時刻に構えなきゃなりません。

駅舎出たとこで ンゴゴ~とかいってギェェ~ 2レ来ちゃったよ!

しかも地面凍ってるし、滑りながらカメラ持って変な空き地の

排雪山に登って手持ちで構えます。

 

参ったな~ よりによって2レを落とすとは・・・

しかし撮れなかった訳じゃないし、1レで取り返そう。

てか、この雪山のアングル、画角は狭いけど意外によかったり

して・・・

最初からココに来てたら~って、過ぎた事ウジウジ言っても

始まらないから気持ち切り替えます。

次は8001レです。この時刻はどこトレでトワの運行が見れますから

チェック。定時です。ついでに1レも定時。

では駅の北へ行って待機するとします。

駅北のアプローチは雪がないとできません。少々歩きます。

積雪は80cm。スの入ったガリガリの氷雪なので、長靴で雪を

踏むと60cmはもぐります。そこから出て次歩でまた60cmもぐる。

こんなことやってりゃ10mでギブアップです。多分雨が浸み込んで

中がとけて空洞ができてる。体重かけると簡単に崩れるので圧雪

にはならないです。硬いけどもろい・・

そこでカンジキの出番。これがありゃアメンボのように

ス~イスイってはずでしたが、それでも10cmはもぐる・・・

しかし格段に歩き易いのは助かります。神社を抜けて

高低差5mの斜面を登ります。築堤下は川のような水路があります

が、水が細くて難なく突破。斜面は階段のように踏み固めて

おけば帰路は楽々です。

この作業は前夜現着と同時におこなっておいたので道はできてます。

踏み固めておくのが面倒作業で、わずか100m進むのに20分かかり

ました。腰ぐらいの積雪でなかったのが救いです。

ゲバをセット後戻ってしばし休憩。AM2:40再出区します。

駅の照明はさすがに届きません。結構辛かったです。

カマ出しは・・・撮り鉄泣かせですが、仕方ない。

YouTube

2015.2.8寝台特急トワイライトエクスプレス(蟹田駅)【津軽の静かな夜】

闇の中、8001レを見送って本命1レに備えます。

蟹田駅を通過するのは定時1レだけ。そのシーンは是が非でも撮って

おきたかったです。

しくじらないよう少し体操しますと・・・眠くなりました~

むぅぅぅ~ ベストを尽くしたので悔いは残さず!

ここまで・・・・・長かったです

ヘトヘトだったんですが来て良かったと思えるシーン、堪能させて

頂きました。

ためらいもなく要所駅を通過して闇に溶ける北斗星。見届けましたぞ!

YouTube

2015.2.8寝台特急北斗星(蟹田駅)【蟹田定時通過!】

↑ビデオは手持ちで撮った2レも入れておきました。ポイント通過音

が録れてました~

時刻は4:46。もうこの時刻は始発のために駅が開いているので

すぐさま片付けて202レを待ちます。

この戻るタイミングのためだけに前夜足場工事しておいた訳です。

思えば越後中里で塹壕掘り40分 ここ蟹田で突き固め30分

答えは雪に聞け!(爆)

入場券買ってホームへ向かいます。当直明けは昨夜私に勧告した

駅員氏。挨拶したら、どうぞどうぞ~!って拍子抜けしました。

ラストのはまなすは、次回です。