(本頁は「2018年6月3日、虎毛山3」の続きである。)
山頂の避難小屋が見えて来たが、実はここから先がなかなか進まなかった。
1234m分岐点から山頂までの標高差は200mで、
私の手持ち地図でのコースタイムは45分となっていたが、
今日のワタシはその倍、一時間半を要した。
何故そうなったのか。
理由は次のような絶景の出現と
突然訪れたスタミナ切れ。
結局、山頂まで4時間半もかかってしまった。
まずは西側の山岳展望。これは絶景だ。
虎毛山山頂付近から眺めた神室山(+前神室山)、そして鳥海山。
鳥海山をアップで。
神室連峰北部。
神室山と前神室山
再度、神室山をアップで。
小又山。左に大尺山と火打岳。
神室連峰南部と月山。
虎毛山からの西側の眺めは神室連峰、その両端に鳥海山、月山が並ぶ構成が素晴らしいと思った。
山頂を通り越すと、目の前に突然、湿原が広がった。
この風景ゆえに、虎毛山山頂部は「雲上のオアシス」とも呼ばれている。
山頂の湿原。遠くに見えるのは栗駒山。
池塘越しの栗駒山。
湿原越しに須金岳。
湿原越しに鬼首の禿岳。
今一度、栗駒山。
山頂付近で見た花たち。いずれも咲き出したばかり。
イワカガミ
(右上)チングルマ
ヒナザクラ
(右上)ミツバオウレン
最後に下山時に見た赤い橋を。
これは誰も渡れない不思議な赤い橋(旧・赤倉橋)だ。
朝は強い逆光でよく見えなかったので下山時に撮影した。
【後日談】
虎毛山は私が登った二ヶ月後、集中豪雨で土砂崩れ、橋の流出等があり、登山禁止になっている。
以上。
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