ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

晩酌セット専門店2Fグルメ『晩酌セット専門店 セットさん』で呑み

2019年01月07日 22時29分39秒 | 広島・お酒(晩酌セット系)

 

あれ、こんな店が?

 

晩酌セットに一日の長があるムシマルに、とんだ朗報。

 

飛ぶように2階へ。

 

 

そう、ムシマルが推している2Fグルメ。

 


ロケーション  
営業時間 14:00~23:00
ラストオーダー  
定休日 不定休
店名 晩酌セット専門店 セットさん
住所 〒730-0035 広島県広島市中区本通2-21 グレイシャス小田2F
電話 082-207-2579
  http://www.0909c.com/h-gourmet/shop/settosann/index.php?from=#tabc
   
   
   

 

 

カンコロンと階段を上り、到着。外から1分弱の道のり。

うん、普通の居酒屋さんみたいな感じ。

 

ネットで見ると2018年10月にオープンらしい。

 

入っちゃえ。

 

テーブル席へどうぞと案内されて、座る。

 

おお、晩酌セットメニュー!

ドリンク2杯と小鉢とお刺身と選べるおかず(メインっぽい)におむすび。

 

(おむすびがあるのが、満足感を獲りにきていていい)

 

 

お姉さんにビールで、晩酌セット、メインはホルモン炒めでーと注文。

 

よしよし。

RedRockの向かい。窓から望める。

 

来るまでに、メニュー熟読。

へー、定食がある。

ランチもやってるみたい。

600円ならお手ごろ。

 

ビールと、お魚の揚げたやつ小鉢。

南蛮漬けでもないけど、酢をきかせたタマネギが載っている。

 

うん、うん。

ここまでは普通。

 

ここからがちょっとびっくり。

刺身。

 思ってたのより、大きい!

そして種類多様。

 

ハマチかなんかか?魚はあんまりわからない。

ぱく。

おお?おいしい。

歯ごたえが単一でなくて、抵抗度が高い。

弾性が強めで、噛み切る旨みが心地よい。

 

今もその愉快が身体のどこかに残っている。

 

そしてホルモン焼き。

 

野菜多めで、うれしい。

 

ホルモンもちゃぁんと、入ってる。

 

食むと、自分の選択が間違ってないことに気づく。

(とり天と迷ったけどなー)

 

二杯目で、日本酒を選べた。

菊弥栄、島根のお酒か。https://craviton.com/products/detail/2525

 

瓶でもらえるとはね。

 

とくとくーと流す。

お、すっきりというかきりっとしている、脳髄に電流のち天罰みたい。

 

ピンボケであるが、おにぎりが届く。

 

ピンボケであるが、これは確かサイズ感を伝えようとしたのだった。

コンビニのおにぎりより20%くらいでかかった。

 

明太子お!

このおにぎりが、結構いい。

 

海苔パリパリで、いい意味でコンビニおにぎりの良さ、手作りなのか?だとしたら、やるな。

セット専門店だから、おひとり様系が多いかと思ったら、グループも多数、セット頼んでない方や自衛隊女子の方までいらっしゃる(同僚が「しらせ」に乗るとかそんな会話から)。

 

お姉さんに単品を頼む。

その前に・・・・「餃子、平成のと昭和のとありますが、どっちがどんな感じですかー?」

ふわっと聞く。

 

えへへ、ちょっと聞いてきますね。かわいい感じで戻られる。

そもそもが美人さんだ、芸能人っぽい感じだ。誰だかわかんないけど。

 

「平成がニラとショウガが利いていて、昭和がキャベツとニンニクが強いです」みたいなお答え。

 

どっちもいいけど、昭和で。

平成最後の冬に昭和餃子爆誕。

 

 来た、いいよいいよ、ビジュアルいいよいいよ言い寄ってつぶやきたい。

 

カリジュ、熱い。

いい風味。

 

「お姉さん、芸能人に似てる気がするんですが誰かわかんないです、誰って言われますか?」

「よく言われるんですよー、だれかわかんないって。わかったら教えてくださいね」って。

わからない。

 

ふふ、餃子人気みたいで、何人か頼む声が聞こえる。

 

キャベツの甘みがたまらん。

ニンニクが日本酒を消費させ、餃子の皮がむいっとおいしい。

お会計は2,000円台。

いいなあ!

 

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『RIDE DINER』で晩酌セットゥ!ハンバーガーァ!タァメェィゴォゥ!

2018年09月07日 07時33分19秒 | 広島・お酒(晩酌セット系)

ハンバーガーやさんの前を通る。

 

あ、晩酌セットだ。

へーこんなショップに。

GO!晩酌セットにはムシマルGO!

 


 

店名 ライドダイナー (RIDE DINER)
ジャンル ハンバーガー
予約・
お問い合わせ

082-942-0612

予約可否  
住所

広島県広島市中区十日市町1-4-23 国好ビル 1F

交通手段

十日市町駅から57m

営業時間

[月~日]
11:00~14:15(L.O) 18:00~翌2:00(L.O.翌1:00)

日曜営業

定休日

月曜日

 

 


 

 

ひえ。

オシャレ店だ。

 

晩酌セット、ってなんか言いにくいな。こういうオシャレ店で、ひとりオヤジ感が濃いオーラを醸し出しちゃうというか。

そうだハンバーガーも頼めばいいや。

それでオシャンティだー。

 

酔っていた。店に寄る前からすでに。

 

そんなこったでいいや。

 

ハンバーガーは最安値でも620円。けっこうデカいのが出てくるのではないか。

 

ムシマルのハンバーガーの基準サイズはマックバーガーでなくて高知のパン屋イワゴーのそれ。

誰がわかるというのか。

誰が、なにを。

 

 

 

まずビールは来る、注がれる。

晩酌セットではハイボールや焼酎やサワー、そういったものが選べる。

2杯まで!

 

2杯飲めるとなると満足しちゃうぞ。

 

しばしで来たよ、ワンプレート。

4~5品目がはいっているそれは。

それは、思ったよりもカラーバランスというか全体の色合いが良かった。

 

思いのほかヘルシーそう?

 

 

 

サラダから。酸味、巡る味。

 

うん、ビールを始めるにはいい苦み酸味。

 

サラダ(イモ入り)とスパゲティサラダとパン(トマトシーフードソースみたいなの漬かり)、お魚南蛮漬け。

 

パンが、というかどっちかというとそれが刺さっているトマトのソースがおいしい。

酸味でくすぐるタイプだなこちらも。

 

 

(落ち着いている・・・・地に足の着いた晩酌セット・・・・)

チビチビと飲めるな、と思いながら『サブマリン』を読み進める。

クライマックスなのだ。

 

 

そしてこちらでも今回の最高潮。

片手で持てる、持てるが握りつぶすことはワンハンドでは難しいサイズ!

 

よくテカっていて、なんというかサンプルみたいにイメージ通りのイデア界にありそうなハンバーガー。

 

レタスハンバーグトマトみたいなシンプルな一品、ひとしなだけど・・・・この胸騒ぎは何だろう。

 

恐らく、胸やけへの正確な未来予測。

 

 

あぁぁぁぁっぁぁぁっぁっぁ。

ビールにハンバーガ。

 

ロス市警になった気分だけれどロス市警はたぶんそんなことしてない、えーとえーと、ヤンキースファンになった気分だよ。

 

パンが思った以上に伸びる、センターフライかと思ったらフェンス越してしまったみたいなふっくら加減。

 

恐らく、征服欲が刺激されたのであろう。

がぶがぶと、パンをかじりだす。

 

シンプルは時に罪、もうこれは詰み、重なった積みは単純に味が足し算される。

 

晩酌セットにプラスでもう一品という気軽がしっかりした食事、そんなものになってしまった。

(いいだろう、ってムシマルが勝手に自分で注文したんだけど。

 ライドダイナーのこの一杯は、泥人形みたいなもろいもんじゃなくなった!)

 

ふっくらとがっしりが両方あるパン、そしてお肉(パティっていうんであろうがそれは気恥ずかしい)もしっかりしている。

お肉が、なんていうんであろうかハンバーグをそのまま入れた的な感じでなくパンに挟むのに合うようにしている気がする。

ハンバーガー屋さんでは普通の企業努力かもしれないが、ムシマルにも届いたよ。

 

ツブツブ感がいい。

 

 

パフェとかもあるんだ。

ローストビーフ丼も、プーティンも。

ぷーちん?ロシアのえらいひと?

 

よく見ればフォーやトムヤムクンなどもある。アジア風まで備えているとは。

タイカレーとかあってくれないかな。

 

 

あ、一杯めを終えてしまった。

 

 

スタッフさんが聞いてくれる。

「同じので、えと、ビールで」

 

伊坂氏の『サブマリン』はクライマックスだ。

 

でも1杯でワンプレートまるっととハンバーガー1/3強を食べちゃった。なんかもう一品頼もう。

お腹はいっぱいだけど、予備タンクには入りそう。

実際にはムシマルの胃袋は一つしかないが、幽門が開いたりして何とかなってくれそうなのである。

・・・・・・・・・・幽門って何?

 

 

さあ、ムシマルは何かを頼みましたよ。ハンバーガーも食べ終えました。

今度はライドバーガーを頼もうとか、思ってるんです。

 

来たのは、『エッグスラット』 680円。

スラットて何だろう。

そんな思いで注文したのだった。

ストラットは聞いたことある、音楽用語かなんかわかんないけれどウルフルズが『大阪ストラット』歌っていた気がする。

 

だがスラットってなんだっけ?

このミニフライパンのことだっけ?違うスキットかムシマルの知ってるフライパン似は。

 

タマネギ、ベーコンとアボカドとタマゴというコースセットである。

それを焼く、割とシンプルな料理っぽい。

 

ケチャップちょっとかけていただく。

おいしい!

下には小麦粉…?じゃないイモだ、家庭料理風だ。

 

どうやらこんな料理https://news.cookpad.com/articles/1405みたい。

せれぶ御用達、西海岸のセレブがだ。

 

お腹にたまる系である。

 

完食。

そして読書も、ちょうど読了。

 

お会計3,000円弱。

うん、微妙に遠い以外は気に入った。

って言っても折り鶴タワー辺りから徒歩+10分以内?

 

ライドバーガーとトムヤムクン食べたし。

 

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今宵の晩酌セット

〇ビールほかドリンク2杯

〇ワンプレート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『ヒゲの野武士』で晩酌セット+沖縄っぽいもの

2018年08月07日 22時14分56秒 | 広島・お酒(晩酌セット系)

広島市民球場跡地でイベントがあったけど、入場無料だけどQRコードからメールアドレス等登録しないと入れないよ、っていう入場で入り口が混んでいてはいるのをめんどくさがって諦める。

 

見たかったんだけどな、パルクール。

 

 

ウロウロする、近くの居酒屋さんに。

 

 

『ヒゲの野武士』、この店名に気にならないことがあろうか、いや、ない。

 

お、外からメニューがうかがい知れるぞ。

晩酌セットあるのか。品ぞろえを見るに、メインは焼鳥屋さんかな。

 

入る。

 

 

こじんまり感のある店内。

カウンターにお邪魔して、注文。

 

晩酌セットください。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・大将さんは髭だ!

彼か、彼が野武士なのか。

野武士といえば野武士っぽい、でも老練な感じをされていて禄はありそう。

なんというか個人的には髭の保安官みたいなイメージかなー。

 

 

かなーって思っていたら突き出し。

じゃないか、たしか晩酌セットの1品目だ、小鉢。

 

マヨスパサラダ、乙なもんではないか。

 

ぱくり。

あ、ビール進むうま。

キュウリがパリパリしているのとマスタードかなんかヒリみが効いているので口のなかで味が残留する。

味のJ1残留。

 

ビールを飲んでいると、串が3本とキャベツ。

 

あれ、5本串ではなかったか?

まだ来るのかな?

 

厚揚げだ、肝だ、

 

 

 

厚揚げホクホク。

 

そして肝がうまい!レバー・・・あれ、これ。

高知でこのおいしさの肝を出す焼鳥屋さん、そんなにないぞ。

 

生臭さクサみは抑えられて、やわらかさが一回ペーーストして再構築した素材みたいだ。

 

 

残2本が来る。

なるほどこっちは塩味だ。

 

はつもギンギンですな。弾力がギンギラギンです。

 

ああおいし。

 

砂肝塩気美味しいです、ざらッとした舌触りに興奮します。
 
 
 

肝、もう一本食べたいな。

 

パチパチと炭火、隣ではおタバコ吸われているお客。

煙たくないのは換気扇ガンガンだからか。

 

後、豆腐よう食べようYO。

沖縄っぽい料理があるんだな。

 

日本酒の『船中八策』ください。

広島で高知のお酒に出会ったら高確率で注文するスタイル。

売り上げに貢献したいのだ地産外消。

 

ギヤマンのいいやつできた。

うれしい。

ギヤマンにコンプレックスがある身としては。

 

「ヒゲの野武士」っていう店名から、ワイルド系もっと言えば来たん酒乱みたいな覚悟までを想像していたが店内のキレイさはまあ普通。

 行かず汚いだったな(食わず嫌いみたいなことが言いたい)

 

豆腐よう。

赤い、食紅みたいに紅い。

 

ヒリヒリとして、酒に合うやつ。

というか泡盛漬け豆腐だから、半分くらい酒そのものである。

うまいな。うまいというか、酒減らしに最適。

 

焼鳥と一緒にちびちび食べてのんびりすると幸福である。

 

隣の席のおんちゃんが、話しかけてくる。

「お兄さんは、なにを読んでんの?」

伊坂幸太郎の『サブマリン』です。

「どんな本?」

読み終わってないからあれですけど、家庭裁判所の少年更生に関する調査員のおはなしです。

 

「僕は、松本清張が好きでね、全部読んだ」

「ルポルタージュが面白いよ」

「『私は貝になりたい』を知ってるかね。朝鮮戦争の-----------」

 

みたいな話に。

面白い話でしたが、「あんたの読んでる本よりは面白いよ」って言われたのは残念。

「この本は面白いですよ」と答えて、薦められた本を読む気はしなくなりました。

 

 

 

 お会計3,000円くらい。

 

〇焼鳥系+沖縄系のお店

〇お髭の大将がひとりで切り盛り。

 

 

 

 

 

 

 

 

今宵の晩酌セット

 ・ビール生中×1

 ・小鉢×1

 ・串×5本 +キャベツ

 

 

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創作系和食『和食屋きくお』は、ジビエったりしつつ美味しい。

2018年07月17日 21時34分31秒 | 広島・お酒(晩酌セット系)

 

 


和食屋 きくお
ジャンル:居酒屋
アクセス:広島電鉄(広島駅-広電西広島)銀山町駅 徒歩3分
住所:〒730-0016 広島県広島市中区幟町8-22(地図
周辺のお店のネット予約:
居酒屋 龍’s dining 力のコース一覧
村上水軍 本店のコース一覧
くろ○ 広島八丁堀駅前店のコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 広島市×居酒屋
情報掲載日:2018年7月17日


 

 

『和食屋きくお』

 店名にはそそられていなかった。そそられたのは、看板。

 

晩酌セットがある。

よしよし。

 

ふうん、キョロキョロ。

今宵はこちらにお邪魔いたそう。

 

ごめん!

入ってみる。

卓席が手前に二つくらい、奥に個室風の仕切りがいくつか。

 

カウンターには数脚。そちらにはまだ誰もいない。

奥には常連さんらしい方がいるっぽいけれど。

 

座る。おしぼりを受け取る。冷たくて快適。

晩酌セットを。

 

すぐに頼むムシマル。

 

頼んだあとでメニューを開く。

 

お刺身系もあるし、煮込みも天ぷらもあるな。

品揃え的には好み系が揃って・・・・・・ジビエ!

 

「猪鹿鳥煮込み」680円!これは気になる。

ほかにも鹿ステーキに鴨の焼いたのに、と豊富なことよ。

あるいは、こんなに山の野生をいっぱい。ワンパクなことよ。

アナゴと根菜のキッシュとやらもあり、広島名物をそろえているな。

 

まず来るのは3品小鉢。

晩酌セットの3品だ。

猪鹿鳥は頼んでないからね。

 

ほほう、なんていうかビール一杯にはちょうどいいかもしれない量。

「こちらはカレイの唐揚げと、タコうま煮とハツです」

 

へえ。

あまり見ない3種だね。

 

 

カレイの唐揚げから。

がりざりん。

おお、歯ごたえが目覚めるパワーを持っている。

 

香ばしくカラッと揚がっている、カラアゲの名を欲しいままにしている。

 

 

タコのうま煮。

まぐもにゅ。

食感がやましいところのない味。

なにかで濃く味つけしたわけではない、タコ成分がじりじりと出ている。

 

おお、七味あってもおいしいだろうけれども、じゅうぶん。

 

ハツ。

焼き串じゃないハツって、そんなに経験がないなあ。

むにゅ。

おお弾性が柔らかさの後に来ている。

 

おいしい。

 

 

こうして因果は順当にムシマルを食べ終えさせる。

 

まだ食べたい。

この店のポテンシャルは、アウト、ポテンヒット、エンタイトルツーベース、3塁打、ホームランのクラスで行けばエンタイトルツーベース以上ありそうな気がする。

 

お刺身系で和食材のレベルを見るか、名物煮込みとやらで個性を図るか。

穴子キッシュも興味あるけれど。

 

っよし。

 

猪鹿鳥煮込みと日本酒の「雁木(山口)」ください。

 

良い枡だ。内面に金色を貼っている。気持ち豪華。

ゴールデン!

 

ちび。

雁木は、いい意味で水みたい。

ウォーター。

 

そこにじんわりシビレ旨み毒みたいな。

毒みたいにおいしい。

 

 

おいしい。

獺祭以外にも山口おいしい。

 

そして来た煮込み。

ぐつぐつぐつつぐつくふぐつ。

 

味噌煮込みだ。

 

量もけっこうある。

小鉢二杯半分だ。

 

がつん。

おいしさの満足感は手に手を取ってダンスホールを横切る瞬間みたい。

 

お肉がいろいろ入っていて、でも味噌色に包まれて何を食べるか口にするまでガチャ的。

 

 

しっかりした旨み。

しっかりどころか、過剰にオカズ。

 

これは、あったまる。

ぐつぐつと煮込まれることで液化した味噌がまた糊化しそうな勢い。

水分が奪われ、喉を日本酒で潤し、心は遠くなり、運命は肉薄する。

 

 

水のようにせせらぎのように雁木だ。

 

 

 

 

 

 

香ばしい味噌が、縁に焦げ目を残すような熱量が、ぐみぐみからぐにゃりまでグ行を制覇するような味わいのごちそう。

 

2,500円にはならないくらいの料金。

 

歩いて遠い以外は気に入る材料ばかり。

ムシマルが再訪しなかったとしたら、道に迷ったからだ。

 

 

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『丸勝酒場』はお魚豊富なお店でした。

2018年05月10日 07時41分23秒 | 広島・お酒(晩酌セット系)

国泰寺町。

 

入ってみる。

店内に何か乳母車?小さいお子を乗せるような車があった。

 


『丸勝酒場』

住所

広島県広島市中区国泰寺町1-7-28

交通手段

市役所前駅から167m

営業時間

17:00~24:00(L.O.23:00)

定休日

日曜日・祝日

 


 

晩酌セットがあったから。喜んで注文してしまう。

1,500円で1ドリンク+4品。

ビールが500円くらいとしたら、1品250円くらい。

豊富にお得だ。

 

頼む。

待って、来る。

 

晩酌セットにお刺身というか新鮮なのがあると嬉しい。

メニューの説明を大将さんがしてくださる。細かい名称は忘れたけれど。

左上が「豚のキムチのせ」、右上が「ポテトサラダ」、左下「沖イカ酢味噌和え」、お魚が「マグロ・寒ブリたたき・アナゴ」というメンバー。


上等な定食というか御膳のメニューっぽい、色合いも重ねてなくておシャン寄り。

種類が多いと嬉しいね。

 

 

沖イカのおいしさが、刺さる。

いいとこに置いた桂馬くらい刺さる。将棋はマンガ読むくらいでコマの動かし方しかわからないけれど。

 

魚系が多い、・・・・・・・日本酒が合う店か!

そういうものを求めていた。

構図が似てしまったけれど、鰤。

 

もうちょいたくさん食べても見たい。

美味しいけれど一口では評価しきれない。

 

ポテトサラダは、具が大きめにあっておかず感ある。

タマゴの味が黄身が甘い。

 

豚肉はさっぱりピリリとキムチでお酒アテ的に。

 

・・・・・・・・うん、大将さんはお酒好きなんだろなと思った。




ビールが残り2割、4品ももうちょいでなくなる。

 

どうしよ、ここで終わると綺麗に終われる。

ただ、もっと引き出したい気もする。

 

『若葉』というお酒をいただく。550円。

「広島ではここだけ!」っていう紹介文があったのだ。そういうものに、私は弱い。

義父のお酒らしい。間違えた、変換ミス。

岐阜のお酒。

 

 

仕込み水をチェイサーで出してくれる。

・・・・・・・・・・日本酒と一緒にチェイサーを出してくれるお店は、優秀なところ多い。経験則ですが。


茶呑みというか湯呑っぽい器。

 

ごく。

ん、おいしい。

馥郁としてスッキリしている。

投網を投げ込まれたような感じがする。心に。




こおれはおぉさかながあぁいますね。ちょうど金曜ロードショーで『カリオストロの城』をやっていたので引っ張られた感がある。

お魚と合わせると「さけさかな」が完成。

適度な魚臭さに、お酒で気持ちのいいストップがかかる。かーっと喉とか熱くなるのを魚脂がマロっとおさえるおいしさのマッチポンプ。

 

しかし、お魚はこれが最後のひと切れ。

 

何にするか、考えて大将さんに適当に「お酒に合うやつをなにか適当な一品をー」って頼む。

「ど、どんなものか好みはありますか」「まかせまーす」

 

って、するとこんなものが来た。

意外、それはカナッペ!

 

お魚料理系の、どちらかといえば日本料理店系居酒屋の風貌とメニューだったので

推理メニューはお魚の焼き物か揚げ物系であった。

イカの唐揚げみたいな。

 

大外れだ。やられた。

まさか欧風とは。

せめて気取られないように、驚きを見透かされないように平気な顔で説明を聞く。

 

「マグロ(だっけ?)と、エビと、豚ハムのカナッペ」だという、あとひと口でいただいた方が良いですよという助言もいただく。

 

ぱくつく。

はーん、けっこう突き刺すように、香り。

味自体はチーズがまろやかに舌を溶かしていく。

 

しかし、一枚ひと口。

つまりまとめて3口であった。

 

美味しい、けれど物足りない。

というかお酒がまだまだ残っている。

アテを欲し、アテに欲された漢ムシマルがまだ頼む。

 

「すいません、この限定ってやつまだあったらください」

あった。

 

頼んだら、

なんかすごいの来ちゃった。

ボリュームの加減がわからん漢になっちゃっていた。

 

器がすごいな。

そこその古強者の兜みたい。矢を弾きそう。

 


『サワラと大根の味噌煮』だったと思う。

まるっと魚と目が合う。

安心してください、向こうは白目だ。

 



甘さが先立つタイプのみそ味。

肺とかその辺りまで温まりそう。肺と肝臓を染めゆく味噌茶色。

 

大根は、崩してないというか煮込み時間自体はそんなに長くないかも。おでん大根ほどのやわさはなかったのはわざとな気がする。

 

ひとりで食べるには多い気がする、そして残ったお酒量に比しても多い感じはある。

骨をちゅぱっと手で取りながら満足感のムシマル。

 


 

「丸勝酒場」、店名で何となく安さがウリ系のお店っぽく思っていたけどしっかりあらせられている気がする。

 

3,300円。

 

まとめ

〇お魚が豊富、日本酒も珍しいのがある。

〇晩酌セットは、『今日のメニュー』のなかから4種類(含むお刺身)チョイスされる方式っぽい。

〇お値段は350円くらいの~1000円以上のものなど幅あり。