学生街の喫茶店 びっぐの~ずに行く。
「広大正門横で28年間、まんがとカレーライスと珈琲の店として頑張って来た、学生街の喫茶店」が12年の沈黙を破って鷹野橋あたりに出店!
ということらしいです。
お店を通りかかったら店頭にそんな内容の新聞記事が貼ってありました。
ここで、回想。
ムシマルのいた高知県は、無類の喫茶店王国でした。
モーニングにはパンがあふれ、スパゲティやらオムレツもあり、時にはうどんやおむすびを出すような店もあり、もはや老若男女の社交場・最寄りのリゾートスパでした。
広島県はどんな感じかなと、小腹の空いたお腹をさすり入店。
おお、雰囲気いい。
『学生街の』って銘打たれているのでヤングにバカ受けの、賑やかなエッサエッサした感じかなと思っていましたが、どうしてどうして。
大人空間。
ジャズっぽいものが流れていた。ジャズっぽいものをバックグラウンドミュージックにしてムシマルはマンガを取る。
『キャプテン』がある。翼くんじゃない方ドライブジュートしない方のジャンプマンガだ。
ぱらぱら。おもしろい。
これはいいな。ちょうど適当にとった巻が準決勝~決勝だ。いきなりクライマックスというところ。
じゃなくて!
注文をまだしていなかった。
500円くらいからモーニングメニューがある。
600円でデラックス、
ほかにはカレーライスなんかもモーニングである。
カレーライスはライスおかわり自由。
ムシマルは何を選んだかというと、
ピザトーストセット550円。
トースト×2、サラダに、ドリンク。
飲み物はアイスコーヒーを選択しました。
これからのホットチーズトーストとの食うか食われるかの戦いに備えて、冷たい飲み物の方が優位でないかと思ったのだ。
言っておくと、この戦いはムシマルの一方的な食うスタンスに終わった。
あ、結構厚めのトースト。
はぐ。
あー喫茶店のただなかにいる実感。
間違いない安定の、美味の、風味豊かの、ピザのごときの食べごたえ。
サラダはあっさり目の量なので、とにかくこれがこのトーストが主役。
む、『キャプテン』を19巻からはじめて、21巻くらいまで行くころには完食。
お店の人も奥に引っ込まれたのか、店内にムシマル一人になるタイミングもあり、なんか広島のおまちとは思えない優雅さ。
ダイヤル式の公衆電話や黒電話があっても不思議でないような時間の隔絶。
ウラシマ効果であろうか、全体に実経過時間よりもゆっくりと時間が流れた気がする。
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