machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

2006-10-04 | Weblog
また午前二時半、隣で寝ている妻がうなされていて、目が覚めてしまった。抱き寄せて背中をさすってやったら、すやすやと彼女は寝てしまった。
24年前の10月、韓国。統一教会の文鮮明師によるマッチングで出合った我々である。

1975年2月。学生だった私は合同結婚式に参加した先輩たちを見て感動した。昨日までは兄妹のようにしていた人たちが、これからはそれぞれ夫婦になる。清清しく美しい。本当に感動して見ていた。

大学を卒業して就職して公務員になっていた私に78年、マッチングの話が突然来た。埼玉の田舎で今日行われると。私は迷った。ともかく早退してそのままそこに向かった。列車の中で考え続けたが結局、自分にはまだ早いと思って一つ手前の駅で、降りて引き返してきた。

81年3月、5年勤めた仕事を辞めて、統一教会の活動に専念した。就職したときから5年で辞めるつもりではいた。不謹慎だったが辞めた主な動機は当時は献身者でなければマッチングは受けられないようになっていたからだ。

そうでなければまだ地元で公務員をしていたかもしれない。辞めたおかげで、保守的で引っ込み思案な私には歩むことのなかったであろう面白い体験の多い人生になっている。

マッチングで頂いた妻の性格は、竹をねじったような性格の私とは正反対である。