獣医師インディ・ヤスの冒険!

家畜伝染病と格闘する獣医師インディ・ヤスさんのブログです。インディ・ヤスさんはロシア・東欧のオタクでもあります。

今日、懐かしい声が聞けてとても幸せでした。

2010-01-15 22:40:57 | 日記・エッセイ・コラム

 今日の会議中、部下のF君から内線が入り「主任にお客さんです、替わります」と言ってきた。受話器の向こうから聞こえてきたのは、なんと、なんと、K美さんの声。

 学校を出て今の企業でずーと働いてきた小生が最初に配属された職場での同僚だったK美さん。美人で気立てが良くて誰からも好かれたK美さんである。小生より2歳下の彼女が結婚し、妊娠出産を機に退職し、その後は年賀状のやり取りはあったものの、彼女の声を直接聞いたのは22年ぶりである。最初、今の名字を言われて迂闊にも気がつかず、結婚前の旧姓を言われて解った。いつもながら自分の鈍さに呆れてしまう。

 昨年の4月の発令で今の職場に異動になったが、そのことを今年の彼女への年賀状に書いた。実は、彼女のお嬢さんが結婚してこの職場に近くに住んでおり、お嬢さんのところを訪ねたら急に小生に会いたくなって来られたのである。小生の勤務する企業では、旧知の人が訪ねて来ることがよくあり、その場合、かなり融通をつけてくれる。他社から見ればおかしいと思うかもしれないが、それで業務に大きな支障が出るわけでもなく、当所の良き習慣と思っている。そのことを彼女も知っていて訪ねてくれたのである。

ただ、残念ながら、その時は外部の人間も加わっての会議であり、その主催者であった小生は、さすがに会議を中断して彼女と会うことはできなかった。しかし、内線で彼女と少しばかり話ができた。聞けば、お嬢さんもご一緒とのこと。「娘が車で連れて来てくれたたんです。いつも私の話に出てくるあなたにぜひ会ってみたいからですって。でも、今日突然押し掛けてすみません。また、来ます。その時は前もってご連絡します。いいでしょう」と彼女、「もちろんです。是非また来て下さい。その時は、大いにお話をしましょう」と小生、それで内線の受話器を置いた。

すこし興奮して気が静まらなかったが、仕事に戻った。K美さんが小生を訪ねてくれた。そして、今でも小生のことを気遣ってくれている。何か、胸に温かいものが湧いてくる感じがした。今年は、何か良いことが起こるかも!