山中で鯉を見る。
鯉に焦がれて泣くムシマルよりも鳴いた雉かなんかを平家が敵軍と間違えて身を焦がす。
山を歩くことは、好きだ。
暑いけれど、高いから気持ち涼しいような。
でも太陽が近いような気がする。
日陰がもっとほしい。
緑緑しい。
神社鳥居だ。
歩いていると、シカを見る。
ここではそれが普通のことのよう。
世にも奇妙な物語のように、歩くと鹿に出会う必定がこの世界にあるみたい。
ちっちゃい葉を、こそぐように取る鹿。
あと足。
なんか後ろ足がよく見るとマシーンみたいに感じる。
肉がほぼなくて、骨に皮が張られているみたいな。
ずっと見ていると、あれ?膝が逆型になってる?とか思う。
里に下りる。民家は一時間ぶりだ。
人間とアスファルトが寄せて返すよう。
厳島神社出口付近で、土産屋さんをよそめに歩く。
「侍」って書かれたシャツや帽子がある。
ちょっとほしい。正直ちょっと。
うわ。パチンコパチスロフィーバーお守り。350円。
パチンコにあんまり興味がない(カイジの沼編は除く)ムシマル、
うひゃーすごい射幸性の高いお守りだな。
って思っていたら。
鹿、かじる。
しか、むっちゃかじる。
がじがじがじがじと。
舐めて齧って歯形をつけて。
挟んで齧ってよだれもつけて。
(いい気味、っていうのとも違うけれどなんか、やっちゃえ、鹿さん みたいな気持ち)
鹿。すごいぞ鹿。
もうシカをたたえる歌を作りたい、ような作りたくないような。
その辺りもふらつき、
「宮島歴史民俗資料館」があったので入る。
宮島歴史民俗資料館
〒739-0533
広島県廿日市市宮島町57
TEL.0829-44-2019
FAX.0829-44-0631
- 開館時間9:00~17:00(入館は16:30
- 休館日:月曜日(祝日・振り替え休日の場合は翌日)、12月26日~31日
- 入館料:一般 300円(団体210円)
- 高校生 170円(団体120円)
小・中学生 150円(団体100円)
・建物自体が古民家というか歴史ある建築物。
・清盛情報、厳島神社情報がいっぱい。
・大河ドラマ『平清盛』で使った小道具も収蔵。
・世界遺産になった理由や証書の写真みたいなものや、ラムサール条約の対象になった範囲などそういう側面も。
・民具もいっぱい。宮島は明治くらいまで農業がなかったとかなんとか書いてあったような(うろ覚え)。
歩き疲れていなければもう少しいい感じだったかもしれません。
シアターで見た、厳島神社の大雨台風水害対策が面白かったような。
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