退院して今日でちょうど1ヵ月が経ちました。2月はいつもの月より短いとはいえ、なんだかあっという間
という気がします。そして今日はビートに水をかける作業。毎年ほとんど変り映えのない作業なので、
去年の日記を読み返しても同じ内容かも 今年は140冊ですが、ハウスの土の乾きが悪くてかなりの
湿気があったため、水をかける時間は約1時間で済みました。
水をかけたあとにいつも通りに液肥をかけ、不織布とビニールのトンネルで覆ったら作業完了
ついでにお昼はお彼岸のぼた餅を食べるのも去年と一緒で~す
退院して今日でちょうど1ヵ月が経ちました。2月はいつもの月より短いとはいえ、なんだかあっという間
という気がします。そして今日はビートに水をかける作業。毎年ほとんど変り映えのない作業なので、
去年の日記を読み返しても同じ内容かも 今年は140冊ですが、ハウスの土の乾きが悪くてかなりの
湿気があったため、水をかける時間は約1時間で済みました。
水をかけたあとにいつも通りに液肥をかけ、不織布とビニールのトンネルで覆ったら作業完了
ついでにお昼はお彼岸のぼた餅を食べるのも去年と一緒で~す
今日からビートの苗の準備が始まりました。2日に分けて苗ポットを搬入する作業はいつもの通り。
いつもと違うのは、ミセスファーマーはまだ手術をしてから日が浅いので(一応、3ヶ月は注意する様
主治医から言われています)、今年は鉄板に載った重い苗ポットを持ち上げて歩く作業はさすがに
パスさせてもらい、代わりに中学1年生の甥っ子が助っ人に来てくれたことです。朝からダンナさま
の運転する4トントラックの助手席に乗って苗ポットの引き取りに行き、午後からはハウスに搬入
する作業を黙々と手伝ってくれました
ミセスファーマーは地面に並べた苗ポットの周りを発泡材で囲って土をかけていく作業をしました。
明日も引き続きこの作業、そして明後日は水掛けの作業です。
昨日は退院後初めての診察日だったので、札幌の病院へ行ってきました。前日に気温が上がって雪が
融けたところへ昨日の朝はまた氷点下の温度になっていたため道路はツルツル 危ない、危ない
今年の札幌は記録的な積雪量とは聞いていますが、病院の周りの歩道も3月半ばだというのに未だに
こんなに雪が残っていました 雪が融けて、凍って、また雪が降って積もって・・・をこの数週間で繰り
返しているみたいで、先月退院した時よりもさらに道路わきの雪の壁が高くなっていました。この場所
の雪は軽く大人の背の高さくらいあり、車道を走る車は全く見えません。帰り道、急いでいたからタクシー
を拾おうと思っていたのですが、この壁のおかげで歩きながらタクシーを探すのは断念して、結局駅まで
歩いてしまったのでした
今朝の日本農業新聞の朝刊。昨日、日比谷野外音楽堂で行われた4000人規模のTPP交渉参加反対
集会の記事が一面で載っています。我が家にとってもTPP交渉参加は大きな関心事です。連日ニュース
などで報道はされていますが、果たして一般の人たちにはどれほどこの危機感が伝わっているのでしょう。
私も会社員の頃は恥ずかしながら農業政策についてとか、自分に直接関係のないことだとピンとこなくて、
考えてみたこともありませんでした。でもミセスファーマーになり、自分で作物を育てるようになってから
農業に関してシロウトなりに分かった事がたくさんあります。
政府は一部品目を関税撤廃対象から除外することを条件に・・・と、交渉参加へ向けて舵取りをしている
ようですが、全ての農産品が守られなければ日本の農業はやがて崩壊してしまいます。おそらく消費者は
輸入野菜が今より安く買えるようになれば、その安値が当たり前になる。だから小売業者は国産品の価格
もそれに合わせなければ売れないと言って生産者から買い叩く・・・という流れになるでしょう。工業製品と
違い農畜産物の価格は市場(買い手)に一方的に決められている現状で、結局は生産者の収入だけが減る。
極端に言えば輸出できる作物を生産していない、日々の野菜などを作って生計を立てている農家にとっての
TPPとは、国が海外に工業製品を売るために自分たちが犠牲になることなんだな、と思ってしまうわけです。
肥料などの必要経費や労力は変らずに収入が減れば、農家を続けられなくなる人が続々出てくるでしょう。
農家が減れば日本の食糧自給率も今より更に下がる。ならば輸入品だけに頼っていて良いのでしょうか?
私はこんなに恐ろしいことは無いと思います・・・“もしも”のときにどうするの??畑は一度荒地になったら、
その後再び作物が育つようになるまでには何年もかかったりするのです。欲しい時に植え付ければすぐに
収穫できるわけじゃないのです。
そして消費者の人たちにこの機会に価格よりもっと考えて欲しいことは、輸入品の安全性についてです。
日本の安全基準は世界でもかなり厳しいほうだと思います。時々野菜から検出される残留農薬が基準値を
上回り全廃棄処分になったりすることがあり、それはそれでちょっと厳しすぎるのではなんて思うこともあり
ますが、そうやって国内の農産物にルールを設けて消費者の安全を守っているわけで、TPP参加となった
場合に関税撤廃だけでなくこの安全基準も国際ルールに“緩和”される事が懸念されているのです。どれ位
の農薬が人体に安全で、どこまで使うと安全ではないのかはハッキリ言ってわかりません。でも考えてみて
ください。たとえばブロッコリーをとっても、今でさえ輸入品のほうがずっと安い事がありますが、国産品より
輸送費などのコストもかかっているはずなのにあの価格で売っても利益があるという事は、海外の人件費
が日本より安いというだけではなく、大規模農場で大量生産されているからでしょう。でも店頭に並んでいる
ブロッコリーには虫一つ喰った跡がありません。それだけたっぷり薬を使っているということですよね。
新鮮で、安心・安全なものには多少虫食いがあってもかまわない、輸入品よりも2倍3倍の値段がついて
いても買うという消費者ばかりなら、日本の農家はこれからも野菜を作り続けることができるでしょう。でも、
このままいけば農産物の価格破壊が起こり、安全性は失われ、そして本当に国産品が必要になった時には
供給できないという状況になってしまいかねない・・・土いじりもしたことがない政治家の皆さんはちゃんと
そこのところを考えてくれているのでしょうか?取り返しのつかない決断を今しようとしているんですよ。
駆け出しながらも農業をやって生きる者としてこれだけは言いたいです・・・今後の日本の農業のあり方に
きちんと道筋を立てないままTPP交渉参加に突き進むことには、ミセスファーマーは断固反対です!
いや~、またドッサリと雪が降ったもんです 週末は全道的に再び荒れた天気で、昨日はこの辺りも
吹雪で通行止めになったりしてました。ミセスファーマーは朝の豚の仕事を終らせたあと、先週屋根を
かけたばかりのハウスに10センチ強の湿った重たい雪が積もっていたので、1時間ほどかけて除雪
しました 作業している最中顔に雪が吹き付けて、時々目も開けていられないくらいの強風です
なんとかきれいに雪を落とせたのですが、午後からはまた吹雪いて今朝には20センチ以上の積雪と
なっていたのです
東京では夏日になったとかニュースでやっていたけれど・・・ とても同じ国とは思えない天気の違い
吹き溜まりになると30~40センチくらい積もっていて歩きにくいのなんのって ダンナさまはトラクターで、
ミセスファーマーは“ママさんダンプ”で今日も除雪作業です。 この時期の雪は湿気を含んで重たいから
雪を押すのも一苦労ですよ~ これで少しは痩せればいいんだけどナ
とにかく雪が多い
ちなみにココは普段は山からの水が流れる沢になっているのですが、トラクターで除雪した雪をどんどん
落としていくので今ではこんな状態です。春はまだ遠いみたいです・・・