1.来訪するは我にあり
番組(淡路島旅行編)の途中でですが、ここで臨時ブログをおアップさせていただきます。
閉業されるということでその前に『福井食堂』さんへ。
閉業日:2020/12/25(金)
もうすぐなんですよ閉業。チクタクまるで時限爆弾今すぐ食べに行こう。
到着。
福井食堂
高知県高知市福井東町2-34
営業時間 平日11:00~14:00(L.O.13:45)
定休日 土、日、祝
2020年12月25日閉業されるようです。
http://Instagram.com/ky04ky04/
先客さんがいらっしゃっりそう、
カラカラと横開きのドアを開けて入店。
と、
【コロナ対策】
・アルコール消毒(店主さんの声かけあり)
・カウンターに隣席とのアクリルっぽい仕切りあり。
入り口近くにあるなしクイズが(なぜか)置いてあるのを横目に、アルコールスプレーで除菌する。
ムシマルはあるなしクイズは得意。
衰えていく脳に警鐘を鳴らす『クイズ脳ベルSHOW』をいつも見ているからな。
入って、手をアルコールで拭いている。
すると、店主から「すいませんもうご飯が切れてしまって・・・麵はあるんですけど」
ああ、全然、麺でOKと返答。
カウンターに着いて。
2.食べるために注文する
「伊中麺(600円)ください」と。
そう、意中の伊中麺。前回は行けずじまい。
詳細は高知市『福井食堂』であれにあれをかけあわせたものをさらに増量 ... (goo.ne.jp)を参照されたし。
ふう。数か月ぶりの請願念願を果たしたぞ。これにて結願。
あとは待ったら来る。待つ。来る。
どことなくセピア。
「あっさり味なので物足りないと思われたらこちらを」
コショウの容器も置かれる。
おお、さあ、さあさあいただきましょうか。
ビジュアルが、ラーメンにしては全体にイエローっぽい印象。
中央の紅ショウガがその中で映える感じ。
きくらげ・コーン・鶏肉のチャーシューっぽい姿のもの、モヤシ、紅ショウガそして麵というバラエティ。
忘れていました、身が固まった落とし卵。
どれ、お箸で、普通のラーメンみたいにずーるずる。
3.実食!
ふむぅ、確かにあっさり!
いちばんにおもったことは。
朝食向けかも。
あるいは二日酔い時とかにいいかも。
(たぶん卵を落としたやつの持つイメージだな・・・・なんとなく家感がある。)
紅ショウガが彩りだけでなく麺の味わいにも寄与。
・・・これは前回の餡掛けチャーハンと似通った感想である気がする。
前回のがいい予習になったという感じ。
「まろやか」よりもオクターブが高めの味わい。
スープだけいただく。
どことはなしに、麺をすすった時の方が味わいがあるような。
スープだけだとどことなく軽い感じ。
なんとなくお鍋のダシ汁を連想させるようなよそおいがあって、麺と合わせるとちょうどいいサッパリ加減。
麺にある小麦味が足されるのかしらん。
ムシマルが小麦ソムリエでさえあれば!
「むむ、デュラム種のセモリナ粉の味わいがスープに深みを与えているのじゃよ」、とか言えるのですが残念ながらムシマルは素っ頓狂に無知なのであった。
(なんか、足されてる感じだけはある!・・・ある気がする、するんじゃないかな、ま、ちょっとはブラシーボあるかも)
食べ食べしていく。
スープが中華でありながら、ラーメンの麵でなくパスタ麺であることから「伊中麺」。
「その洋中折衷。そこに違和感があるか」ということがブログを見てくださっている人の気になる点かもしれません。
それはそれは違和感はもう、なかったのでした。
「パッと見はラーメンなんですが、麺はパスタで分かり易く言うとラーメン風のスープパスタ…⁉」
とご本人さんが書いておられるような感じで、ひょっとしたらパスタが基調なのかもしれない。
だから、実は、パスタを躊躇呵責なくすするという背徳感も味わえている。
4.ムシマルには珍しく会話をしました。
と、声掛けがあった。
「SNSとかで見てこられた方ですか?」と。
店主さんは、SNSで告知したのを見ていない方、いわゆる本当の「一見さん」には『もうすぐ閉業されること』をお伝えする目的があったよう。律儀。
「ついったーで知ってます、ムシマルです」(ムシマルは2020年3月くらいからツイッタりだしたのだ)と言うと。
「ムシマルさん!」と言ってくださる。
『福井食堂』ブログ記事のことを言及くださったり、全然別の旅行記(淡路島)まで見てくださっていた。
恐縮です。梨本勝です。
・・・梨本勝では、ありませんね。
ムシマルです。
完食。
コショウ容器がスライド式で、うまく開けられない!そんな一幕もありました。
オシャレな調味料容器であった。
コショーを入れると、食べ口は変わらずに後味にインパクトがちょっと出る感じです。
600円。
お財布にもやさしく、手軽くスッと入る感じです。でした。
5.所感
閉店されるのはいろいろなご事情もあられるのであろうが、さみしい、って思うのも悪い気がする。
一回しか、今回入れても2回目だし、つまり、言うほどお店の売り上げに貢献できていなかった。
廃線になってからお客さんがいっぱい来る現象あるけれど、本当のファンは日常使いしているよなあ、って思うとなかなか悲しむのも後ろめたい。
ただ、まあ、なんていうかムシマルは変わり種が好きなので、伊と中との中間を行くというその我が道感は、面白がりポイントであった。
「ちゅうにち」ともまた違う折衷麺は、新しき時代の夜明けぜよ感をムシマルに感じさせもしたとかしてないとか。
SNS上ではまたよろしくです!