職場のS課長から有力情報をゲットして、
その2週間くらい後に『元就。』っていう広島ローカル番組でもこの店が取り上げられていた。
重なる情報、異なる2方向から同じ有力情報が得られたとき、信憑性は何倍にもなる。
点が、線になった!
千が、風になった!
入店。
カウンターだけのお店。
店名 | らーめん千の風 広島店 |
---|---|
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
予約・ お問い合わせ |
082-245-0109 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
立町駅から90m |
営業時間 |
11:30~ 日曜営業 |
定休日 |
月曜日 |
空いている、のか?
空器だけ残された席がある。
「ここ、いいですか?」
おひとりで切り盛りされている女性店主「すいませんねーすぐ片付けますので」
片付けまでお一人、たいへんだ。
カウンター6くらいの席とはいえ、いまは満席状態。
満席、漢ばっかりが全部の席を占めている。
俗に言わない満漢全席ってやつだ。
悩む。
あ、晩酌セットに近いやつ(晩酌セットではないけれどそのメニューを頼むとビールが+50円で頼めるお得セット)がある。
1700円くらいでビール一瓶に餃子とラーメンとキャベツ小鉢か・・・・・・・
ラーメンは800円台だからあれがこれくらいとして・・・・・・・・うむ、ちょっとお得。
しかしムシマルはちょっと前にカレーを食べたばっかり。
セットはムリじゃ。
そう思った、このときは。
で、迷った挙句に『京の塩』というオーソドックスメニューを。
ラーメンメニューの筆頭に位置していた品である。
「少しお時間いただきます」と言われて処理。
なんかすごい上位ランカーだ。
全国レストランランキング15位。すげえ。
あ、他客のお会計をされている。
そうかお会計までされておひとり対応か。
こういうのを見ると券売機システムは優秀と思うが、いろんな道があるのだろう。
接客が好きとか。
しばし待つ。
見ていると、チャーシューは蓋して熱する金属の機器みたいなので焼いていた。この説明ではなんやらわからんだろう。
ぴぴぴぴぴぴ、タイムアラームが鳴って取り出し時を教えてくれる。
そういう作業されていると思いねえ。
「お待たせしました」
受け取る。
京都風っていう前情報を聞いたせいか、白湯なエキスの中にどこか上品さが浮いているよう。
まずひと啜る。
しっかりしている!
汁が、スープがおいしい。
ミルキーでいて、塩気がわりとキリっとというかサパッとした爽やかさがどこかある。
温泉の大浴場で斬首されるくらいのとろっとからさっぱりさ加減。
とんこつで塩っていうあまりないパティーン。
これはかなりおいしい。
どこの馬の骨とも知れないやつに娘をやるわけには行けないが、この豚骨にならやってもいい。
あいにくムシマルはひとりみだけどランペルスティルツキン。
豚と塩がちゃんとパート分けしているみたいなテノールとアンダンテみたいな(てきとう)。
麺は、ああそういえば豚骨(塩だけど)なのに、麺の固さを聞かれたりしなかった。
とんこつだけど博多じゃないってわけか。
麺は細め。
チャーシューはとろとろ。
ハムの人みたいに円い。
とろとろクリーミィスープに、とろとろチャーシュー、とろりとした重連撃にノックダウンされそう。
吸い込めば骨は丈夫になり、目はかがやき、耳は敏感になりそう。
ずるるるる。
はじめは珍しさだけからだったが、そのうち表立っては認めないけれど、じーんときた。心の琴線に触れるものがあったんだ。
ちょっと昇華された豚骨のくささ。すめるからぱふゅーむ。
クリアーな豚骨感に、まいってしまうぜ。
ついつい替え玉をしてしまう。
+130円。
スープおいしい。
スープにごはんをぶちこみたい欲求を抑えざるを得ない。
ずるずると、啜り続けては一緒に香気を吸い込む。
もう豚はいない、昇華されたやつを消化しちゃう。
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見上げるとおしゃれな欄間。京風だ!
メンマはなくても欄間がある!