浅草で観光気分を味わったあとは、いよいよ箱根へ向け新宿からロマンスカーに乗って
出発しました せっかくなので乗ったことのないVSEの展望車両の指定席を取りました
・・・が、さすがに人気のある車両と見えて、当日チケットを買った私たちが取れた席は
展望車両でも、進行方向一番後ろの車両の5列目。つまり一番見晴らしが良いわけでも
なく、おまけに後ろ向きに走るのでなんだか乗り物酔いしてしまいそうで、結局同じ車両
の展望部分ではない“前向き”の席に変更してもらったのでした。 鉄道好きだった父の
血をひき、軽く“鉄子”のミセスファーマーとしてはちょっと残念
でも、木目調の車内は落ち着いた雰囲気で、揺れも静かだし乗り心地は抜群です
発車後まもなく、お昼も過ぎていたのでさっそくお食事タイム この日の夕食はフレンチ
のフルコースだから昼は軽めの調整に。新宿駅のデパ地下でサラダやキッシュと、キオスク
で飲みきりパックの冷えた白ワインを買って・・・
カンパ~イ このワイン、パックに入っていて一見味気ない感じに見えるけど、コップ
がいらないからそのまま飲めるし、飲みきりサイズの187ml入りでとっても手軽です
箱根では宮ノ下にある憧れの宿、富士屋ホテルに宿泊しました。創業明治11年の由緒
あるホテルです。ここは天皇陛下をはじめ、ヘレン・ケラー、チャーリー・チャップリン、ジョン・
レノン、三島由紀夫など歴史上の人物も数多く宿泊されているんですヨ。
宮ノ下駅まで車で迎えにきてもらったところから、私たちもすっかりVIP気分 さすがに
130年以上の伝統を誇る老舗のホテルだけあって、従業員の方たちの接客が素晴らし
くて感動的です。チェックイン後、ちょうど館内ツアーが始まる時間だったのでそのツアー
に参加して、館内を回りながらホテルの歴史の説明や様々なエピソードに聞き入りました。
そうこうしているうちに、お待ちかねのディナータイムになりました 私たちが予約して
あったのは“富士屋ホテル メインダイニング80周年記念ディナー Brillantブリヤン”。
これは歴代の総料理長の自慢の一品を集めたフルコースなので、目新しいメニュー
ではありませんが、シンプルに素材の良さを生かしつつ、それぞれの皿に伝統とこだわり
を感じることができる内容となっています。どれも本当に美味しくて、特にコンソメスープ
はここまでシンプルなものを飲んだのは久しぶりだけど、味に深みがあって決して家庭
では出せない味に感動しました(お代わりしたいくらい!)。それとサービスにも感激
私たちは二人とも魚料理の前に肉料理を食べたいな・・・と常々思っていたのでダメもと
で言ってみたら気持ちよく了承してくれたり、皿を下げたり料理を出すタイミングが本当
に絶妙で、何から何まで感心しっぱなしでした ちなみにこの写真はダイニングの
柱に三代目社長の顔を模した彫り物がほどこされているもので、これは常に従業員の
お客様に対する接客に目を光らせているということなのだそうです。社長のその思いに
恥じない接客が、今もちゃんと続いていますヨ
心もお腹も大満足のディナーのあと、温泉に入って気分よ~く就寝 そして翌朝は
再びメインダイニングにて、アメリカンブレックファーストをいただきました この
ふわふわのマッシュルームオムレツと焼きたてクロワッサンが絶品でした。実はここ
でもミセスファーマーはちょっとワガママを言ってしまい、コーヒーと牛乳はどちらかを
選択しないといけないのに「う~ん、どっちも飲みたいからどうしよう」と小声でつぶや
いていたら給仕の方が、「それではコーヒーは牛乳の“お代わり”という形であとで
お持ちしましょう」と言ってくれたのです あ~もうほんとにスミマセン
あれっ こんなところに太郎を発見 と思いきや、初代社長の愛犬(ジャーマン
シェパード)のブロンズ像でした。足の長さを除けば本当によく似てる・・・なんとなく
太郎のルーツを垣間見たような感じ。
このままずっと滞在していたいほど居心地の良いホテルでしたが、後の予定もある
のでチェックアウトして富士屋ホテルを後にしました。あ~またいつかゼッタイに
戻って来ますからね~~
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