音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編
つい2、3日前、中国の北京モーターショーに
日本車やベンツ、BMWのそっくりさんが多数出品されていて、
そっくりショーじゃんっ!!!
って、ホンダやベンツが怒った、ってなニュースがありました。
ど~見ても、ホンダやベンツのデザインを明らかにパクってるんですが、
う~ん、長さが違う
え~っと、幅が違う
ということを根拠に、
中国の方々は、
これ、全然別物じゃん
という理屈を展開しているようです。恐るべし、中国4000年の歴史。
日本の常識は、海外の非常識、か。( ̄w ̄)ぷぷぷ
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ま、そんなニュースを見た後で、
コルグのチューナーの模造品が出回っていることを知りました。
まあ、これがドコ製なのかは知りませんが、
パッと見た目は、ほとんど正規品なのか模造品なのか、判断がつきません。
コルグさんのオフィシャルサイトの情報によると、
◆模造品の特徴1:個装箱の印刷
正規品の個装箱はバックの青い柄に対し、模造品の個装箱は全体の色味が
グリーンがかった青色(店頭で日焼けしたような様子)。
◆模造品の特徴2:"No.1 in Tuner" マーク
模造品のマークは、正規品に比べ大きく、KORGのロゴも正しくない。
(「O」と「R」が特に分かりやすい。)
また正規品はマークは黒ベタで、バックの柄も透けておらず、均一に印刷
されているのに対して、模造品は中央のKORGロゴ下にエンブレムの円形の縁や
バックの柄が透けており、円の縁取りも均一になっていない。
◆模造品の特徴3:個装箱の側面
正規品は、右サイドに印刷されている英語の製品名(CHROMATIC TUNER) の方が、
左サイドに印刷されているフランス語の製品名(ACCORDEUR CHROMATIQUE)より、
文字サイズが大きい。
模造品は、英語の製品名(CHROMATIC TUNER)と、フランス語の製品名
(ACCORDEUR CHROMATIQUE) が同じ文字サイズ。
◆模造品の特徴4:スピーカー穴の形状
正規品は、スピーカー穴の形状で内側の六角形の角は上を向いている。
模造品は、スピーカー穴の形状で内側の六角形の角は横を向いており、
LCDおよび文字印刷の色が黄緑がかっている。
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う~ん、恐るべし○○。
ここまで直球で勝負を挑んでくるとは、
まるで伊良部vs清原、もしくは、野茂vs清原、いや、松坂vs清原、
いやいや、やっぱ桑田vs清原を彷彿とさせます。
まあ、よい子のみなさんは、ご注意ください。

コルグHP『コルグ・チューナー製品の模造品に関するご注意』より。こりゃ、わからんわ。
1時就寝、7時30分起床。
Macと言っても、マクドのことではありません。
Macintosh。アップルコンピューターのパソコンのことです。
この秋くらいから放送され始めた、ラーメンズのお二人がやっているMacのCM。
最初にこのCMを見たときから、なんとな~く不快感を感じていました。
まあ、不快感というより、違和感の方が近いか。
CMとしては、よくできているし、
いわゆる"ネタ"もシリアスで、にやり( ̄ー ̄)としてしまう内容なんですが、
ど~も、このCMを『面白い』とは思えないのです。あまり心地よくない。
#まだ見たことない方は、アップルのサイトで見れます(動画はこちら)
その違和感は、一体なんじゃらほい?と常々思っていたんですが、
昨夜、ホロ酔い気分で、しかもちょいとご機嫌ナナメの時にたまたまこのCMを見て、
あ~、そうか
と、その違和感の原因に気づきました。
どうやら僕は、いわゆる"ネガティブ・キャンペーン"的な物が苦手のようです。
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このCMの内容を簡単に説明すると、
MacとWindowsを違いをシニカルに比較して、
Macの方が楽しいでしょ?
という感じに締めくくるという仕上がりになっています。
まあ実際は、それほど痛烈にWindowsを叩いているわけではなく、
『ああ、そうそう』と笑いながら相槌を打てる程度のものなんですが、
しかし、ど~しても心から笑えないわけです。
言いたいことは充分に理解できるし、
それがMacの良い点だというのもわかる。
でも、僕的には、ど~にもこ~にも、
あまりセンスのよくない嫌味
に聞こえてしまうんですよね~。
他者と比較して自分の優位をアピールするんじゃなくて、
自分のいい所を広めればいいじゃん、って思ってしまう。
ちょっと話を広げると、
楽器や機材でも、マイナス点ばかりを見つけて喜んでる人とか、
敵チームが負けることに喜びを感じている野球ファンとかも、
僕は、ど~にもこ~にも苦手なわけです。
気持ちは解らんでもないです。んが、
好きな楽器だけ使って喜んどきゃいいじゃん、
好きなチームを応援しとけばいいじゃん。
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このMacのCMに対して、そんな違和感を感じつつも、
それと同時に、
アメリカっぽいCMだなぁ~
とも思ったりして。
アメリカ的には、これでも非常にソフトな表現なんでしょうけどね。
海外では、もっとエゲツナイCMは、山ほどあるようですから。
こんなことを感じるのは、
いかにも日本人的発想なんでしょうかね?^^;)
★結論:
あ~、日本人でよかった(なんじゃ、そりゃ)