堅気の皆さんは盆暮れ正月に休むのが当然ですけど、中には堅気なのに休めない人たちもたくさんいます。
たとえば交通機関もそうだし、大晦日の蕎麦屋、三が日の神主、もちろん警察関係などなど。
別にスーパーだのコンビニだの何だのは「社会的に休めない」のではなく「企業として休めない」だけ。
「休まないでくれるとうれしい」以前の「休まないでくれないと社会が困る」人たちの話です。
どのような職業にも、いろいろと事情があります。
湯島天神か太宰府か忘れましたけど、神主の娘が高校生で、何かの取材で「娘は何としてでも受験に合格してくれないとね」と答えていました。
「育毛剤 売ってる社長 ハゲ頭」ともいいまして、世の中「説得力」ってのが大切なんですよね。
で、私も(いまは一時休業中ですが)世間でいう「年末進行」と関わっておりました。
その時期は出版社が休みになるから、前倒しでいついつまでに原稿を上げてくれ、ってやつですね。
世の中不思議なもので、こちらがサービスを受けたいときは「休み明けに」と先送りされるくせに、こちらが何か提供するときは「前倒しで」になる。
不公平だよなあ。
まあそういうのとは別に、年末年始はレコーダの番組予約が大騒ぎになります。
通常のを録画しないように一時停止にしたり、逆に特番を探したり。
ちょうどいま、BS JAPAN で談志の追悼番組として関係者のインタビュー、そして談志の「芝浜」を録画し終えました。
レコーダの G-Guide のジャンル検索やまるごと録画は、実はメーカによって得手不得手がございます。
この番組もうちのぱなくん(Panasonic の DVD レコーダ。デジタル放送未対応のがもう1台あって、そっちは「初代ぱなくん」)のジャンル検索では、かすりもしませんでした。
たまたま情報を得ていて、よかったですよ。ぎりぎり間に合った。
これから数日、ばたばたと過ぎていきます。
どうぞ皆様におかれましては、よい年を迎えられますよう。