machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

「劇団ひとり」の小説

2006-08-13 | Weblog
昼から本屋に行って「劇団ひとり」の小説『陰日向に咲く』を探した。派手に何十冊も積んであった、五冊位ずつジグザグに平積みして、これを二本柱のように並べて立て、上部で一本にまとめてある。サグラダ・ファミリアか東京都庁舎のようだ。かなり売れると店では見ているんだろう。

手にとって立ち読みする。立ち読みといっても10人位が座れるソファースペースがあるのでそこで座って読む。登場人物の愚かさと暖かい心に同情し涙を拭いながら読み切ってしまった。私は昔からたまに立ち読みして泣く。いままでで一番泣いたのは「窓際のトットちゃん」。

「劇団ひとり」は千葉県出身、といっても千葉県人には二種類ある。農漁者を先祖に持つ土着民と都会勤務の新県民。狩猟中心の縄文人と新文化を持ち込んだ渡来系弥生人の違いのようなもの。彼の父は日本航空の現役パイロット、母はミス札幌の元スチワーデス、本人は帰国子女、渡来系新県民。

お笑いには深い教養素養が必要だとも思う。北野たけしだってドリフターズだって一流のエンターテイナーだ。一流のものを掴んでいるから落差としてのお笑いが面白くなる。劇団ひとりの小説も一流と言える、今後のお笑いや他の活躍が期待できる。


無題

2006-08-13 | Weblog
お盆も現場は動いていて、三人の現場監督が交代で休みを取る。日曜日と月曜日は私が休めるので、本でも読んでみようと思う。
「劇団ひとり」、中堅のお笑い芸人だが、役者としてもやっている、初めて書いた小説が売れているとテレビで言ってたので、だまされて読んでみようか。

会社の机が向かい合わせの若い同僚のブログが面白い。彼はミュージシャン、詩も書く、イラストも描く巨漢の芸術家、ブログでは笑わせてくれる、お勧め。