7月3日の秋田地方は、約十日ぶり(鳥海山に登った6月22日以来か)の晴天だった。
本来ならどこか山に登って花を見たかったのだが、横手実家の草刈りを優先した。
近所に住む親戚から、何もこんな暑い日に来て、やらなくても・・・と呆れられたが、
予報では4日以降も雨なので草はますます伸びるだろうし、
雨の中で草刈りは不可能なので、この日しか選択肢がなかった。
朝は実家に行く途中、鳥海山がよく見えた。
7月3日、実家付近(横手市平鹿町明沢、金峰山山麓)から見た鳥海山
名物の雪形、「ねんねこぼぼこ」は消滅していた。
【参考】5月25日、由利本荘市直根から見た「ねんねこぼぼこ」
よって、だいぶ雪は減った。と言うべきか、
それとも七月なのに、まだこんなに雪がある。と言うべきか。
引いて撮ったら、写真の左端にめん羊が入っていた。
この果樹園(りんご)から何度も撮っているが、めん羊の放し飼いには、今回初めて気づいた。
私の実家からは、西側に住宅や果樹園が有り、鳥海山がほとんど見えない
(二階の屋根に上がると見えるが、怖くて上がれない)。
かわりに東側に奥羽山脈の前衛の低山、金峰山や真人山が見える。
真東に金峰山
その南に(左から)女亀森、男亀森、少し離れて真人山が並ぶ。
これらの山は最近、『りんご三山』と呼ばれているようだ。
あと意外にも、低山の隙間から、岩手宮城の県境に聳える栗駒山がちらと見えるのだが、
このことを知ってるのはたぶん私だけだろう。
実家玄関前から栗駒山を望む。
実家花壇から金峰山
実家の草は思ったほど伸びてなかった。
しかし折角来たのだから、刈って行くことにする。
before
after
今回、主に刈った草。
ギシギシ
ハルジオン
オオアレチノギク
エノコログサ
イネ科は葉が草刈り機の刃に絡まるため、刈り取りには難儀した。
日差しは強烈で、横手市の気温は33.4℃まで上昇した。
既に梅雨明けし、殺人的な猛暑の続く南東北以南の皆様に、
この程度の暑さは屁でもないかもしれないが、
昨日までの秋田市の最高気温は26℃前後で推移していた。
今日は急な晴れで湿度も高いままでの気温上昇なので、作業はとてもきつかった。
荒れた花壇エリアと旧・畑を望む。
かつてこの場所にはりんごの木が植わっており、
ときおり山羊が草を食んでいたが、父が亡くなった翌年、全て抜いて、野菜畑にした。
私はその跡地の草刈りをするため、秋田市から二時間かけて通っているが、
通えなくなったらなんと成るものやら。
草刈の終わった午後の帰り道では鳥海山は雲をかぶっていた。
帰宅後、夕方近くなったら、自宅付近(秋田市四ツ小屋)から見えるようになっていた。
暑くてしんどかったが、今日は鳥海山がよく見えた一日だった。
以上。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます