ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

神石高原町グルメ うどん『やまごや』で風景さえおいしい潤いの天ぷらうどん!

2017年09月12日 22時09分05秒 | 広島・世羅町と神石高原町を語る

神石高原町。

なんとなく神がいて石がある高原みたいな名前である。

広島市内から100km以上の距離があると思う。正確な距離は調べていないわからない。

 

うねうねと山々をアクア号で走る。

 

道の駅で食べ物屋さん情報がある。

時刻は16時過ぎ。

長坂坡だ。

間違えた、超半端だ。

 

昼飯には遅すぎる。晩飯には早すぎる。9マイルは遠すぎる。

ゴルフ場にあるジンギスカン屋は、17時までやっていると書いていたが、15時に着いたらやっていなかった、悲しいことだ。

 

それでも、見つけたのだ。

お店をやっている食事処を。そこに向かっている。

 

 

カーナビにおまかせして運転していると、クルマはどんどんお山に行く。

店名が『山小屋』といわれているのだ。

それはきっと間違いなくマウンテンであろう。

 

(これでさっきのジンギスカン屋みたいに営業やっていなかったら・・・・・・・・・・よそう、ネガティブは!)

 

なにかを振り切るように到着。静かだ。あまりにも。

カーナビ間違ったか?うどん屋さんってこんなところにはないのではないか。

 

ところがうどん屋さんなのでした。

声が聞こえるのでした。

 

敷地に車を停めてきょどきょどしているムシマルに、「お客さんですかね?」みたいな感じでおばあちゃん。

 

は、はい。

準備するから座って待っていてね、とおっしゃられる。

座るところはこういうところであった。

オープンテラス!いやオープンデッキ!?ともあれオープン畳!

とにかくオープンな雰囲気で座布団に胡坐をかいて待つ。

 

こんな風流なのとはなー。

 

ホケキョ!

ウグイスのなく頃だった。

うわーうわー。

高知県にもないなーこんな雰囲気の店。

 

・・・・・・・・・・・待っている。

遠くに(おばあさんがやってきた方向に)畑みたいなところがあり、そこに犬が繋がれている。

 

おばあさんは、「天ぷらうどんがおススメ」っぽく言われ、実際パンフレットにも天ぷらうどんが載っていておいしそうだったのでさらっとそれに決める。

山菜の天ぷらうどん1,000円だ。

 

ほかにカレーうどん800円やらもある様子。

 

待っている間におじいさんも来られて、ムシマルの相手をしてくれる。

「どこからきちょってですかー?」とかそんな感じだ。

広島転勤で来た、高知民だと答える。ムシマルカーも高知ナンバーだし。

 

「高知にはだいぶ前に行ったことがある、高速道路はトンネルが多かったねえ」

高知あるあるだ、トンネル20個くらいあるんです高知道に入ってから南国ICまでの30km40km程度で。

 

そんな話をしていると。

来た。

うどん。

天ぷらが10種。

それに、お刺身?・・・あ、刺身コンニャクだ。

神石高原町はコンニャクの生産地でもあるらしい。

 

たけのこ、コンフリー、わらび、よもぎ、たら、こしあぶら、藤の花、タマネギ、かぼちゃ、しいたけ。10種の天ぷらだと、教えてもらう。

 

ではまずうどん。

お、太麺。

手打ちかな、ちょっと不均等さがあって、

ええいずるるる。

 

押し出しの強くない、尖りもののない味わい。

しかくいものをまーるくしそう。

 

 

ああ、ピントがずれました。

山菜の天ぷら、これがおいしい。

タラの芽だっけな?手折ってしまうようなはかなさとそれを裏切る粘り。

土俵際の魔術師をサカサクと揚げてしまったような風味。

 

さわーやかだ。

 

「この容器に入ってるこれをつけたら味が変わりますからね」と。

なんとか味噌って言ってくださっていたけれど詳細を忘れてしまった。ワサビだっただろうか。

 

あ、なかなかちみっとで強く味が変わる。

 

かまぼことネギ、シンプルさがうどんにとっていいです。

 

刺身コンニャクも、食感が他と違いプリッとしていて喉大喜び。

 

 

 こちらはなんだっけ、シイタケをかさの下側からみた画面だったかな?

 

 

ふう。

完全に食事修了。

新鮮な山菜の天ぷら10種頼むって、場所が場所ならそれだけで1000円近く取られる可能性もあるよなー。

 

と思ったら、コーヒーがついてきた。

食後のコーヒー。

この風にくすぐられる穏やかな山で飲むコーヒーは、おいしさ倍々キャンペーン。

 

 

「にいさんは、これからどうされるんですか?」とおじいさん。

「うーん、(明日も休みだし)この辺で泊まるのもいいかなって思います」

ムシマルはノープランであるけれど、広島からこっち方面に来る機会は少ないだろうから一泊するのもいいかなくらいに思っていた。

 

と伝えたら、近隣の宿泊施設に何軒も電話をかけてくださった。

GWだからダメだったけれど、すごくありがたい。

 

「夏ぐらいやったら子供たちがここでキャンプしたりもするんだけれど、まだ(5月初めの)山は寒いから」

 

3件4件くらいかけていっぱいだったため、ムシマル「何とかなります」とこれ以上のご迷惑をかけてはいけないと思いなおす。

 

あたたかなお店であった。

お会計1,000円を出して、お礼を言って去る。

 


御食事処山小屋

広島県神石郡神石高原町父木野1144(最寄駅:府中駅

0847-85-4766


 

 

 

 


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