本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。
東北の高山では紅葉が本格化している。
焼石岳は何度も登っているが、何故か紅葉の時期には一度も登ってなかった。
どんな紅葉が見られるか、気になっていたので、2017年10月1日(日曜日)に行ってみた。
中沼登山口を朝6時に出発、中沼には6時30分に到着。横岳を眺めると、上の方はけっこう紅くなって見える。
朝6時30分、中沼から横岳を仰ぐ。
今回の非合法マップ
ところがその約二時間後、標高1400mの姥石平に着いてみると、
確かに赤く紅葉していたものの、
8時30分頃の姥石平
数分としないうちに濃密なガスに包まれ、何も見えなくなった。
こんな時、これ以上、登ってもしょうがないので、山頂は諦め、
横道を通ってこのところお気に入りの南本内岳の方に向かってみる。
途中、出会った自然保護パトロールの方の話では、今年の紅葉は例年になく綺麗とのこと。
しかし焼石神社付近でじっと待っていても、これ以上は晴れなかった。
しまいには雨がぱらついて来た。
10時頃、九合目・焼石神社付近。
雨合羽を着るのはしばらくぶり。今年は初めてだ。
まあ、しょうがない。こんなこともあるさ。
今年の焼石岳の紅葉はイマジンだねと、ジョン・レノンの名曲を口づさみながら、
登山道脇にあるミクロの紅葉ばかり見て歩く。
湿原の草紅葉
サラサドウダンの紅葉とハクサンシャクナゲ ミヤマキンバイの草紅葉
ミネウスユキソウの枯れ花とチングルマの草紅葉
チングルマの草紅葉 チングルマとミヤマトウキ?の草紅葉
ハクサンフウロの草紅葉 ハクサンイチゲの残花
12時近くなって姥石平から下り始めたら、なっ( ̄π ̄;なんと急速に晴れて来た。
振り返ってみたら、焼石岳が出ている。しかし山頂部の紅葉はもうほとんど終わっていた。
東に連なる経塚山や天竺山はまだ盛りのようだが、いかんせんちょっと距離がある。
経塚山と天竺山の重なり
間をつなぐ六沢(むざ)山は下の方が赤い。
六沢(むざ)山
姥石平の下部は今が盛りのようだ。
姥石平下部の紅葉。バックは六沢(むざ)山。
姥石平下部の紅葉。バックは東焼石岳。
姥石平下部の紅葉。
南側、横岳の斜面もよく紅葉しているが、逆光のため、見えにくかった。
横岳方面の紅葉
横岳方面の紅葉
あくまでも個人的感想だが、焼石の紅葉は栗駒山や三ツ石山と較べると赤味が弱い。
しかしそれを補うように他の色が頑張っている。
(その後、焼石岳の紅葉は栗駒山よりも素晴らしいと聞いた。
真偽のほどを確認すべく、2020年10月9日に行ってみた。そしたら・・・!! )
(「2020年10月9日の焼石岳」に続く。)
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