口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

ちょっと!ちょっとちょっと!

2006-12-01 23:47:05 | 音楽/楽器

つい2、3日前、中国の北京モーターショーに
日本車やベンツ、BMWのそっくりさんが多数出品されていて、


   そっくりショーじゃんっ!!!


って、ホンダやベンツが怒った、ってなニュースがありました。
ど~見ても、ホンダやベンツのデザインを明らかにパクってるんですが、


   う~ん、長さが違う

   え~っと、幅が違う


ということを根拠に、
中国の方々は、


   これ、全然別物じゃん


という理屈を展開しているようです。恐るべし、中国4000年の歴史。
日本の常識は、海外の非常識、か。( ̄w ̄)ぷぷぷ


   *****


ま、そんなニュースを見た後で、
コルグのチューナーの模造品が出回っていることを知りました。

まあ、これがドコ製なのかは知りませんが、
パッと見た目は、ほとんど正規品なのか模造品なのか、判断がつきません。

コルグさんのオフィシャルサイトの情報によると、

◆模造品の特徴1:個装箱の印刷

正規品の個装箱はバックの青い柄に対し、模造品の個装箱は全体の色味が
グリーンがかった青色(店頭で日焼けしたような様子)。


◆模造品の特徴2:"No.1 in Tuner" マーク

模造品のマークは、正規品に比べ大きく、KORGのロゴも正しくない。
(「O」と「R」が特に分かりやすい。)

また正規品はマークは黒ベタで、バックの柄も透けておらず、均一に印刷
されているのに対して、模造品は中央のKORGロゴ下にエンブレムの円形の縁や
バックの柄が透けており、円の縁取りも均一になっていない。


◆模造品の特徴3:個装箱の側面

正規品は、右サイドに印刷されている英語の製品名(CHROMATIC TUNER) の方が、
左サイドに印刷されているフランス語の製品名(ACCORDEUR CHROMATIQUE)より、
文字サイズが大きい。

模造品は、英語の製品名(CHROMATIC TUNER)と、フランス語の製品名
(ACCORDEUR CHROMATIQUE) が同じ文字サイズ。


◆模造品の特徴4:スピーカー穴の形状

正規品は、スピーカー穴の形状で内側の六角形の角は上を向いている。

模造品は、スピーカー穴の形状で内側の六角形の角は横を向いており、
LCDおよび文字印刷の色が黄緑がかっている。


   *****


う~ん、恐るべし○○。

ここまで直球で勝負を挑んでくるとは、
まるで伊良部vs清原、もしくは、野茂vs清原、いや、松坂vs清原、
いやいや、やっぱ桑田vs清原を彷彿とさせます。

まあ、よい子のみなさんは、ご注意ください。


コルグHP『コルグ・チューナー製品の模造品に関するご注意』より。こりゃ、わからんわ。


MacのCM

2006-12-01 13:28:18 | テレビ/映画

1時就寝、7時30分起床。

Macと言っても、マクドのことではありません。
Macintosh。アップルコンピューターのパソコンのことです。

この秋くらいから放送され始めた、ラーメンズのお二人がやっているMacのCM。
最初にこのCMを見たときから、なんとな~く不快感を感じていました。
まあ、不快感というより、違和感の方が近いか。

CMとしては、よくできているし、
いわゆる"ネタ"もシリアスで、にやり( ̄ー ̄)としてしまう内容なんですが、
ど~も、このCMを『面白い』とは思えないのです。あまり心地よくない。

#まだ見たことない方は、アップルのサイトで見れます(動画はこちら)

その違和感は、一体なんじゃらほい?と常々思っていたんですが、
昨夜、ホロ酔い気分で、しかもちょいとご機嫌ナナメの時にたまたまこのCMを見て、


   あ~、そうか


と、その違和感の原因に気づきました。
どうやら僕は、いわゆる"ネガティブ・キャンペーン"的な物が苦手のようです。


   *****


このCMの内容を簡単に説明すると、
MacとWindowsを違いをシニカルに比較して、


   Macの方が楽しいでしょ?


という感じに締めくくるという仕上がりになっています。

まあ実際は、それほど痛烈にWindowsを叩いているわけではなく、
『ああ、そうそう』と笑いながら相槌を打てる程度のものなんですが、
しかし、ど~しても心から笑えないわけです。

言いたいことは充分に理解できるし、
それがMacの良い点だというのもわかる。
でも、僕的には、ど~にもこ~にも、


   あまりセンスのよくない嫌味


に聞こえてしまうんですよね~。

他者と比較して自分の優位をアピールするんじゃなくて、
自分のいい所を広めればいいじゃん、って思ってしまう。

ちょっと話を広げると、

楽器や機材でも、マイナス点ばかりを見つけて喜んでる人とか、
敵チームが負けることに喜びを感じている野球ファンとかも、
僕は、ど~にもこ~にも苦手なわけです。

気持ちは解らんでもないです。んが、
好きな楽器だけ使って喜んどきゃいいじゃん、
好きなチームを応援しとけばいいじゃん。


   *****


このMacのCMに対して、そんな違和感を感じつつも、
それと同時に、


   アメリカっぽいCMだなぁ~


とも思ったりして。
アメリカ的には、これでも非常にソフトな表現なんでしょうけどね。
海外では、もっとエゲツナイCMは、山ほどあるようですから。

こんなことを感じるのは、
いかにも日本人的発想なんでしょうかね?^^;)


★結論:
あ~、日本人でよかった(なんじゃ、そりゃ)