行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

母なる宗教

2013年10月01日 | 禅の心
○キリスト教、ユダヤ教、イスラム教はもとは同じで、砂漠地帯から生まれた宗教なんじゃ。

○砂漠地帯では自然は克服するものなんじゃ。

○それに対して仏教は湿り気の多いモンスーン地帯で生まれた宗教なんじゃ。

○モンスーン地帯では、自然は人間と一体であり、自然の恵みに感謝するものであると考えるんじゃ。

○キリスト教やイスラム教には厳しさがあり、歴史的に見て攻撃的なところがある。父なる宗教なのである。

○それに対して仏教は争いを好まない。母なる宗教なのである。

○仏教には人間は万物の霊長であるという考え方はない。

○人間は他の動物や植物と同じであると考える。

○穏やかで自然に対して謙虚なのが日本人なのである。

○しかし最近は、攻撃的で自然に対して謙虚でない日本人が増えてしもうた。

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