フクシマと従軍慰安婦と憲法改正

原発事故の直後、高濃度の放射能汚染のデータが在っても一般住民には知らせず人々に大量被曝させながらも安心だと嘘を付き続けてきている国。
今も汚染が進行中なのに何事も無いようにとぼけた報道をしているマスコミ。東京電力が重大な違反をしているにもかかわらず警察も現場検証せず、労基署も乗り込んでゆかない。七十年前とちっとも変わっていない。

戦時中、嘘をついて若い女性を募集して戦地に送り売春婦にさせていたことを当時の国家は故意に見逃していた。法律に違反している事を知りながら国は首謀者を逮捕もせず、むしろ保証をして優遇していた。とんでもない事をしていたものだ。

国に都合の悪い国民には些細な事で法律違反で押さえ込んでくるくせに、残念ながら国のやった悪事には今も昔も法律を適用しない。

どうせ守らないなら憲法も改正する必要はない。

岸信介さんが中心となった自主憲法制定の大きな大会に昔参加したこともある改憲論者だが、こんな状態じゃ改憲すればお墨付きを得たものと拡大解釈して時代錯誤で人権を無視したような事を何でもやりそうで心配だ。