『和へる』、
和風のヘル・・・、ひょっとしたら地獄のことではないかしら。
星野源氏も「地獄で悪いか」で楽しい地獄の話をされていた。
お店は知っていたが、これまで入ったことなかったのは多分地獄が恐かったからだろう。
入り口消毒あり。
仕切りきっちり。
アメニティきっちり地獄?
いつでも・・・麺大盛り無料・・・・地獄・・・・天国?
迷う、いちばん最初に載っていたメニューを闇雲に頼む。
「麺大盛りいつでも無料」・・・まだ引きずってる・・・・夢の中でも出てきそうなくらいいいセリフだ。
満たされなかったセリフ。
だがやはり、特盛選ぼう。
油そばの、特の、塩。それを頼みました。
1,000円。
それが間違いだと知らずに。
音楽はジャズみたいな楽しげなピアノ曲。
内装もオシャレさん。
味変調味料が、けっこう卓上にあります。
キタ、と同時に失策に気づきました。
たくさんのレアビーフ。
盛り付けまでハイセンスで到来を告げられる。
麺量は、ひょっとして、普通・・・・?
これって、つまり。
『特』は、特盛の特ではなく、特選の特でした!
特盛の「特」かと思って頼んでしまった-----迂闊、俺の迂闊・・・・。
広島かな、高知にもあったかも?大盛りは無料で、特盛から別料金かかるところが。そういうシステムかと思っちゃったんでした。
(つまりは、大盛りでもないってことだ・・・無料で大盛れたのに!!モッタイナイ)
これがムシマルの地獄か?勘違い大盛り頼めず地獄?
・・・・こいつは、たくさん食べる系ブロガーとしては、ガラスのエピタフに鉄爪で刻みたいほどです。
気を取り直しましょう。
逆に考えればトッピング豪華版をご紹介できます。
ローストビーフはババ抜きができそうなくらいあるし、ゆでたまご(味玉?)は1.5個。
彩りも・・・はあ、良い景色だね―――。
ずるるるrずるっる。
麺が人懐っこい。
すりすりと身を寄せられているよう。猫系。実家の猫系。
適当書いているから、猫ってこんな麺じゃないとか、そもそも猫は麺ではないとかいうご指摘はご寛恕ください。
おいしい。
ムシマルは実は、「油そば」あんまり食べない勢。
名前が背徳的すぎひん?油のそばやで。
でかい花びらのようなローストビーフは背信的に美味しい。
枚数も、S&W M19の装弾数くらいある。
噛みしめられるおいしさがここにありました。
心臓さえ、握りつぶされそうに噛み口が鮮やかに翻弄される。
生タマゴは、漬けるのかかけるのか?
?
油そばに関してあまりにも無力!無知蒙昧!
混ぜれば良いのかな、って混ぜてから混ぜるのは混ぜそばじゃなかったっけ?って。
テンパりかける。
こうなってしまったらもはや縮こまって粛々と啜るしかなくないですか!?
細かくはこっちで。
とりあえずかき混ぜます、ハリケーンミキサーのように、バッファローマンのように、雄々しき破壊への特急列車のように。
ムシマルはよそでも書いたけれどバッファローマン好き。
・・・・ああ落ち着きました。
温かい!そんなことにも確信を持てなかったままで。
麺から立ち上る湯気。
・・・・ということは・・・・犯人は遠くに行ってない?
なんだかホワホワする味で。
ツルツルでまとまっていて、知っているようで知らないようにオイリー。
総評として、かなり美味しい。
このオシャレ感が油そばジャンクイメージを脱ぎ捨てている。
混ぜ具合で時計の秒針のように味が変わる。
卓上調味料が多様で、辛くもニンニクマシマシにもできる。
完食。
なんとなく駐車場少なそうとか、立ち寄った時に閉まっていたとかで機会に恵まれていませんでしたが、
種類も豊富なので次のことが気になりますね。
また次のことが考えられるのはファビュラスです。意味わからずに使ってみましたファビュラス。
意外にオーソドックスに、ラーメン(塩・醤油・味噌)3種もあるの面白いです。