スタッフ中村が試乗しました! - S1000RR編

2023年07月07日 | モトラッド京葉からのお知らせ

こんにちは、モトラッド京葉 中村です!

 

 

 

さぁ、今回はS1000RRの試乗車を走らせたので、
それについて少し触れたいと思います。

※あくまで”販売員”であって、プロのライダーではないのでご了承下さい。

 

 

 

改めて、S1000RR(パフォーマンスパッケージ)

リッターSS最速を目指して2009年のデビューから常に進化を重ね続け、
今やGSと並ぶほどの存在感を誇るほどになったBMW珠玉の1台。

 

 

 

この手の”SS(スーパースポーツ)”と呼ばれるバイクは
「公道でこんな性能要らんだろ」と揶揄される代表格ですが、
そんな事を言ったら街中を走り回るバイクや車たちは
そのほとんどが性能を持て余しているわけでして。

大事なのは「そんなすごいバイクに乗ってるんだぜフフン」と楽しむ気持ちですよ。

 

 

 

 

で、いざ乗りますと、まぁ速いのなんの。

 

モチロン速さを第一に追求したバイクなので当然の話なのですが、
何が恐ろしいって”速いのに怖くない”というのがもう…。

 

 

 

バイクによっては、加速力に対して車体が負けているという事があり、
そういう場合はステップやハンドルなどから変な感触が伝わって
非常に怖い思いをした、というのを経験したことがある人も多いはず。

中には「わざと車体を弱くしてますッ☆」という酔狂なバイクも存在しますが。

 

 

 

ところがこのS1000RR、
さすがは2023年の最新SSといいますか…。

 

・とにかく速さを叩き出す、猛烈なパワーのエンジン

・そのパワーをしっかりと受け止める、とても軽くて丈夫なフレーム

・更にそのパワーを路面へ着実に伝達する、非常に強靭な足腰(足回り)

・それなのに乗車姿勢や操縦性は良好

 

~といった造りをしていて、すごい勢いで加速をしたとしても
車体がしっかりとしていて余計な恐怖心が沸いてこないんです。

 

「興味はあるけどまだバイク乗った事ないっす」という人は、
幼い頃経験したであろう下り坂で自転車を猛烈に漕いだ時の恐怖
気付けば200km/h以上で走っているのに全然揺れない新幹線
イメージしてもらえれば判るかと。

 

 

加えてSSならでは(その中でもS1000RRは突出していますが)の軽さが合わさり、
土手沿いの道だとかその辺のカーブでも車体がヒラヒラ・パタパタと寝てくれるので、
公道の速度域であっても”バイクに乗る楽しさ”を十二分に享受出来ます。
自分が上手くなったと勘違いするアレですね。

 

 

 

 

 

 

他社製品ですが)SSを一台所有してまして、
正直コレで同じような事をすると中々怖いのですが、
それを感じさせないのがS1000RRのすごいトコロ。

「比較しようがないだろ」って?
そんなの重々承知だわ!

 

いずれにせよ、技術の進歩というのは凄まじいものですね…。

 

 

 

そんな”とてつもない加速”を生み出すエンジン。

2019~2022年のモデルですら207馬力という凄まじいパワーを持っていましたが、
この2023年モデルからは更に上がって210馬力の大台に突入

202kgの重さしかないバイクに210馬力って、
もはやコレじゃないの。

 

 

レースの世界で戦うバイクだけあって、
そのパワーを最大限に使うと300km/hを突破するというトンデモな代物。

そう聞くと暴れ馬みたいなのを想像しがちですが、
丁寧に扱えばそれ相応のジェントルな動きも見せる為、
意外と気難しさはありません。

少し前に友人から借りた他社製SSの方がよほど気難しかったな…。
まぁそれはそれで武器でもあり個性でもあるのですが。

 

 

 

そんなエンジン以上に凄さを実感出来るのがコレ、
2023年モデルで大きくなったスクリーン。

いわゆるダブルバブルスクリーンになったことで、
ライダーに浴びせられる走行風が軽減されています。

 

軽く伏せる程度でも効果があるので姿勢の自由度がやや高く、
ツーリング主体で使う人でも快適になりますよ!

見た目のカッコ良さの為に乗り心地を我慢する時代は終わりだぜ!

 

 

 

そして皆さん気になっているであろう、
このとてつもなくゴツい羽(ウイングレット)。

 

 

 

 

 

 

~公道でその効果なんざ判るわけねぇっす。
というか判っちゃダメ。

 

ついでに述べると、乗車すると殆ど見えないので
視覚的な高揚感は得られません。
言い方を変えれば、見た目なぞ度外視した性能重視の部品という事でもあります。

 

 

でもまぁ、メーカー公式の発表では
「150km/hの時点でも4.3kgの荷重が得られるよ!」って話ですし、
(長ったらしいので過程は端折りますが)他のデータなどと照らし合わせつつ算出すると
”100km/hでも1.8kgくらいの荷重を発生させていそう(※)という計算になりますので、
ひょっとすると高速道路の120km/h制限区間とかであれば恩恵を得られる…かも?

※あくまで個人的に計算した理論値ですので、
実際に100km/hで走行中に効果を保証するものではないです。

 

 

 

あと、メーターの進化がすごいですね。

 

今までだとこの”スポーツモード”を表示する場合、電源をオンにする度に

通常の画面

メニューを表示

スポーツモードへ切り替え

~という操作が必要でしたが、当モデルからはその必要がなくなりました!

電源を入れると最後に表示した画面を自動で呼び出すんだぜ?
一見地味な進化だけどすごーく楽。

 

 

 

ちょいと意地悪してこの画面で電源を入れ直してみましたが、
これもちゃんと記憶していましたよ。

「この画面を見る人居ねぇだろ」って?
居るんだなぁ、中村とか。

 

 

 

 

 

加えて、レブカウンター(シフトアップのタイミングを知らせる表示)が
随分派手な演出になりまして、

 

エンジンの回転が上がってきて
そろそろシフトアップの頃合いだよ~」となってくると、
メーター上部の白色LEDと画面が激しく点滅します。

初めて見ると焦ります。
それくらい激しく点滅します。

 

 

 

~などなど、パワーやウイングレットに目が行きがちですが、
至る所に改良が加えられて乗りやすさにも磨きが掛かった
2023年モデルのS1000RR。

ご興味のある方は、是非当店で試乗してみて下さいね!

モトラッド京葉:047-396-8412

 

東京モーターサイクルショーで”列に並んで跨る人”が多く居ましたが、
正規ディーラーなら”乗れます”ぜ?ウヘヘ。

無論免許証は必要ですが。

以上、中村でした!


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BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2023 のご案内

2023年07月07日 | モトラッド京葉からのお知らせ

昨年、3年ぶりに復活した「BMW Motorrad Days Japan」が、今年も白馬に帰ってきます!


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今年は、昨年までの感染対策によるイベントコンテンツの縮小は 無く 、フルスロットル


内容で開催されます


⚫モトラッド・ライダー・パレード


⚫復活!BBQパーティ


⚫DJライブ、ディスコ


⚫100周年記念展示とヒストリーパネル展示エリア


⚫ヒルクライム・コンテスト


⚫ヒルクライム・ラン(バイクでなく自身の足で駆け上る競技)


⚫アパレル・アウトレット・セール


⚫最新モデル・ラインアップ、パーツ、純正アパレル・コレクション展示


⚫「はくばの豚」の丸焼き


⚫オートバイの引き起し体験


⚫キッズバイク・スプリント・レース&宝探しゲーム


⚫BMW Motorrad 車両&アクセサリー展示


⚫クイズ大会(豪華賞品)


⚫オンロード試乗会


⚫オフロード試乗会、体験会


⚫オリジナルグッズ販売


⚫足裏マッサージ&女性限定ネイル・ハンドマッサージなど


【イベントプログラムページ】


https://www.bmw-motorrad.jp/ja/campaign-and-event/events/motorrad-days-2023/program.html


楽しみですね!


モトラッド八千代&モトラッド京葉 合同の、白馬宿泊ツーリング を現在企画中です。


詳細が決まり次第、ご案内いたしますのでぜひ日程を空けておいてくださいね。


Motorrad Keiyo!


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