もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

三番瀬で夏羽のオオソリハシシギと出会う

2018年04月01日 16時31分20秒 | 日記
 今日から4月。爽やかな青空が広がる日が今日で10日連続となる。こうなると、少し雨が欲しくなるから人間とは勝手なものだ。

 今日も出かけようと思ったが、どこへ行こうか考えてしまった。日曜日で道路は空いているので車で出かけることにした。水元公園も葛西臨海公園も行ったばかりなので、今日は三番瀬干潟に行くことにした。

 予想通り渋滞もなく、三番瀬海浜公園には1時間ほどで着いた。いつもは路上駐車するのだが、道路両側は車でいっぱいだった。仕方なく、駐車場に入る。ここの駐車場は時間制ではなく、1日500円だ。

 車を降りると潮干狩りに来た人で賑わっていた。干潟に出てみると、CMさんの姿もある。

 潮が引き始めて、ハマシギの大群がいた。皆、盛んに嘴を砂に突っ込んている。人が近づくと群れで移動する。1,000羽はいるだろうか。谷津干潟でも大群と出会ったが、今日の方が遥かに数が多い。

 ユリカモメの群れもいた。カメラを向けると、頭の黒いものがいた。夏羽に変わったようだ。よく見ると、焦げ茶色のものと真っ黒なものがいる。真っ黒な方はズグロカモメだろうか。図鑑を見ると、ズグロカモメは頭巾を被ったように首の上から黒い。ユリカモメは後頭部までは黒くない。私には判断できそうにない。

 ハマシギの群れに近づくと、隣にダイゼンの群れがいた。ダイゼンも夏羽は分かるが、冬羽だと判断がつかない。

 ダイゼンの群れの中に、少し大きな茶色い鳥がいた。カメラを向けると、オオソリハシシギだ。冬羽と違って色の濃い夏羽に変わっている。

 冬羽のオオソリハシシギとは何度か出会ったが、夏羽との出会いは初めてだ。

 カメラを向けていると、盛んに羽繕いをしている。隣のダイゼンは1本足で休憩中だ。



 突然、ダイゼンの群れが飛び立つと、オオソリハシシギも飛び立ってしまった。

 オオソリハシシギに満足して水際まで行ってみる。スズガモの群れとミヤコドリが数羽いた。沖の方にはダイサギとアオサギの姿も見える。

 干潮時刻になり、潮干狩りする人が増えてきた。本格的な潮干狩りは始まっていないが、準備のためにブルドーザーが砂を掘り返している。

 ネットで囲った中にアサリを撒き、有料の潮干狩り場所となるようだ。

 干潟を歩き回っていると、残った水溜りに大きなエイがいた。20人ほどの団体が来て、ガイドの説明を聞いている。観察会が行われているようだ。

 お腹が空いたので、砂浜でお昼にする。風はあるが、南風なので暖かい。バーベキュー広場からいい匂いがしてくる。

 食後、再度干潟を歩いてみたが、いるのはカモメとハマシギばかりだ。帰って撮った画を見たら、ハマシギではなくミユビシギらしきものもいた。これまた、私には判断できない。



 少し早いが帰ることにした。

 帰りは渋滞箇所があり、少し時間がかかってしまった。

 久しぶりの三番瀬だったが、夏羽のオオソリハシシギに出会えたので満足できる日となった。