今日は東京マラソンをテレビ観戦していましたが、
元祖山の神の今井選手が好タイムで頑張りました!
長崎出身で沖縄マラソンのPR大使を務める藤原新選手は、
復帰をかけた一戦だったのですが、1週間前の沖縄マラソンの疲れが残っていたのか、
残念な結果に終わりました。
さて、私は長崎から前日に沖縄入りし、レンタカーで受付会場の総合運動公園へ向かいました。
スタート・ゴールがこの会場になりますが、沖縄の食を集めた「ちゅーぶクワッチーフェスタ」も同時開催されていました。
早速着くなり、ジャンボチーズバーガーをガブリ!
他にもたくさん気になる料理があったけど、
完走してからのお楽しみにあれにしようかこれにしようかと夢は膨らみます♪
そして、マラソン当日。
ホテルの朝食が7時からだったので、7時半にホテルを出発。
会場まで十数キロしかないので、9時号砲には十分間に合うと思っていたのだが…
会場周辺はランナー関係の車で大渋滞。
やっと会場についても、会場内の駐車場はもちろん、周辺の指定駐車場も既に満車。
指定駐車場を転々とし、4つ目も満車であっち行けジェスチャー。
これじゃまさかのかのスタート遅刻か!と思ったそのとき、
駐車整理員とは別の大会係員が行く手を制し、こちらへと手招き。
そこにはなぜか数台分の駐車場が確保してあり、
そこへ特別に停めさせてもらえ、ほっと一安心…も束の間!
すでに会場までのシャトルバスは終了。(ーー;)
他にも同じような状況のランナーが5人ほどいて、
タクシー乗合で会場を目指すことになったのだが、
なんと臨時のシャトルバスが駆け付けてくれて、皆さん無事に乗れました!\(^o^)/
ところが、シャトルバスは他の駐車場にも寄り、
コースが間もなく閉鎖されることから裏通りにまわったことから、
会場に着いたのはギリギリ14分前。
手荷物を体育館に預け、トイレに並ぶもまた大渋滞。
すませて列に向かう途中、遂に号砲。間に合わなかった!(~_~;)
でも、ご心配なく。私のようなファンランナーの位置は、しばらく動きません。
5分ほど経ってようやく進み始め、7分半ほどでスタートゲートを通過しました。
会場の雰囲気はこんな感じ(ゴール後に撮影)。
両膝の痛みを抱えてたうえ、ほとんど準備運動なしの不安なスタートとなりましたが、
7キロ過ぎから膝の痛みがマヒし、痛みは気にならなくなりました。
本大会は、全体の3分の2がアップダウンのタフなコースを反時計回りに走ります。
最大標高差110mのピークが2つもあり、それもレース後半に集中しています。
他にも、なんと嘉手納基地内を一部走れるという特徴があります。
今回は膝の痛みもあったので、目標はあくまでも現実的に、
第1目標を28.5キロ地点の110mピーク越え、
第2目標を過去最長の30キロ走破更新、
最終目標をサブ5と設定していました。
第1目標の110mピーク越えは、登れど登れど終わりの見えない過酷さで、
ほとんどの人が歩いていたけど、なんとか最後まで走り切りました。
でも、そのダメージは覚悟していた以上に深く、
嘉手納基地内のフラットなコースになったものの、
アメリカ人のクレイジーな応援にも全く応えることができず、フラフラ。
そして、第2目標の30㎞地点のわずか300m手前の給水で立ち止まったところで、
遂に心が折れ、歩き始めました。
ランニングウオッチに記録されたケイデンス(1分間当たりの歩数)が、
歩き始めにより30キロ付近でガクンと落ちていることがはっきりとわかります。
実は、本当に過酷だったのはこれから。
再び110mのピークを超えても、ほとんど走る気力が湧かず。
しかも、ムカムカしてきて顔を上げて歩くのも辛くなり、うつむく場面が多くなりました。
ムカつきは徐々にひどくなり、歩いている人にもどんどん抜かれる始末。
いっそ吐いたら、すっきりするのだろうか、それとも体力を消耗するのだろうか、
と悩んでいるうちにいよいよ込み上げてきたが、沿道には切れ目なく応援の観客がいるため、
吐くに吐けずに飲み込むしかありませんでした。
今思うと基地内でもらったチューチューアイスを食べて
胃が受け付けなくなったのかもしれない。
地獄のような坂道の連続に、遂にはリタイアの文字が頭をかすめるように…
ゴールまであと5㎞ほどになったころだったろうか、
沿道で観客の配っていたコーラを受け取り、口に含んでみる。
もう長いこと、水すらほとんど受け付けなくなっていたけど、普段飲まない
コーラが劇的にうまくて、コップ一杯飲み干すことができた。
そのあとは、不思議とムカつきが徐々に収まってきた。
そういえば、コーラが日本に入ってきた当時は、
酔い止めの薬として飲用されていたと聞いたことがある。
走る意欲も少しづつ湧いてきたとき、背後から、
疾風のごとき速さで追い抜いて行った選手がいました。
なんだ?と思って目で追いかけたら、背中にでっかく「アラタ」と書いてあった。
え!?藤原新?何で今頃??
あっという間に視界から消えってったアラタ選手のスピードに圧倒されながらも、
最後のピークを越え、残すところ3キロの下りと平坦のみ。
ムカつきもだいぶ収まり、ここから最後のスパート。
途中少し歩いたが、最後の1キロあまりはノンストップで走り切り、
長い長い道のりのゴーーーール!!!
記録は、ネットタイムで5時間26分55秒、11,427人中4,854位でした!
目標のサブ5は達成できず悔しさは残りますが、
途中の体調不良を考えると、まぁ健闘したといってもいいかな?
あ、そうそう、楽しみにしていた完走後の「ちゅーぶクワッチーフェスタ」ですが、
昼飯食べていないのに、全く食欲がなくてパスしました。(-_-;)
今度の日曜日に開催される沖縄マラソンに出走するため、明日は沖縄入りします!
先月の「雲仙小浜SPAリゾートハーフマラソン」では、
過去最高の2時間0分39秒という記録でしたが、
さらに両膝は悪化し、階段の上り下りもぎこちない状態に加え、
今回のコースは標高差110mのピークが二つある難コースに不安がありますが、
1年2か月ぶりのフルマラソンにわくわくしています♪
だけど、沖縄マラソンを一緒に走ろうと誘ってくれた現地の友人は、
今日から入れ替わりで東京出張だそうな。(笑)
久しぶりの再会も楽しみだったのだけれど、とにかく頑張って走ってきます!
去る10月11日に、「第20回伊平屋ムーンライトマラソン」が開催されるはずでした。
ところが、台風19号の最接近とかさなっなってしまったため、やむなく中止となりました。
今大会は、20回目となる記念大会であるうえ、直前の満月が皆既月食というタイミングだったのですが・・・
年初だったか、このマラソンにエントリーすることをフェイスブックで宣言してましたが、
単にエントリーするだけでなく、皆既月食を伊平屋島でゲットするべく、10月7日から移動を開始し、
10月8日の朝に現地入りする予定を組んでいました。
しかし、広島の現場が入ってしまい、飛行機や宿などをすべてキャンセルしていました。
事務局から中止の知らせが届いたのが10月8日だったので、現場がなかったら現地入りしていたかもしれません。(^_^;)
先日、大会当日に配布されるグッズ類が送られてきました。
大会資料、ゼッケン、オリジナルTシャツ・バスタオル、そして2種類の黒糖など。
完走者だけがもらえるはずのメダルまで・・・
高額な部類になる参加費1万円だけあって、豪華な内容。
一般にはビニール製の袋も、上等なポリエステル製のオリジナル品。
Tシャツの裏には、「星の声援、月の伴奏」の文字が!(トラック野郎みたい…)
これらには、中止となった経緯の説明や、大会準備に汗を流す裏方の様子などのプリントが挟まれていました。
さて、ここで気になるのは支払い済みの参加費。
大会準備で相当お金がかかっているはずなので、戻ってこなくても仕方ないと思っていましたが、
参加費についての記述はどこにも見当たらず。
もっとも、参加費が余ったとしても、参加者が来島することによってもたらされるはずだった
経済効果の損失の方が大きいに違いないと思います。
そして、それ以上にとても残念な思いだったのは、大会運営者をはじめとする島民の方々ではないでしょうか。
ぜったい参加したい大会なので、来年もまたエントリーします!
日本星景写真協会主催の第2回全国巡回展が先日終了し、展示していた4点の作品が返却されてきました。
そこで、その作品を無料でお譲りします。
すでに3点は譲渡先が決まっていますので、最後の1点となります「地球の咆哮」を希望者にお譲りします。
櫻島が噴火した瞬間をとらえた写真となります。
着払いで発送しますので、送料は実費をご負担ください。
また、早い者勝ちとなりますので、予めご了承ください。
ご希望は、メール・コメント・メッセージ等なんでも結構です。
月と星と大地の織りなす惑星地球のギャラリー オフィシャルサイトです。
ブログランキングに参加しています。足跡代わりにポチっと応援よろしくお願いします!
大変遅くなりましたが、3年間続けてまいりました東日本大震災チャリティー写真集
「地の始まりの宙と地の果ての宙(税込1,000円)」・「Once in a Blue Moon(税込2,000円)」
の販売が終了しましたので、結果をご報告いたします。
「地の始まりの宙と地の果ての宙」は印刷実費を引いた収益の全額を、
「Once in a Blue Moon」は売り上げ全額を義援金として日本赤十字社を通じて寄付しました。
※コニカミノルタ販売分は、ギャラリー手数料200円を引いた額となります。
・「地の始まりの宙と地の果ての宙」
476冊 × 462円 = 219,912円
269冊 × 262円 = 70,478円(コニカミノルタ販売分)
・「Once in a Blue Moon」
42冊 × 2,000円 = 84,000円
寄付総額 : 374,390円
本企画にご賛同いただき、写真集をお買い上げいただいた多くの皆さまに、
この場を借りて心より感謝申し上げます。
これで終わりということではなく、また機会があればやりたいと思っています。
今後ともよろしくお願い致します。
写真集「Once in a Blue Moon」と「地の始まりの宙と地の果ての宙」の2冊を、
東日本大震災の復興支援として販売してまいりましたが、
残り少なくなったため、3月末をもって一区切りとし、販売を終了します。
お求めは、下記サイトにてご注文ください。
http://www.netlaputa.ne.jp/~ttake/Publications/Publications.htm
まだまだ復興には程遠い状態ですので、これで終わりということではなく、
今後も何らかの形で続けていけたらと思っています。
野崎島と聞いてピンとくる人はまずいないだろう。
場所は長崎県五島列島の北の端。
管理人がひとりいるだけで、実質的な住民のいない無人島。
なぜ野崎島へ渡ろうという気になったかというと、
丘の上に建つ教会の佇まいがとても素敵で、写真に収めたいと思ったからだ。
野崎島へ渡るには、隣の小値賀島からしか船が出ていないので、まずは小値賀島へ渡る。
小値賀島へはいくつかのルートがあるのだが、吾輩は佐世保からフェリー「なるしお」に乗って渡ったのであった。
ちなみに乗船料は、大人ひとり2等片道3180円也。
ちょっとお高いなと思ったあなた!往復で買うとなんと4000円の超お買い得に!!
野崎島へ渡るには、予め「おぢかアイランドツーリズム」に連絡が必要。
小値賀島に降り立ったら、まずはフェリーターミナル内のアイランドツーリズム窓口へ向かう。
フェリーが時化で遅れて乗り継ぎの出航まで時間がないため、宿泊料の支払いは帰ってからで良いとのこと。
すぐに200mほど離れた町営船「はまゆう」の桟橋へ向かう。
フェリーより撮影した野崎島の北端。
平べったい小値賀島と違って、白っぽい流紋岩質で急峻な地形をしている。
上陸した港周辺の集落跡。
沖ノ神島神社の神官が2001年に離島したのを最後に無人島化したとのことだが、
いつ崩壊してもおかしくないくらい朽ち果てている。
ここから15分ほど歩いて、唯一の宿泊施設となる「自然学塾村」へと向かう。
そして、すぐに違和感を感じるのが、そこら中に張り巡らされたフェンスだ。
島に何百頭と生息している鹿の侵入を阻むためのものというのはすぐに想像できるが、
無人島でフェンスに囲まれた中で活動する様は、まるでジェラシックパークそのもので、変に気持ちが盛り上がるのであった。
もっとも、ゲートは開放されたままなので、鹿が自由に出入りしてるけどね。
自然学塾村への道は途中やや高いところを超えていくが、
視界が開けるとともに、美しい白亜のビーチが目に飛び込んでくる。
ビーチの周辺の砂丘にびっしりと生えているのは、「はまごう」という海浜植物。
鹿が食べないため、一大勢力となっている。
二半岳に登ったときに何度か見かけた赤い実が鮮やかな「玉サンゴ」
島では鹿の食害が深刻なのだけど、真っ先に食べられてしまいそうに見えるこの植物には、毒があるそうだ。
さて、ここが2泊の間お世話になった「自然学塾村」
見てのとおり、旧校舎を改築したものだ。
食事は自炊のみだが、電気、キッチン、トイレ、シャワーを完備している。
なお、鹿とイノシシの侵入を防ぐため、学塾村の周囲はフェンスで完全シャットアウトされており、
夜間は安全のためフェンスの外に外出禁止なので注意されたし。
医者のいない孤立した島なので、やむを得ない措置である。
チェックインした後、さっそくお目当ての教会へ。
かつての段々畑に囲まれ、とても日本とは思えない光景だ。
島の数か所にこうした段々畑跡があり、なるほど東洋のマチュピチュといわれる所以だ。
教会内部もいつでも見学できる。
ステンドグラスから差し込む光が幻想的だ。
滞在中晴れっぱなしで、雲を見ることすらなかったほどの好天に恵まれた。
当然、早起きすれば美しい日の出がこの通り。
全てが絵になるこの瞬間
ビーチで朝日を身体いっぱいに浴び・・・
そして波と戯れる。。。
携帯もろくに通じないこの島で、何もすることがない贅沢。
こんな気持ちの安らぐ旅は何年振りだろう。。。
でも、自然の厳しい場所であることは忘れてならない。
天気は良かったけど、風はものすごく強かった。
きちんとした格好で来てこそリラックスできるというもの。
滞在中、多くの人々との出会いがあってとても楽しかったが、
今度また、友人や家族と共に来てみたいなと思った。
ピエブックスより、読むプラネタリウム写真集「夜空と星の物語」が発売されました。
かなりの数が、日本星景写真協会のメンバーによる作品で構成されています。
表紙は当協会の船橋さん撮影による、ニュージーランド・テカポの善き羊飼いの教会と天の川です。
お求めは、書店かこちらで。
http://www.piebooks.com/search/categories.php?SCID=101
私の写真も1枚使っていただいてます。
月明かりのない土曜日、天気予報は翌日まで降水確率0%だという。
ならば星を撮りに行くっきゃない!
場所は長崎で夜でも車で登れるいっちゃん高いところ、五家原岳山頂1057mなり。
狙うは夜半過ぎの夏の銀河。
それまで時間があるので、登る途中の「コスモス花宇宙館」へ寄ってみる。
土曜の夜で晴天ともなれば、天文台はお客さんで大賑わい。
本日の星空ナビゲーターは、春のスタパーでもご一緒させていただいたピッピ氏。
お互い暗くて顔は見えぬども、話題は尽きず。そこへ、また新たな来客。
おや?聞き覚えのある声。なんと星仲間のO君ではないか!
彼は吾輩がこのあと星を撮りに行くと知るや、明日予定があるので2時間だけ、といいつつ、五家原岳山頂へ付き合ってくれた。
彼の車のトランクには、ご覧のとおり愛機が常備されていたのであった。
いつもは孤独な星撮りも、今夜はいと楽し。
12時までのシンデレラボーイではあるが、ガラスの靴の代わりにガラス玉(望遠鏡)を置いて帰ってもいいんだよ♪
さて、まずは西空に傾き始めたおとめ座のソンブレロ星雲(M104)を狙ってみる。
その名の通り、帽子のような形が特徴だ。
お次は小さめで小口径では難物のこと座のドーナツ星雲(M57)。
望遠鏡で見ると、白く輪っかになって見えることうけあい。
そして銀河中心部が十分な高さに昇ってきたことを見計らい、今夜最も撮りたかった射手座の三裂星雲(M20)に望遠鏡を向ける。
赤と青のコントラストがたまらん!
今度は2倍テレコンを外し、すぐ近くの大きくて明るい干潟星雲(M8)へ。
再び2倍テレコンを装着し、子ぎつね座のアレイ状星雲(M27)。
夏のスターが勢ぞろい♪
すっかり夏の銀河が高くなり、頭上に天の川が濃くはっきりと横たわる。
諫早市の街明かりとダブってしまうものの、標高1000mの天の川は伊達じゃない。
こちらは夏の大三角。左下にはなんとか白鳥座の北アメリカ星雲が確認できる。
さらに白鳥座のデネブからカシオペアに至る銀河の先っぽへ。
左端に写るは北極星。よくよくよ~~~く見ると、カシオペアと北極星の間にパンスターズ彗星の姿が!
吹きっさらしの山頂のはずが、今夜は風がなく、何て居心地のいいことよ。
あれれ??? O君!もうすぐ4時ですよー!!
<撮影データ>
・M8(ちょっとトリミング)
PENTAX K-5IIs, PENTAX105SDHF(700mm F6.7) 直焦点
Vixen SX Mount ノータッチガイド
・M20,M27,M57,M104(めっちゃトリミング)
PENTAX K-5IIs, PENTAX105SDHF(700mm F6.7)+2倍リアコン
Vixen SX Mount ノータッチガイド
・天の川
PENTAX K-5IIs, SIGMA 20mmF1.8 -> F2.2
Vixen SX Mount ノータッチガイド
今年も写真集の販売利益を、下記の通り東日本大震災の義援金として日本赤十字社へ振り込みましたので、ご報告いたします。
☆「地の始まりの宙と地の果ての宙」:462円 × 46冊 = 21,252円
☆「Once in a Blue Moon」:2,000円 × 12冊 = 24,000円
合計:45,252円
郵便局で振り込んで募金受付票を取得したかったのですが、
なかなか行く機会がなかったため、銀行振り込みとしました。
ご協力いただきました皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。
なお、「地の始まりの宙と地の果ての宙」の販売分は残り32冊、「Once in a Blue Moon」は30冊となりました。
完売するまでチャリティーを継続しますので、今後ともよろしくお願い致します。
http://www.netlaputa.ne.jp/~ttake/Publications/Publications.htm