秋アニメ。順次、スタートしていますね。
夏アニメは個人的には結構、期待値の高いアニメが揃っていた感があったのですが、秋アニメは粒ぞろいって感じです。そして今期、最初にご紹介したいアニメは、こちら。
「見える子ちゃん」___
そうなんです!
当初は視聴予定になかったこのアニメ。
それがついつい、見てしまったから運の尽き。
「見える子ちゃん」を“見てるおじさん”と言う感じですね。
なんの変哲もない女子高生・四谷みこの日常。
通学し、授業を受け、帰宅し、弟と怖いテレビ番組を観たり。
そんなみこに、ひたひたと忍び寄る影。それはなんの前触れもなく突如、みこの視界に入り込んだ。最初は気のせいかと思った。幻覚だと思った。
疲れているだけだと……思おうとした。
しかし『それ』は確かに見えている――
怖さと面白さが絶妙なのです。
絶妙なタイミングで、ちょっぴりサービスカットも挿し込んでくるからもぅ、視覚と聴覚がややこしい。脳内処理が追いつかず、戸惑ってしまいます。
登場キャラクターも少なくて解りやすい。しかも主人公のCVを担当する雨宮天さんの、これまた抑揚を抑えた演技が見事と言う以外に無いです。相方のCVを担当する本渡楓さんも天然系の演技にハズレなしですね。
OPテーマもEDテーマも雨宮さん。
制作は「ひぐらしのなく頃に」と同じPassione。
「ねぇ、今度下着買いにいかない?」
『いいよ』
「やった!なんだか最近さ~ブラちっちゃくなっちゃって」
『いらない情報…』
「あっ!ちょうど青!じゃあまた明日ね!」
『うん』
「バイバーイ!」
怖いだけじゃない。スカートの、太ももの絶妙なアングル作画に視聴者の一喜一憂が手に取るよう。「見える子ちゃん」は“見せない子ちゃん”?
新感覚ホラーコメディ。そして第2話で実感する、ちょっぴりの感動。
見えるのは必ずしも悪霊ばかりじゃない。見えない筈の人間の内面や良霊が見えたりもするハートフルな一面も“見せて”くれる。
「あっ…!」
「ほらっ見て!」
「みゃう」
『捨て猫?』
「うわあかわいいっ!超ちっちゃい!」
「みゃう…」
「ん~?どうしたの?チビちゃん。ん~?」
(ヤバいのばっかり見てたし…癒やしも必要)
《あああ…》
「わ~指なめてる~。ヤバくない?」
『ヤバい…』
(この人は…絶対…ダメ…)「えっ?猫くれないの?」『はい』
『お願いします』「ああ…大事にする…」(人は見かけによらない)
「にゃんすけ…にゃんすけか?」「みゃあう!」
「これからよろしくな!にゃんすけ~!」「みゃあう!」
一躍、今期の注目アニメとなりました。
見る予定の無かったアニメを見てしまった、この感覚。自分に取り憑いたのは、このアニメでした。
これは興味をそそられるアニメです。見逃せません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます