MOONLIT STORY ~月夜の物語~

月明かりに照らされた惑星地球をテーマに星空の写真を撮り続けています。

実録! トワイライトゾーン

2009-06-14 14:04:38 | 旅行
阿蘇山麓を走っていた時のこと。

清水滝という看板が目に入った。

そこで、撮影の対象になるか下見に行くことにした。



途中から牧場の中になってきた。

牧草地帯が広がる気持ちのいい道だ♪





ほどなく道がなくなり、小さな駐車スペースに辿り着いた。

そこから谷間へ下りる歩道が続いているのだが、よく見ると茂みの中に旧道が並行してある。

旧道へ行ってみると、なんとその入口には朽ちかけた鳥居が・・・






旧道は特別危険な感じはしないのだが、竹竿でバッテンにして塞いであった。

これは、通行止めというよりは、行く手を拒んでいるような、そんな感じがしてならなかった。





なんだか胸騒ぎを感じつつも、構わず旧道を歩いてみる。

しかし、やはりなんてことはない。

新道とすぐに合流し、なんだ気のせいかと胸をなでおろしつつ、そのまま谷底へ向って下り続けた。

すると・・・

















な、なんだあの建物は!?

新興宗教の匂いがプンプン漂っており、象の像と戸建がくっついたような造りをしている。






象の頭でなぜか子供たちが笑っている。。。

決してかわいくない。

こわい、こわすぎる!



谷底に降り立ち、建物の中の様子を探ると、窓越しに生活感は感じるものの、全くひとけがない。



と、そのとき!不意に背後に人の気配を感じた。

誰だ!!

振り向いたそこには!!!











ジャジャーン!

またしても理解不能。





なんという投げやりなファイティングポーズ。

あえてパンツには触れまい。




なんだか視界がグニャグニャと歪んできたが、本来の目的である清水の滝を拝むとする。






小さいながらも幾筋もの玉すだれと緑に輝くコケの美しい滝だ。

ここでも視界になんだかチラチラと見えるが、見えないふり見えないふりと言い聞かせながら滝を間近で鑑賞。





ここだけ切り取ると、なんとも趣のある美しい滝であることをしみじみと感じる。




でも、誰かにずっと見られているように気がする。

振り返って見上げると、今度は・・・






そこにもいたか!

もう、さながら怪しげなテーマパークだ。

こんなやばいところに夜来れるわけがない。

住民が現れないうちにと足早に去った。