17時30分から、町田のスタジオACTで、
ボスのモバイル・マルチトラック・レコーダーMICRO BRの試奏取材。
今回、試奏していただくのは、
フライド・プライドのギタリスト横田明紀男さんです。
MICRO BRは、4トラックのマルチレコーディング行える話題のレコーダーで、
もうご存知の方も多いでしょう。
ギター/ベースや、シンセなどの楽器を接続して簡単に多重録音ができ、
曲の構成に合わせてリズムを並べたり、エフェクト処理をすることも可能です。
んでもって、ミックスまで行えて、1曲をまるまる完パケできます。
デモ作りやプリプロ作業にはもってこいですね。
ボタンが少ないので、ページのめくり方など操作には少々の慣れが必要ですが、
まあ、1日遊べば問題なく使えるようになるでしょう。
何よりも、MTR(マルチトラック・レコーダー)でありながら、
MTRに感じさせない気軽さがイイ感じ。
やろうと思えば、
細かいトラック編集や音作り、本格的なミックスもできますが、
これは、ちゃちゃっと録って、ちゃちゃっと音を重ねて、
ちゃちゃっとパンを振ってバランスを整えて遊んじゃう、っていう
オモチャ感覚で楽しむのが、正解なんだと思います。
#ボスにしては、スタイリッシュなデザインにもビックリ!( ̄w ̄)ぷ
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横田さんには、まさにこのようなオモチャ感覚で、
MICRO BRを楽しんでいただけました。
初めて手にしてたった1時間の間に、
どんどんギターの演奏を録音していき、いわゆる
ひとりセッション
をものの見事に完成させていきました。
しかも、その演奏が、これまたもんのすんごく
うめぇ~\(◎o◎)/
こんなに間近で、横田さんのソロライブを見せていただいているようで、
取材を忘れて、しばし無言で横田さんの演奏を楽しませていただきました(_o_)
実際に横田さんも、MICRO BRをすっかりお気に入りになったご様子。
こんなに喜んでいただけると、なんか、こちらも嬉しいっす(^◇^)
この記事は、12/14発売のジャズライフに掲載予定です。
#…ん?14日?今日取材して、発売が10日後 ^^;;;;(大汗)
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今回の取材で初めて使ったスタジオ町田ACT。
これに、ちょっとビックリ。
東横インなんかよりもずっと広くて立派なロビーがあって、
カウンターも、リハスタって言うより、ホテルのフロント風。
たいていのリハスタでは、
楽器店の店員をやっていそうな風貌の店長さんだとか、
アルバイトの金髪バンドマンがカウンターにいたりするんですが、
ここは、それこそビジネスホテルのフロントにいるような、
ご年配の普通のおじちゃん&おばちゃん!
しかも、スタジオにはひと部屋ひと部屋に鍵があり(これまたホテルライクな鍵)、
部屋まで引率される間に(これまで引率されたことなんぞない)、
建物の非常口やスタジオの使用上の注意を説明されます。
肝心のスタジオは、結構広めでキレイ。
しかし、建物の作りや雰囲気が、どうもリハスタ的に不自然。
リハスタにしては、すべてが立派過ぎます( ̄w ̄)ぷ
本当に、昔はビジネスホテルだったか、それともどっかの寮か何かだったのか、
そんな雰囲気が漂う、ちょっと不思議なスタジオでした。