11月の秋田地方は9日以降、ずっと時雨や曇り空ばかり続いていたが、
どん詰まりの30日は晴れるとの予報。
鳥海山麓か男鹿のどちらかに行こうと思っていたが、
30日の未明、パソコンで雨雲レーダーを見たら、男鹿の上空に雷雲が発生していた。
さいわい南の鳥海山方面には雲が無かったので、南に向かって午前4時半に出発。
由利本荘市の矢島町まで来たら、南の夜空にぼんやりと白い鳥海山が見え出した。
6時30分、鳥海山ビュースポットの猿倉、亀ケ森橋(マップ上ではC)に到着。
まだ日は出ていない。
今回の非合法マップ
東の空が紅くなってきた。
7時近くなったら、鳥海山が山頂部から紅みを帯びて来た。
徐々に中腹の森林帯も紅くなって来た。
猿倉、亀ケ森橋から。山頂部のモルゲンロート。
猿倉、亀ケ森橋から。ほぼ全体。
今回のモルゲンロートはまあまあの出来、いや、えがった。えがった。
早起きして走って来た甲斐があった。
モルゲンロートの終わり頃、裾野も含めて。
モルゲンロートが終わった後は、猿倉の集落(マップ上ではD)に下りて、白くなった鳥海山を振り返る。
ここは水田のある集落としては、鳥海山に最も近い場所かもしれない。
ここから眺めると、前衛の山がひな壇のように横に並び、鳥海山はそれに乗った巨大なお雛様のようだといつも感じる。
猿倉(由利本荘市)ででかい鳥海山を見た後は国道108号線を少し南下、立石峠を越えて羽後町に入る。
その山あいを走っていると、突然、真っ白な鳥海山が左手に現れた。
牛ノ沢地区から見た鳥海山。山頂部だけだが、端正な富士山型だ。
場所は牛ノ沢という集落(マップ上ではG)。
鳥海山はすぐ前山に隠れて見えなくなり、代わって八塩山が左に見えて来る。
今日はこれから八塩山に登り、その山頂からまた鳥海山を眺める予定。それまでに雲が湧かないことを祈る。
途中から見た八塩山(713m)
9時半頃、八塩山山頂台地(マップ上ではH)に到着。
八塩山山頂台地のブナ林
鳥海山方面に雲は湧いてなかった。
おかげで標高約700mの鳥海山展望地から存分に眺めることが出来た。
なおこの山の鳥海山展望地は二箇所あり、一昨年から新たに開設?された展望地の方が眺めが好い。
個人的には絶景と呼びたい。
八塩山から北北東の方角に保呂羽山(438m)がある。
この山には10月30日に初めて登り、山頂手前に鳥海山のビュースポットを発見した。
しかしこの日は残念ながら雲に包まれ、その姿を見ることは叶わなかった(記録はこちら)。
今日は天候が安定しており、たぶん見えるだろう。登ってみたところ、しっかり見えた(マップ上ではK)。
14時近くなり、逆光気味だったが、そのシルエットは優美だった。
保呂羽山から鳥海山を望む。左側の低い山はさっき登った八塩山。
「晩秋の八塩山」へ続く。
八塩山は、なんどか行きましたが、あまりよく
鳥海山見えなかったですが、この時期だから
落葉して、きれいにみえるんでしょうね。
次回も、楽しみにしています。
八塩山にはよく登ってますが、いつも晴れの日ばかりです。
しかし鳥海山は晴れていても時間が経つと雲が湧いて八塩山山頂に着く頃には雲隠れが多いですね。
それでもこの日は待っていてくれました。
明日、いや明日は今年最後の山行きで未明に出発しますので・・・
明後日に八塩山の続き頁を投稿しますので、乞うご期待(´π`;)☆\バキ