クルマで1時間、30kmくらいかけて東広島市の八本松へ。
『お好み焼きの店 せっせ』 へ。
12:20くらい。
これは前回14時くらいにせっせへ行ってチャレンジメニューを頼もうとしたときに忙しさから断られてしまい、
もう次にどこ行ったらいいかわかんなかったからだ。
12時台に行くことで、ダメでも二の矢がある・・・・・・・・・・・ダメじゃないのが一番いいんだけど。
着く。
頼む。
「聞いてみます、・・・・・・・・・すいません、今は忙しくてちょっと・・・・・・」
「前回来てチャレンジお願いした時もダメだったんです、一時間後来てもダメですか?」
「ちょっと聞いてきます・・・・・・・・・・すいません、チャレンジするのには5玉食べてないとダメなんですが」
「食べました」
「はい、聞いてきます」
前々回5玉食べて、前回1時間かけてきてお盆明けで混んでいるからってことでダメだって3回目。ここで食べられないとだいぶつらい。
3往復180km費やしちゃうことになるから。
「すいません、14時くらいなら空くと思うんですが」
「わかりましたまた14時くらいに来ます」
チャレンジの予約とかできないのかな。
で、14時。
無事に入る、すいません。チャレンジで。
こっちの席にどうぞ。
「このノートに住所氏名年齢会社を書いてください」と。
ほほう、身バレしちゃうんですね。
但し書きのなかの、
あとから書かれた⑨吐いたら自分で始末する事、これが怖い。
あとから足されたと言うことが、実際に吐いた方がいてそれの善後策として書かれたっぽくて、その事実がおそろしい。
⑥終了後店に迷惑をかけたら無効、っていう記述だけでは不足だったのだ。
『NARUTO』を読んでいると、準備が進んでいく。
鉄板載せ用プレートが置かれる、・・・・・・・・・・2つも!
あれ、お皿2枚で来るのか?7玉分が?
と思っていると本隊到着。
発注から20分~25分、注文したものが、来る。
これだ、このサイズだ。
「がんばってね、〇〇(ムシマルの本名)くん!」大将さんが来られてムシマルに言う。
ノートを読まれたのか!
あのノートはチャレンジの重複防止やチャレンジ達成者の貼り紙のためだと思っていたら、まさかこのタイミングで使われてしまう!
くぅ、情報戦だったのかお好み焼きチャレンジは!と思うが現象で言えばただ単に応援されただけであった。
しかしそれも余裕の現れのようでなんだか不敵。
じゃあ今からですね。ここからムシマルはトイレに席立ちすることも許されない清い身体です。
よし、
とりあえずカットしようか。
このお好み焼きビッグサイズを。
大きな目標だと実感が湧かないが、ムリなく達成できそうな目標を繰り返すことでいつの間にかゴールにいる、あの作戦だ。
8分割くらいすればいいか・・・・・・・・ってそれでも7人前の8分割だからひとつ0.87人前はある。
セルジュニア全員とひとりで戦うようなものだ。
多勢に無勢である、覚醒孫悟飯でないとダメなレベル。
しかし、賽は投げられて、お好み焼きは焼かれてしまった。
「戦うってことを知らないうちは、あんたに自分の顔は持てません」ってムーミン谷でミィが言っていた気がする。
戦え。ラーメンマンのように。
ばくばく。
うん、オタフクソースに生地にそばに野菜。
オーソドックスだ。
豚肉もちょこちょこ入ってる。
ソースはかかっているけれど、厚さ高さがあるのでちょくちょくオタフクソースをかけ足してやらないと味がない部分ができてしまう。
(ここは、けっこう難しいところかもしれない・・・・・・・・・・・・
お好み焼きソースとは砂糖やらフルーツやらいろいろ入っているつまりは栄養とカロリーの集合体。
ソースをかけると味つけははっきりするけれど、満腹感もアップしてしまう)
ソースをかけ足す行為が、自分で自分の首を絞める行為にならねばよいが。
キャベツは細細と切っているんだな、モヤシもそこそこある。
分厚い、高さがあるからパックマンみたいには食べられない。
そば部分がかたまりとなって口に入る。
生地皮+そば部分を食べて、そば+下の野菜系を食べていくようなスタイルになっていく。
隣の席の常連さんが「よく来るけんどチャレンジ見るのはじめてや」と呑気な感じ、「いけそうじゃない?」と。
そうなのである、3分で1/8ピースは食べた。
順調に行けば何分か余らすことができるペース。
ほれ、分厚いからかソバの中心部分はソースついていない。
生地にかかっているソースを擦り付けてもらうような感じでソース味を薄くもらう。
テレビではワイドショーが横綱の刑事事件問題を放送している。
食べる。
そこからの10分はただただ一生懸命たべた。
14:25。
つまりはスタートから15分ちょい。
残りは1/3。
しかし、ペースが落ちてきて。
お腹張ってきた。
あと味にも飽きてきた。
5玉とチャレンジ7玉の違いに気づきだす。
※上の写真は5玉挑戦時。
チャレンジ7玉と5玉の違いは、そば2玉の差異もさることながら、本質はそれ以外部分にある!
キャベツや生地も7玉相応分あって、全然食べ応えが違う。
挑戦権5玉は、あくまでそばの追加オプションだったから、お好み生地付き焼きそばって感じであった。
チャレンジ7玉はもうバランスが整っている、すべてが強大。
だから食べ応え的には挑戦権5玉の倍ほどにも感じる。
お気づきだろうか、ムシマルはいま言い訳をしている。
30分後。
特に時計とかストップウォッチはない。
静かに敗北の時が来てしまった。
(8割ちょいくらい・・・・・・・・・・・)
完全にあれだ、時間が足りないとかではなくてお腹いっぱいでお腹に入ってくれないやつだ。
胃袋的限界敗北だ。
無理に詰めて⑨に抵触するのこわいし。※⑨とは吐いちゃうことへの注意書き。
大将「残念やったねー」
常連さん「最初、成功するかと思ったけど途中から止まったねー
ワシも2玉は食べれるけえやってみようかと思うたけどやめとくわ」
大将「お兄さんの前に3名挑戦して(どの期間での3名かは不明)、3名は成功したよ。行くかと思ったのに」
と、感想戦をされている。
14:45。チャレンジは失敗したけれどもう少し食べている。
少しでもお残しが減るように。
キャベツが、細切りにも細切りされたお好み焼きの代表的具材、キャベツが。
全然、呑み込めない。
キャベツ味のガムを噛んでいるみたいだ。
キャベツが、キャベツが・・・・。
生地部分、小麦粉なんかは噛んでいたら溶けていく、焼きそばもまあ小麦粉だから同様だ。
しかし、キャベツは食物繊維はそれだけはああそれだけは。
40分強かけて9割3分食べたところでギブアップ。
(多分この残量、お腹減ってるときなら4口とかそのレベル・・・・・・が、今はその4口が将棋の1手くらい遠い!)
ゼット状態くらい。
2,000円お支払いする。
「すいませんでした、ムリ行ってチャレンジさせてもらったのに」
「すまんねーお昼の混む時期は作れんでねー」
こうして、敗北したとはいえ心残りは消えて時々出ちゃうゲップからはオタフクソースがして甘い香りにくらくらする。
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血糖値が上がっている実感がある、体重も。
トクホのお茶でも飲んでちょっと車の中で休もう。
終わり。
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