2020年訪問時の記事です。
美しいって言葉は、人の情を表すための言葉かと思ってましたが、違いますね。
お寿司を表すためにあった!
美しいマグロの漬け寿司。
つやつやてっらてらと、なにこれ幻惑されているのか!
ご紹介が遅れました、今私は同級生友達Fくんと『酒処 さかえ』にいます。
『酒処 さかえ』
酒処 さかえ 南国市の放浪記系居酒屋『シャモライス』 | ムシマルの(主に)高知うろうろ記2 (jugem.jp)
『南国市の放浪記系居酒屋『シャモライス』』by ムシマル : 栄 (サカエ) - 後免中町/居酒屋 [食べログ] (tabelog.com)
前々週に呑もうとしていっぱいだった同店。
今回は文明の利器「席だけ予約」を使ったのであった。
今日もおばんざいが美味しそう。
あれは・・・チャプチェ?春雨?何か美味しそうですよ。
つきだしの位階が高い。
3つ選んだのはこちら。
麻婆茄子、イタドリ炒め、牛すじ煮込み、せせりのなんか?
・・・・・・・4つでした。
麻婆茄子は、家庭的にとろりととりこになりそうな甘みを持つ。
イタドリを食べて、友人Fくんの表情が変わった。
(ムシマルは、Fくんにこの店は吉田類も来たというありふれたようで南国市に稀有な店!と喧伝している。気に入ってくれるといいが・・・)
「あー懐かしいイタドリ。家の味とは違うね」
ファーストアタックは気に入った様子。たぶん。
イタドリをいためて喜ぶ、まるで宿儺&真人のようである。
すじ煮込みは、市中を練り歩けば4人に一人は振り返る煮込み。
こう、ちょい甘でビールとの相性が鬼。
鬼(煮込み)と鬼(ビール)。
おばんざいだけでやり終えられる。
手羽先が来る。
あ、わかったぞっ!・・・・っここは、栄だったんだ、愛知県の栄だったんだー!
ムシマルは普段手羽先を食べないから、Fくんにオーダーの取り舵をゆだねたのは正解であった。
あなたは私の名古屋です。
がりっじゅ!
いや、おいしい。
この輝きを見てわかる通り、ほどよい加減に熱されて、塩が素にして直においしい。
塩の薫りからの熱波、もう夏では?
ビールに合いすぎる。
なんてこったビ-ルの運命の相手はお前だったのか。
で、冒頭に戻る。すなわち寿司を頼む。
寿司を食む。
ワサビが既に利いている。きゅんでした。
鯖寿司みたいな、なんていうのかご飯を型に詰めて作るみたいな押し寿司みたいな四角四面。
かっちりと仕事されたしまりのよい味わい。
こちらも酒を抜かねば無礼というもの…。
メニューには全然書かれてなくて、お店のおかあさんから「マグロお寿司あるけど、どうですか?」みたいに聞かれたのである。
飛びついた。
飛びついて、正解。アロワナみたいに咥えて離さないんだぼかぁ。
Fくんから寿司話題で「かりや」で鰻と鮎ずしを食べたよ、なんて話を聞く。
鮎ずし。ウナギ。
なんか旬と粋を食うって感じでいいなあ。
ムシマル以上の飯っ食いがいっぱいいる。この世には。南国市に絞っても。
南国市には鰻有名店がいっぱいあるけれど全然行ってないのは、鰻が嫌いなのではない。むしろ好きだ。
でもムシマルがお腹いっぱい食べようと思うと・・・・お値段がね?
あと絶滅しそうって聞くと、怖くて食べられないのですが逆に食べた方が養殖業界がより力を入れてくれる、界隈が盛り上がるので良いのでしょうか?
日本酒にシフトしてアクセルを踏んで高酒道路のレーンに入る。
もちろんいつだって、心のETCはカードインなのである、
話しながら酒は進む。
日本酒の揃いもよいのです。
どうしよう次メニュー、わからないので他社のチョイスにゆだねてみるのです。
「馬刺しがあるじゃないか」
馬刺しに、そういえば馬刺しがけっこう好きな御仁でした。
ほか、タンだったっけ?
串カツ。
赤ウインナー。こどもこころをおもいだす。
そしてムシマルがこれだけは自らで決めた、「シャモライス」。
これは。これだけはな。
ムシマルはここではいつだってこれを頼みたいけれど、ムシマルは胃袋が足らない、というかこれがまーまーの一人前以上あるのでこれをいただくといろいろ試せない。
アンビバレントでいっつもいる。酒さんではいっつもアンビバレント。
シャモライス・・・オムライスに似ていながら違うところがあります。
ケチャップライスでなくしょうゆベースなところと、チキンがシャモなところ。
この醤油味が、日本酒にビールにサワーにハイボールに合う。
変わらず旨い。
ひょっとしたら南国市の一等星かもしれん。高知のシリウスライト。
Fくんもモリモリ食べている。
旨い、旨い!この話はこれで終わりだ!
心の煉獄さんが顔を出し、貪り続ける。
実は、一人だったらここで食べ終わっていた。
ただFくんはムシマルと同じ合気道部出身・・・・ムシマルより健啖家!(合気道部員が全員グラトニーなわけではない)
まだめっちゃいただきました!
ニロギだっけ?苦みさえほとばしる何かへと変換されて、酔う。
薄造りまで。
吸い物までいただく、あれ、コース料理かな?
お殿様に、なっちまったのかな?
お魚も滋味滋味と、きますね。
この満足度、胃袋が花開いたようだぞ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます