獣医師インディ・ヤスの冒険!

家畜伝染病と格闘する獣医師インディ・ヤスさんのブログです。インディ・ヤスさんはロシア・東欧のオタクでもあります。

日本航空が大変なことになってしまいました。

2010-01-12 21:39:31 | うんちく・小ネタ

日本航空(JAL)の現役社員、OB共に年金の減額に応ずる同意をしたそうです。

JALといえば航空業界のみならず日本を代表する花形企業だったのに、現在の経営難が小生には信じられない、又は信じたくない気がします。

 小生が初めて飛行機に乗ったのは遅く就職した1983年です。大学は地方大学、就職した企業も地方の企業であったため、飛行機に乗る機会がありませんでした。初めて乗った航空会社は全日空(ANA)、次に今はない日本エアシステム(JAS)、そして3番目がJALです。何故JALが3番目かというと、小生が住むところの空港は、1983年当時ANAとJASしか来ておらず、利用客が増加した頃にJALも路線を設けたからです。

 JALに初めて乗った時は、スチュワーデス(当時は客室乗務員をアシスタントパーサーと言っていたようですが、ここではスチュワーデスを使います)が美しい人ばかりだったので感激したことを覚えています。ANAやJASのスチュワーデスがそうではなかったという意味ではありません。いずれの航空会社のスチュワーデスも容姿が美しく、知性や教養も高い女性ばかりだったとは思うのですが、JALについては一ランク上と感じました。何故そう思ったのか、はっきりとは解りませんが、恐らくは日本を代表する企業で日本を代表する翼のJALに対する憧れではなかったか、と思うのです。そんな美しいスチュワーデスを見て、また、自分と比較して思わずため息をついてしました。そんなJALが、今、経営難で苦しんでいるのです。

 2か月前、東京に出張にした時JALを利用しました。帰りの便では新聞をお借りし搭乗席で読むことにしました。運悪くその新聞の1面がJALの記事で、しかも、いつも癖で見出しを声に出して読んでしまいました。「なになに、JAL赤字6千数百億円、社長退任か」、その瞬間、ハッとして顔を上げると、一人のスチュワーデスの方の困惑したお顔が目に入りました。思わず、「頑張りましょう。私も応援しますから」とおこがましいことを言ってしまいました。その時、かつて高値の花と思っていたJALのスチュワーデスさんが、自分と大変近い存在になった気がしました。