ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

これが『心屋』か・・・・・・・ノスタルジック!酒と料理とお外と(大手町辺り)

2017年08月20日 23時07分12秒 | 広島・お酒呑み系

同僚Sくんと同僚Aくん、そのお二人のお食事会みたいなのに紛れ込む。

 

カルシャカのお隣か二軒となり、『心屋』。

「ムシマルさんはここの店来たことありますか?」

来たことはあった。

この店の昭和っぽさをオールウェイズ出している感じ、覚えがある。

だけど、記事にしたことがあったかいまいち記憶がない。

 

・・・・・・・・・・・・あれ?ない?

あのときはまだ高知住まいの広島出張だったしあの時は職場研修会の懇親会で撮っていない時か。

じゃあ今回が初?

 


ほろよい処 心屋

 住所〒730-0051 広島県広島市中区大手町2丁目6−21 岡田ビル

営業日:月~金: 11:30~13:30 (料理L.O. 13:30 ドリンクL.O. 13:30)18:00~翌1:30 (料理L.O. 翌1:30 ドリンクL.O. 翌1:30)
     土、日、祝日、祝前日: 18:00~翌1:30 (料理L.O. 翌1:30 ドリンクL.O. 翌1:30)

定休日:無休

電話:082-240-5568

https://www.hotpepper.jp/strJ000631143/



 

 心屋だと?人間は容易くそれを口にする

 まるで自らの掌の上にあるかのように

 ムシマルのこのカメラは全てを映す 捉えられぬものなどない

 映らぬものは存在せぬもの そう断じて食べてきた

 心屋とは何だ

 この料理をいっぱい頼めば その中に視えるのか?

 そのお酒を乾せば その中に視えるのか?

 

 

入る。

「すいません店内がいっぱいで、外のテラスなら空いてますがどうですか」

外とはつまり、店外だった。

初夏の夜なら、ちょうどいい風情だった。

ピースサインはAくんによる。

 

(お、日本酒列島みたいな地図。たしかにこの地図の記憶がある、来たことある!)

いまやっとこの記事のこれがこれで、自分は記事(リンクあり)を書いたことがあるぞと思い出す。

 

あの頃は、まだ出張者でこの店の名前も知らなかったんだなあ。

『これが、心(屋)か・・・・・・』

 

Aさん「ブログを書いて、あんまり込むようになったらイヤですね」S&Aさんお気に入りの店なのか。

 

店員さん「注文の際は、中まで入って来て頼んでいただきますようお願いします」

Sさん「これは、手間を省くために最初にがっつり頼みましょう!」

で、頼んだ。

お二人は頼み慣れていて、ムシマルはサラダを頼むくらいだった。あとは満足いくほど頼んでもらった。

 

うわ、今メニュー見返すとエイヒレ姿煮、フォアグラソテー、のどぐろ包み焼きとか、バラエティがすごい。

 

黒ビールが飲みたいです。

カクテルと日本酒を他の人が頼んで、

料理も頼んで注文タイミング終了。

 

カクテルがタワーみたいに長い。

 

6月、夜はまだ涼しい。というか温いけれど涼しいかぜがときおり吹く。

 

ここから映りが悪くなっております。

お外では照度が低いのをあまり考慮せずに撮っておったからです。

コウネサラダ。

サラダにコウネが乗っている乗せてあるという広島感があるサラダ。

 

おいしい。

 

 

Aさんからこれを頼まなきゃ的に言われていた『盛合せ』。

6種と9種が確かあり、6種の方を頼んだ。

 

ら、こうなった。

 

オリエンタルビューティーです、エキゾチックです、どことなく円くて手毬っぽいです。

 

あとエビマヨが来る。

「あ!エビチリと間違えた」とはSくんの弁である。

 

 

ここからは写真は参考程度。その目で確かめてほしい(叱責されないための予防線)。

カツオあり。

 

ほかに貝類からなにやらかにやらあったんですけど説明を聞くと全部なにかしらのひと手間が行われていた。

塩麴漬けとか酢〆とかそういうことを言われておった。

 

(あーこれは日本酒かな)

 

ムシマルが頼むのは『亀泉』。

銘柄知らずに頼んだら、あ、一番好きな「CEL24」のやつが来た。

 

「Cel24ってなんですか?」聞かれる店員さんに。

「・・・・・たしか酵母の名前だったと思います」ムシマルも自信満々ではないのだ。

 

合ってた。よかった。

 

 

お酒を呑んでいると前の歩道を老婦人が通りかかる、こちらを見て微笑んで声をかけてくれる「外国風じゃねえ」。

ああカフェテラスっぽいっていうことかえへへへジャパニーズなんですけどみたいに笑い返す。

スマイルにはスマイルを、「時代はスマイル」って誰かが言っていた。

 

 

 

ホルモンキムチに、なんだっけマグロカツだったかな。

ホルモンキムチ炒めは量も多くおかずとしての確固たる地位を築いておられた。

 

いいねえおいしいねえ。

 

 

 

カラアゲもこぶし大でザックザックと歯に歯茎に臼歯に犬歯に音を聴かせる。

 

おいしかった。

 

 

 心屋とはなんだ

 そうか
 これが そうか
 この掌にあるものが
 心屋か

 

 心屋さんは一回行くたびにサービス券をくれた。

 ワンドリンク対象。

 AくんSくんはサービス券があるので一人3,000円するかしないかくらい。

 

 よいお店であった。

 

 

 

 

 

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『清耽』ナスと軍鶏と刺身と・・・・・・・・・・解禁の開襟。

2017年07月09日 14時54分48秒 | 広島・お酒呑み系

清耽へ行った。

 

カウンターに座ってお酒を頼む。

ビール。きれいな緑色の器で呑む。

ああ心地いいですねえ。

泡がほわっと染み入る。静けさが泡に染み入るよう、泣き濡れて眠り込みそう。

 

さて食べ物を考える。

比較的早くできるやつから一品。

南蛮漬けおいしかったなー前頼んだ時。あと燻製ポテトサラダも好きだった。

じゃあ轍を踏み切らず、ここは、また目先を変えて「ナスの揚げ浸し」。

 

今日のおいしいものから。

お造りにしよう。

「ヒラメでー」

「盛合せもできますがどうしますか」

「あ、じゃあそっちで」

たやすく変わるムシマルの気持ち。柳に風、心はムシマルの空のごとくうつろいやすい。

 

 

 

先付として、確かカレイの唐揚げ。

 

おいし。

そのままでもおいしいんでしょうがネギとゴマがしっかり利いている。

 

するとそこから、ナスの揚げ浸しが来ました。

それはまるでぱっと見で海苔巻きのようにも見えました。

海苔巻きに雪が降って木屑が撒かれて、最後にウニが降臨したみたいに見えます。

(海苔巻きに雪が降って木屑が撒かれて、最後にウニが降臨したみたいに見える・・・・・・・)

 

ひゃっつめたい。

あーおいしい。

これ、もう薬か毒かどっちかくらい人体にたやすく影響を及ばしそうなくらい透徹力がある。

 

ナスも大根おろしもスッキリ系の食べ物だからか、海苔の風味を空高く感じる。

飛翔の二文字が似合う海苔。

 

で、来たのは盛合せ。

キレイでありまとまっていると思った。

ヒラメと、タイラ貝と、太刀魚の藁焼き。

 

食べなくてもうまいとわかるものが、食べずにいられなくなる。

 

ヒラメ、この弾力はカッポレをその上で踊りたくなる弾力。

 

ああ、日本酒にいきたい。

タイラ貝。

 

 他県のお酒をいただく。

 

 

 秋田のお酒で、こめどころはお酒もよきかな。

 

肉をいただく機会を狙っていた。 

なぜならお刺身がお魚が海の幸が間もなく終焉を迎えようとしていたから。 

 

ってしているそばから迎えてしまった終焉。 

 

だから、注文。

とよの軍鶏を食べてみようとする。

 

出てきたのは、思ったよりもシンプルに肉。

器が、海産物みたいだ(貝みたいな印象を持った)・ 

  

 

 

肉の弾力がギアでいうと5thバウンドマンくらいになられておいでだ。

 

ぱって箸を放して軍鶏を机に落としたら、ポーンって跳ね返ってそのまま空まで飛んでいきそうだったよ。

・・・・・・過去形で書いてしまった。そんな過去はないのに。

 

印象を持った、ということでした。

ずっと噛んでいたいのに瞬間的にごくんと飲みたくなる飲んでしまう瞬間が来る。

 

 

 

おいしい。 

 

 

 

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デリカセロリ!お酒の品揃えとコスパが最強と思いました。

2017年05月06日 12時11分15秒 | 広島・お酒呑み系

デリカセロリ、その名はどこかで聞いたことがある。

飲み屋さんにしては、変な名前だなーと思った思っていた。

ネットで、お値段のお安い居酒屋さん的な感じを目にしたのだ。

よしりんさんという方のブログで、こちら

いんたーねっつで調べると、お弁当・お惣菜の店だった?もしくは今もそうであって夜は居酒屋業態をしているのかもしれない。

あんまり詳細を知らないの。

 

ともあれ、詳細は知らず、でも変わった名前で入りたいなーと思って覗いてなんだか満席ぽいということが二度。

三度目の正直。

 

入店。あ、いっぱい気味。でもカウンターがいくつか空いている。よし、着席。

「なんにしますー?」美人おねえさんが聞いてくださる。

 

ええーと、あ、日本酒がある。これを。

 

店内はネクタイのひと、すなわちサラリーマンでいっぱい。

ムシマルは平日休みに行っているのでノーネクタイ。着ているシャツには『ちょい悪おやじ』という文言が入っている。目玉のおやじの絵が出ている。

 

ここは新橋か!ってくらいのサラリーマン度数。

 

メニューと、白版の本日のおすすめを見る。

380円が多い! 

紙メニューにも、こう書いてある。

「ほぼ380円メニュー」と!

 

380円!380円って、ええーと、コロコロコミック一冊分くらいか?

マンガコミックス一冊分。はりまや橋~南国市のごめん電停くらい。

 

8品頼んでも3,000円くらい。

8品ってあれだぜ、満漢全席といっても過言ではない。

 

 

これって頼んだお酒。

『山』、入魂。

 広島のお酒らしい。

 

お酒、まけまけいっぱいどころかじょっこりと溢れだすこと確定にお酒を注いでくださる。

 

ぐい。

あぁうまい。

お刺身登場。

グレ刺身880円。

あ、ネギやら大根のツマやらが、惜しみない。

 

篤実な花のように白い。

不実な夜のように黒い醤油にちょんちょんつけて、ぱくり。

 

罪の匂いがする!

適当な感想を書いてしまった。

美味しいってことを婉曲に言いたいがために、変な言葉になってしまった。

 

まろやか。

 

ああ、お酒が進む。レミングの大群みたいにすげえ止まらない。

お刺身をいただきながらもお酒の二杯めが気にかかる。

 

 

二杯めには、

 

ムシマルは、

 

決めた。

 

 

二杯めは高知のお酒。『どくれ』。カツオが有名な中土佐町の酒蔵さんのお酒だ。

「どくれもん」っていうのは土佐の方言で「ひねくれもの」とか「へそまがり」的意味を持っています。

 

うまい。

ちょっと辛いような強さがあって、洗い流す、リセットする、いてつくはどうみたいな美味しさ。

 

「ぷはぁぁー」

頼んでいたホルモン炙りが来る。380円。

でも日本酒のきらめきでほぼ映っていないの。

 

ってやると女将さん(帽子を粋にかぶってらっしゃるかっこいい雰囲気のママさん)

「おいしそうに食べるねえ」とお誉めいただく。

 

地元のお酒を呑んで、なんだか地元みたいな気分になったんだ。今ムシマルは、気が緩んでいるよ。

 

ホルモン炙り、好きになったかもしれない。

 

日本酒をちびちび、

そうだ、たまご焼きにしよう。こちらも380円である。

「おねーさん、注文いいですか。」「卵焼きをください」

「うちの玉子焼きはボリュームありますよ、おひとりで大丈夫ですか」

「だいじょうぶです」

「もし食べきれなかったら持ち帰りも可能ですからね」

優しいお言葉をかけてくれる。

毛布みたいに優しいよ。

 

しかし、ムシマルも「高知の胃袋」という二つ名を持つ食事人間だからな。

あのおねえさんも心配性だと。そうおもっていた。

 

その時が来るまでは。

その時はあっさり来た。

 

玉子焼き、あれ?

デカい。

 

群を抜いてではない、ムシマルが錯覚かなと感じるようなデカさ。騙す惑わす力があるということ。

 

なんだかレモンみたいなイエローだな、今にも空から落ちてきそうだ。

レモンはあんまり空から落ちてこないなと思いながら箸で持とうとする。

あ、重い。

 

自重によって崩れいきそう。

ぱくり。

 

甘み。

よじのぼれそうな甘さ。

サッカリンって言いたくなるような懐かしい甘さ。

 

遊具のない公園みたいな開放感。

こんなハッキリとした玉子焼き、そしてこのボリューム、ムシマルがこれまで体験した居酒屋で一番記憶に残る玉子焼きだと言えよう!

 

3杯目に、『ドメーヌ瑞冠』広島のお酒。

かっこいい。

 

3杯めもおいしい。

ムシマルはダメだ、今日はやり切ろうと思ってしまった。

 

「豚キムチをください!」「残してもお持ち帰りできますよ(2回目)」

おねえさんの優しさは繰り返すポリリズムやで。

多い!

380円で想像する豚キムチでは想像力が足りない。

 

あああ、落ち着く。B級グルメグランプリに出したらスラッと優勝をかすめ取りそうなそれは豚キムチ。

 

麺類!?一瞬思ったそれは長々とタマネギ。

 

ゴマ、ネギ!キムチ。

風味が一風といわず七風となっていろんな部分をくすぐる。

 

入った、スイッチが。

入れてはいけないスイッチが。

ざわ・・・・・・・・・ざわ・・・・・・・・・・・・・・・圧倒的!「ごはんください」

 

この期で!

今わの際で!

映画でいえば残り20分でラスボスと思っていた人が野たれじぬ感じ。

 

ばくばく。

ああ、白いお米が逃げる(食べている)。

なお食べたくなってしまう白米!

 

『白いご飯を茶色いたれで染めていくのが快感なんです』のちにムシマルは語る。

 

もう、ここで、終わってもいい。

 

なし崩し的に始めてしまった豚キムチ丼に、

総合的に多角的に食べ終える。

 

 

お会計は3,600円。

 

また来よう―。

 

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大町グルメ:「兎とかめ」

2017年03月05日 21時37分31秒 | 広島・お酒呑み系

 

 

アストラムラインを旅して。

どこかで降りて食べよう。お酒を飲んでやろう。

 

そういう思い。旅といえば呑みという間違った観念に支配されているのだ。

オキュパイドオキュパイド。

 

 

アストラムラインは930円で「一日乗り放題」

どこでも降りれる。

 

どこで降りるのか、つまりはどこで吞むのかという・・・えいやあ。

 

適当に降りてみる。『沼田』駅だっけ?

ヌマなんとか交通なんとかというランドマークがあるから、周りにお店が何やかやあるのではないかという観点で来てみた。

・・・・・うーーん、なんか17時くらいという時間帯のせいか丁度いい感じを見つけられなかった。

 

それでも関西系のお好み焼き+もんじゃ屋さんというお店を見つけて、

「逆に珍しい」っていう意見と「広島っぽくなさ。広島上級者向けだ」っていう意見とが分かれた(ムシマル内部で)。

 

ええっと、ええっと。

うーーん、他にもスシローとかあったような気がするが、

ムシマル、ここ、スルー・・・・・・!

 

アストラムに乗り込む。

(いやいや、まだある。

 大学前とか学生向け飲み店あって安くいっぱい行けたりせんろうか)

 

アストラムラインは、大学前を通る。

(何とか女子大か。女子大最寄りでわざわざ降りて食べ物屋さんに行くのは動機が濁りそう)

ムシマルは女子大生目当てで駅を降りたって後ろ指差されたくないのだ、羞じるところがなくてもあっても。

 

ここは、もっとなんか酒呑みの純度を高めたい。

酒呑みといえば高架下(異論は認める)。

高架下はともかく、駅の近く大きいところの近くはお店多そう。

む、ぴーーん!「大町」・・・・・ってでっかそう。

さらに、JRとアストラムラインが交わるところらしい。

 

これは、あるんじゃないかと結論付けて駅を降りる。

 

下りてフラフラ。

駅すぐそばには見つけられない。

助けてグーグル先生。

 

フラフラ地点の600m先に、お店があるらしい。

ふんふん・・・・・・。! 食べログ見たら元大使館の料理人がやっているお店?

ドラマ化しそうではないか。

レッツ!れっつ。

到着。


 


Japanese dining 兎とかめ

 広島市安佐南区大町東2丁目14-6-103
 CASAグランデV1F

 

 営業時間 17:00ー24:00
 ランチは完全予約制で4名様より。
 ランチコース2000円より、               定休日 月曜日、駐車場 4台
 全35席

 ご予約・お問い合わせ
  TEL 082-870-6369
  メールフォーム

 



 

童話だ。

 

落ち着いた雰囲気。樹木をテーブルに柱に椅子にとされている。どことなくモダーンにとがっている。

パリの並木道を歩いているような。想像でしかものを言えないムシマルを恥じるが、そんな感じ。

個室はなくて、テーブルとカウンター。

一人ムシマルはカウンターにパイルダーオン。

 

ではメニューを見せていただこうか。

お刺身もあるけれど、気持ち洋食っぽいメニューが多いです。

 

 

 

ネット情報では、

店主が駐米大使館で働いていたこともあり、アメリカ文化のアイデアが生かされたメニューを数多く揃えています。(食べログリンクあり)

ということだからなのか、

 

だからなのか!

 

寿司ロールが推しメニューっぽい。

(フォアグラとかあるよ・・・)

 

 

 

肉・魚・炭水化物・野菜・・・・・・・・・なんか全部試してみたい。

ではこれ、これ、これを。

 

ビール。

さまよう時間が長かったからか、やっと落ち着けるという喜びもあってでしょうか。

いつもより染みる。

ムシマルがベートーベンだったらここで歓喜の歌が作られそう。

 

 

突き出しはナスのピリ辛煮つけのようなもの。

純和風だなこの時点では。

 

来た。ファーストサラダ。初手『サーモンと湯葉のサラダ』

(サーモンと湯葉、いきなりであったことない組み合わせだ)

 

湯葉はぬのぬのしたものじゃなくて、サーモンと同じかもう少し厚めのかたまりとなって供されている。

ポン酢系のたれでいただく。

もぐもぐ。

 

気持ちいい。

湯葉のふんぬふぬしたクッション性がしゃっきり系のレタスと対比するされる。

 

で、サーモン。

こっちは旨み。

 

トータルで気持ちいい。後味に切れ味が感じられます。夏食べたいよ夏に。

 

それか罪を犯したとき。クライムでなくてシンのほう。何かが洗い流せそう。

 

しかし、ビールサラダ突き出しとも冷たいものを選んでしまって。

もう少しだけあったかいものがほしい。

 

と思ったムシマルに供されたそれは。

 

牛ホホ肉の煮込み。

駐米大使館の何かの表れなのか、グランドキャニオンを広島に顕現させたみたいな雰囲気がある。

合わせものはサトイモだ。なんとなくここで和風のバランスをとっているような気がする。

アメリカにサトイモ料理はあるんでしょうか。

 

 

 

ほほ肉を食む。いただいた実感は、じわり。

樹皮の集合体みたいな崩れ感を残して口の中でほどけていく。

 

がつがついただくのではなくて、みちみちと落ち着いて食べるに向いてそうなお味付け。

 

ほほ肉を食べている私の頬が、充たされた征服欲にニンニンしている。

牛の頬を今ムシマルの頬は内包しております。

 

(ああ、お口の恋人はロッテではなかった、我過てり!ムシマルのお口の恋人は牛の希少部位ホホでした!

 

しかし、これは相当なあれだぞ、洋のサイドだぞ。

ジャパニーズダイニングめ、ついに本性を見せ始めたな。

 

ならばムシマルは、日本サイドに舵を戻そう!

って言ってやってることは日本酒の熱燗を頼んだそれだけなんですが。

 

お銚子の絵柄が、(たぶん)フジヤーマ!

ジャパンポイントをこのあたりで稼ごうとしているな、店側!

 

 

 

日本酒と頬肉のダブルであったかくなってきた。

(きた来たキタ!勝利のイメージが見えてきた!)

 

ムシマルが最後に残している料理は(というよりも頼んでまだ来ていない料理は)お寿司。

たぶんこれで、〆になる。

 

と思っていたら来た。

寿司ロール盛り合わせ。

 

サイズはなんかかわいらしいというか手毬寿司くらいでサイコロ型の形状。

(うわ、なるほどロールさせつつ、普通の握りお寿司みたいに上にネタを加えているのか。

 ・・・・・・・邪道ではあるのだろう。

 

 でも、絶対うまいやつだ)

 

イクラにマグロに貝にハマチっぽいやつにエビにあとなんか・・・っていうネタ群。思っていたよりも豪華。

 

ご飯も純粋な寿司ネタではなくなんかしている。

 

 エビ。ぱくり、ぴしぴし、みしみし。

 

甲殻類のワルツが聞こえてきそう。

 エビがしっかりしていておいしい。身が振るっている。

 

イクラ、あ、こぼれた。

あーカプセル状の旨みがムシマルを責める、ほのお、からだ、やきつくす。

 

やっぱり炭水化物だ。

炭水化物を入れる入れないが満足度にかかわってくる。

炭水化物ダイエットがムシマルには難しい理由がここにある。

 

で、ハマチかな、ハマチをいただく。

これには中に緑のやつが入っている。

アボカドかな?

ぱく。

 

アボカドだった。


ムシマルはひとかどの男になりたいと思っていた。
だがまあそれにはなれなくても、アボカドの男にはなれるかもしれない。
これを食べていればね。

※ムシマルがアボカドを食べるときにはこのコメントが入るようになっています。
ご容赦ください。

 

それに、同じ緑グループで気づかなかったけれどキュウリもある。

キュウリの小気味いい歯ごたえとアボカドのコッテリ足し力、その二つが普通にお寿司いただくのと違った魅力を伝えてくれている。

 

寿司ロールを一段低く見ていたというか、

握り寿司を正統でロールを変化球のたぐいだという無意識の格差を持っていたムシマルに、なんだか一撃をくれるような。

 

おいしかったです。

日本酒もいい感じだし、終わろうか。

 

・・・・・・・・・?

これ、は・・・・?コーヒーゼリー?

あちらのお客様からです、ではなくて何やらお店のサービスみたい。

 

デザートはすべて当店の手作りですと書いてあったようなメニューに。

 

ありがたくいただきます。

おいしい。

 

3,000円ちょっと。

しかも15%割引券をくれた。有効期限は近めだけれど。

 

(うれしい悩みというか、無理してきたくなる)

Japanese Dining 兎とかめ <script src="https://tabelog.com/badge/google_badge?escape=false&rcd=34001135&user_id=355681" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>

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四季や大手町店を持たないムシマルと、彼の忘年の宴

2017年01月28日 14時58分25秒 | 広島・お酒呑み系

「四季や 大手町店」で職場の、課の忘年会をする。

※2016年12月の話です。新年になって一月も経たずに忘年をするほどの忘れたい過去はなかったので大丈夫です。

 

時刻は19時スタート。

仕事が、終わらない。

ムシマルは仕事が遅いのです。

 

がんばる。のと、手伝っていただく。のと、仕事を明日の早朝にかける、のでなんとかする。

 

18:45、職場を駆け出す。

一緒に残り仕事を手伝ってくれた同僚さん(MさんHさんKくんTさん)と12月の広島、その大手町を早歩き~小走りで。

 

市役所近くで52分。残り8分で平和大通り近くまで。

間に合う?間に合わない?の狭間に。

 

18:52。仕事帰り買い物帰りあふれる街を5人が駆け抜ける。

ひょっとしたらこういう時間のほうを、なんだか十なん年後まで覚えているのかもしれない、って思ったのです。

あの時走ったよね、みたいな。


最終的には女性Hさんが脱落したり、「私のことはいいから先に行って」的ヒロイックな言葉まで出て、もう一大スペクタクルな感じでした。

 

最終、2分以内の遅れで間に合い、乾杯の宴。

 

しかしムシマル気が重い。

(ここ、2015夏に大学生以来ぶりくらいに酔い潰れた場所だ)

まだ広島中区民でなく、高知県民のころ。広島への出張研修で懇親会の会場がここだった。

そしてムシマルは記憶をなくしたのだった。正気とか体面とかいろいろと一緒に。

 


旅先のテンションと

「土佐人は酒を吞む」だろうという周りの方のイメージ、それから「土佐人だからいっちょう酒を吞まねば」という自負。

それがなんか絡まって日本酒をどあほうみたいにいただいてしまってホテルまで帰れなかったことがある。

 

だから、ムシマルは「潰れない」ということに眼目を置いて今日はおとなしく吞もうと思ったのだ。

リベンジを果たさなければ何もできない。ここには来れない。

『熊の場所』みたいな感じである。舞城王太郎の

 

 

ムシマルが回想しているうちにも宴は進行している。

 

 

飲み放題3時間くらいでコース4,000円?3,500円?そんなだった。

 

(職場の飲み会だし、写真は撮らずにおこうかな)と思っていたけれどちょっと撮りたくなるものが出て途中から撮る。

カマ焼きの、照りがよくて撮る。

 

お刺身が来る。

ああ、なんかすごいぞ。

ドライアイスのもくもく感がすべてを包み隠す。

さすが霧の町三次がある広島県やき。

 

そしてカキフライ。

がしぃ、ていう噛みしめる音が歯ごたえが高知県ではあまりなかったような炸裂感。

 

うんうん、うん。

 

お鍋が来る。いくつか種類選べたというところであるが鶏のシンプル系を選択されたみたい。

ほぼほぼ食い切った写真しかありませんが、お鍋はあっさりした日本人好みのお鍋でした。

 

席を移動したりしなかったりで会話をしていく。

ムシマルがブログをしていることを伝えてみたり。

「ムシマル」のブログネームの由来を伝えるとおおむね感心されるというメリットを生かして話をしたりしてみるあんまり普段世間話しない方とも。

 

それとは逆に情報収集してみる。

聞くと、江田島ゆめタウンの近くにおいしいお刺身出す小料理屋さんがあると聞いた。

ふむふむ。

 

紙屋町にあるファミマ挟みうち辺りにある博多もつなべ屋さんがおいしいとか。いちにのさん?(ネットでのちに検索 博多鉄鍋 壱弐参でした)

なるほど。

 

と、鍋。

おうどんで生まれ変わる。

おうどん沁みるな。

ああ、日本人度数がムシマルの中で純化していく高まっていく。

 

デザートは和菓子。

すあまみたいなぷるぷるしておる感じです。

 

 

 

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