【ケトン食4/12】
4/12(火)は午前中に書評を1本書き、11:30頃から「三和の千本桜」を探検に行ってきた。
日曜日の夜「サンサーラ」に食事に来たお客さんから「三和の千本桜が美事だった」という話を聞いたということを家内が教えてくれた。実は月曜日に見に行ったのだが、川の下手を探検するのに気を取られて、上流の桜並木がどうなっているのかを見忘れていた。
桜はおよそ10m間隔で植わっているから、「千本」が事実なら総延長が10キロ、両岸に植わっている箇所もあるから、ざっと見て長さが5キロはある。持参したグーグルマップの該当地域に、赤ペンで両岸の桜並木のある箇所に線を引いた。
約40キロ走行し、2700歩ほど歩いた。その結果、桜が植わっているのは「三和町敷名地区」(明治時代の敷名村)だけだと判明した。(写真1)
(写真1)
同じ川なのに「黒川村」「上山村」「板木村」だったところには桜並木がない。この興味深い事実は他日また取り上げたい。
(写真2)
13:00過ぎに戻って食事した。(写真2)。
私は偏食がないし、何でも全部食べるので毎日似たようなメニューでもちっとも気にならない。例によってオリーブのアンチョビ詰めをビンからつまみ出して、添えた。味付けには塩胡椒とオリーブ油を使う。卵は2個食うのだが、今日は半分食った後で撮影したので、写っているのは1個半分だ。文庫本は食後にベランダで読む予定だ。
食後ベランダに移動し、読み始めたら「美波羅川」の川岸で、桜の幹の太さを計測するのに、車に積んでいた飲みかけの「UCCコーヒー」930ml入りペットボトルを、物差し替わりに横置きして撮影し、そのまま忘れて来たのに気づいた。別に惜しくはないが川岸を汚してしまった。
あれは太さが70cm位ある相当な巨木だった。(写真3)
(写真3)
そこで「そうか、空のペットボトルがあれば、パルスィート入りコーヒー900mlなんて簡単に作れる」と思いついた。
「善は急げ」。まずペットボトルの空き瓶を水洗し、中に「ネスカフェ・ゴールドブレンド」の顆粒を落とし込んだ。これは金属ロートを用い、スプーンですくって落とし込むと簡単だった。全体の1/10程度に抑え、ついでジャーから熱湯を半分だけ注ぎ込んだ。蓋をして振るとすぐに全部溶けたので、ついで水道水を追加し、冷却・倍希釈した。
これにパルスィートを小さじ3杯追加し、よく振ってカップに少量を移し、味わってみるとコーヒーの苦味とパルスィートの甘味が両方感じられる手頃なコーヒー溶液ができた。(写真4)
(写真4)
この前「電力の鬼」の書評を鉛筆書きで表紙扉に書いたら、ちょうど1200字程度に収まった。それに味を占めて、今日はベランダの机に「ハンマーミル・ボンド」のアメリカ製タイプ用紙を拡げ、誤字・脱字は無視して、思いついたままを書いた。
普段、ワープロ作業に慣れているので、漢字がなかなか出て来ない。が、後で1200字に調整する時に「漢字変換はワープロでやればよい」、と思ったら気が楽でスイスイと鉛筆が進んだ。
というわけでウグイスの声を聞きながら、ガラスコップのコーヒーを2杯飲まないうちに、午後の仕事が終わってしまった。これらの素材はすべて「お布施」だから、まったく助かる。(この後、武田元介さんから「600ml入り、業務用パルスィート」が1箱も届いた。厚くお礼申し上げます。)
要するに「コーヒーはコーヒーカップで」という固定観念をすてれば、取手付きのガラスコップ1個で、焼酎からコーヒーまで一日1個のコップで暮らせるわけだ。洗い物の手間もかからない。「シンプル・イズ・ベスト」。
これなら夏はボトルを冷蔵庫保存しておけば、冷たいコーヒーがいつでも飲める。よい方法を思いついたと自画自賛している。諸氏もお試しあれ…。
ベランダに、文庫本とタイプ用紙と双眼鏡にカメラ、それに自製のコーヒーがあれば後は何も要らない。鳥の声を聞き、吸蜜に来る蝶や蜂を眺めて、一日が過ぎる。
上から見ると、庭に「芽からすでに紅葉した樹」が2〜3本ある。常緑樹には春になって紅葉するものがあるが、芽生えから赤いというのは、珍しい。(写真5)
(写真5)
外出から戻った家内に聞くと「ショウジョウ・モミジ」という樹だそうだ。これは本当に深紅で、「猩々」という名前にふさわしいこと「ショウジョウバエ」の比ではない。
その傍に「ウチワ・カエデ」という樹があって、これはベランダからすぐ見下ろせる位置にある。ここにいま花が咲いていて、アシナガバチ、スズメバチの類が、吸蜜に来る。どういうわけか、蝶はよってこない。蜂が花にたかっている時には、全身を撮影するのは難しい。少し時間をかけて「飛び立つ瞬間」をねらったが、ちょっとタイミングがずれた。動くものをアップで撮影するのは難しい。(写真6)
(写真6)
日が暮れると、西脇の樹木の上にちょうど三日月が出た。いろいろ撮影を工夫したが、ベランダの手すりにカメラを固定し、月に焦点を当てたら面白い写真が撮れた。月面のクレーターまで写っている。(写真7)
(写真7)
というわけで、私の暮らしには物質的な豪華さはないが、豊かな自然環境があり、落ちついて読書や執筆に集中でき、たまに軽自動車でドライブして「探検」に行くことができ、この平凡さに充分満足している。要は「心のあり方」なんだな、と思う。
この「健康寿命」が続いてくれたら、申し分ないのだが…
4/12(火)は午前中に書評を1本書き、11:30頃から「三和の千本桜」を探検に行ってきた。
日曜日の夜「サンサーラ」に食事に来たお客さんから「三和の千本桜が美事だった」という話を聞いたということを家内が教えてくれた。実は月曜日に見に行ったのだが、川の下手を探検するのに気を取られて、上流の桜並木がどうなっているのかを見忘れていた。
桜はおよそ10m間隔で植わっているから、「千本」が事実なら総延長が10キロ、両岸に植わっている箇所もあるから、ざっと見て長さが5キロはある。持参したグーグルマップの該当地域に、赤ペンで両岸の桜並木のある箇所に線を引いた。
約40キロ走行し、2700歩ほど歩いた。その結果、桜が植わっているのは「三和町敷名地区」(明治時代の敷名村)だけだと判明した。(写真1)
(写真1)
同じ川なのに「黒川村」「上山村」「板木村」だったところには桜並木がない。この興味深い事実は他日また取り上げたい。
(写真2)
13:00過ぎに戻って食事した。(写真2)。
私は偏食がないし、何でも全部食べるので毎日似たようなメニューでもちっとも気にならない。例によってオリーブのアンチョビ詰めをビンからつまみ出して、添えた。味付けには塩胡椒とオリーブ油を使う。卵は2個食うのだが、今日は半分食った後で撮影したので、写っているのは1個半分だ。文庫本は食後にベランダで読む予定だ。
食後ベランダに移動し、読み始めたら「美波羅川」の川岸で、桜の幹の太さを計測するのに、車に積んでいた飲みかけの「UCCコーヒー」930ml入りペットボトルを、物差し替わりに横置きして撮影し、そのまま忘れて来たのに気づいた。別に惜しくはないが川岸を汚してしまった。
あれは太さが70cm位ある相当な巨木だった。(写真3)
(写真3)
そこで「そうか、空のペットボトルがあれば、パルスィート入りコーヒー900mlなんて簡単に作れる」と思いついた。
「善は急げ」。まずペットボトルの空き瓶を水洗し、中に「ネスカフェ・ゴールドブレンド」の顆粒を落とし込んだ。これは金属ロートを用い、スプーンですくって落とし込むと簡単だった。全体の1/10程度に抑え、ついでジャーから熱湯を半分だけ注ぎ込んだ。蓋をして振るとすぐに全部溶けたので、ついで水道水を追加し、冷却・倍希釈した。
これにパルスィートを小さじ3杯追加し、よく振ってカップに少量を移し、味わってみるとコーヒーの苦味とパルスィートの甘味が両方感じられる手頃なコーヒー溶液ができた。(写真4)
(写真4)
この前「電力の鬼」の書評を鉛筆書きで表紙扉に書いたら、ちょうど1200字程度に収まった。それに味を占めて、今日はベランダの机に「ハンマーミル・ボンド」のアメリカ製タイプ用紙を拡げ、誤字・脱字は無視して、思いついたままを書いた。
普段、ワープロ作業に慣れているので、漢字がなかなか出て来ない。が、後で1200字に調整する時に「漢字変換はワープロでやればよい」、と思ったら気が楽でスイスイと鉛筆が進んだ。
というわけでウグイスの声を聞きながら、ガラスコップのコーヒーを2杯飲まないうちに、午後の仕事が終わってしまった。これらの素材はすべて「お布施」だから、まったく助かる。(この後、武田元介さんから「600ml入り、業務用パルスィート」が1箱も届いた。厚くお礼申し上げます。)
要するに「コーヒーはコーヒーカップで」という固定観念をすてれば、取手付きのガラスコップ1個で、焼酎からコーヒーまで一日1個のコップで暮らせるわけだ。洗い物の手間もかからない。「シンプル・イズ・ベスト」。
これなら夏はボトルを冷蔵庫保存しておけば、冷たいコーヒーがいつでも飲める。よい方法を思いついたと自画自賛している。諸氏もお試しあれ…。
ベランダに、文庫本とタイプ用紙と双眼鏡にカメラ、それに自製のコーヒーがあれば後は何も要らない。鳥の声を聞き、吸蜜に来る蝶や蜂を眺めて、一日が過ぎる。
上から見ると、庭に「芽からすでに紅葉した樹」が2〜3本ある。常緑樹には春になって紅葉するものがあるが、芽生えから赤いというのは、珍しい。(写真5)
(写真5)
外出から戻った家内に聞くと「ショウジョウ・モミジ」という樹だそうだ。これは本当に深紅で、「猩々」という名前にふさわしいこと「ショウジョウバエ」の比ではない。
その傍に「ウチワ・カエデ」という樹があって、これはベランダからすぐ見下ろせる位置にある。ここにいま花が咲いていて、アシナガバチ、スズメバチの類が、吸蜜に来る。どういうわけか、蝶はよってこない。蜂が花にたかっている時には、全身を撮影するのは難しい。少し時間をかけて「飛び立つ瞬間」をねらったが、ちょっとタイミングがずれた。動くものをアップで撮影するのは難しい。(写真6)
(写真6)
日が暮れると、西脇の樹木の上にちょうど三日月が出た。いろいろ撮影を工夫したが、ベランダの手すりにカメラを固定し、月に焦点を当てたら面白い写真が撮れた。月面のクレーターまで写っている。(写真7)
(写真7)
というわけで、私の暮らしには物質的な豪華さはないが、豊かな自然環境があり、落ちついて読書や執筆に集中でき、たまに軽自動車でドライブして「探検」に行くことができ、この平凡さに充分満足している。要は「心のあり方」なんだな、と思う。
この「健康寿命」が続いてくれたら、申し分ないのだが…
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