mryjの“戯言・寝言・独り言” (by yj山口)

気ままに、適当に書いてますぅ~♪(笑)

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「カノジョも彼女」

2021年08月14日 00時25分23秒 | アニメ


高校一年生の向井直也は、小学一年生の頃から隣に住む幼なじみの女の子・佐木咲に毎月告白し、高校に入ってやっとOKをもらい付き合いはじめた。幸せの絶頂にいる直也だったが、ある日、彼の前に水瀬渚という美少女が現れる。気立てがよく、スタイルも抜群。頑張り屋さんで、料理上手な彼女はいきなり、直也に付き合って欲しいと迫るのだった。渚の余りにも良い人柄と健気さに心が揺れる直也は咲と渚を引き合わせ、ある提案を持ち掛けるのだが…
   
  

うん!素晴らしいラブコメ・アニメだ!
なんとも暑苦しい主人公の的外れな熱血漢が見事です。「それ、言うたらアカンやん!」的な本音の台詞を意図も容易く発言してしまう主人公に、間髪入れずツッコミを入れてくる彼女・咲。二人のバランスが絶妙です。そこにもぅ一人の彼女・渚が加わり、緩衝材的なポジションでストーリーに幅を持たせてくれている感じです。
キャラクターもあの「アホガール」を彷彿とさせるデザインで期待値が上がります。(原作者は同じです)
作画も正しくラブコメ・アニメに映える創りで見やすいです。加えて時折、強調するように映す瞳が妙に美しいと感じてしまいます。勿論、ヴィジュアルも表情も可愛いですけどね。
   
EDテーマが流れると「え?もぅ、終わったの?」と、体感10分位いにしか感じない程のテンポの良さ。ドタバタ劇じゃなく、会話に依りストーリーを盛り上げていく感じが良いですね。

「正直、惹かれてしまって…これはもう…」


「これは…もう。二股するしかない…と!」〈二股するしかないと…二股するしかないと…〉


『はっ?…はっ?…はあ?』


『よく分からないんだけど』
「だから。こっそり二股とかは、人としてできないから」


「もし咲ちゃんが認めてくれるなら。正々堂々、二股したい…と!」


『むっ!』


『むんっ!』


「ぐふっ!」《土砂災害警戒レベル4パンチ》


『いいわけないでしょ』
『あぁっ…』


「は…話し合ってほしい」
『嫌よ!』
「咲ちゃんには、本当に申し訳ないと思っている」


『ならするな!』


『私が居れば、それでいいでしょ!?』


「昨日までは、そうだった」
『殺そう』


『あの!暴力はやめませんか?』


『二股はいいんかい!』


『ってか、そうよ!その前にあなた、二股なんて認めちゃっていいの!?』


『そ…それは。直也君が咲さんと別れるとは思えないですし』


『私は、二股してもらえないと振られるだけなので』


『オーケーです!』


無駄に真面目な主人公・直也の主張が不思議と説得力があり、視聴者も反論する事が出来ない内にストーリーが進展してしまいます。咲ちゃんも時折、見せるポンコツ行動が面白いのですが、その合間を縫って露見する渚ちゃんの異常な思考・言動がお話しの隙間を埋めていきます。そのテンポの良さは、視聴者の瞬きも許さない程に。
   

ストーリーも中盤へ。
三人目の“押しかけ”彼女?___人気ミーチューバー“ミリカ”こと星崎理香も加わり、お話はどんな展開を見せてくれるのでしょうか。はたまた、咲のクラスメイトで今はまだ、第三者的立ち位置に居る桐生柴乃は、いつ、どのようにしてお話に絡んでくるのか。色々、考えているとこのアニメの独特なOPテーマやEDテーマが脳内で自然再生されちゃいます。
   
   
   
本当に個人的な意見になるのですが、「久々に面白いアニメを見る事が出来た」と思います。

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