うどん・そば 権兵衛
天下一品
鬼より辛い夜叉うどんをご賞味あれ!
営業時間/午前11時~午後10時
おすすめメニュー
・ 夜叉うどん
・ 白ねぎ坦々うどん
晩酌をした後だけど、
うどん屋さんに行こうと思う。
夜叉うどん。
気になっていたんです。
ムシマルの高知時代ブロガーさん友達には、
うどん大好き麺類大好きなショウガ農家さんや麺類大好き辛いもの大好きという女性ブロガーさんがいらっしゃる。
なんかこう、いつかまた会った時の土産話でもないけれど、
広島にはこんなうどんがあったよということを話す機会でもあればそのネタに、っていう目論見をもくろんでいる。
しかし、さっき食べたばかりだし、ちょっと夜に散歩しないかね?
ひとりで神ブラする。
神ブラっていうのは神楽門前湯治村内ないしその周辺ブラブラの略である。
「ふくすけ」を出てすぐに駄菓子屋さんがある。
『めじろや』さん。
駄菓子屋ってどれくらいぶりだろうか。
イオン高知内にある駄菓子屋さんっぽいところに行ったのが最後?
こういう軒家的なお店はさらに二十数年からさかのぼらないといけない気がする。
ムシマル小学生時代の思い出駄菓子は『すっぱい梅にご用心』『ビックリマンチョコ』『うまい棒』でしょうか。捻りがあまりないかもです。
そう考えるとムシマルはあまり駄菓子屋で冒険しないタイプだったのかも。
懐かしいのと、あと知らない駄菓子もあって4つ買う。
120円だー。
ガチャガチャのお店もある。
レトロ、までも行かない微妙な古さ。
夜の村周辺を少し歩く。月は大きい。下駄が歩きにくい。
うーん、なんだか妙な気分になったな。
いよいよ権兵衛到着。
権兵衛の横には数少ない喫煙スポットがあるのか、女性が二人立ち話している。
あらちょっと門構えはいい感じじゃないんの?
縄暖簾。
入店。
テーブルは一つだけに、あとはカウンター。
目的はもう、きまっちゅうき。
いろいろあるけれど、鬼夜叉うどん。
それを食べようと決めていた。
ただ、レギュラーとスペシャルがある。
スペシャルは量も辛さもレギュラーの上。舌いじめにならないか心配だよ。
おでんもある。冬だけのことなのか、レギュラーシーズンなのかわからないけれど、なかなかそそるメニュー。
「夜叉スペシャルと、日本酒のあったかいのってできますか?」
「できますよ」
ということでコップ酒。
ごく。
ああ、しまったなんかやばい。
お風呂に入ったし、ビールと日本酒を飲んだし夜散歩までした。さらに何も考えずに日本酒。
熱と酒と冷気が一種の循環作用を生んだのか、なんか回ってきた。
酔いが。
頭は痛くなったりしていないんだけど、早鐘のように心臓が脈打っている。
店内にはテーブルに男性二人組と、カウンターに若い女性4人組。
若い女性は常連らしく、そして宿客でもなくわざわざどこかから夜叉を食べに来ているよう。
ハマっているよう。
「寒いから今年来るのは最後かもしれんー」「でも来週からは温度がちょっと上がるみたいですよ」「じゃああと一回くらいは来るかも」みたいなたわいない会話されてる。
そこに来る、ムシマル用夜叉うどんスペシャル。
やけに赤い茶色、やけに青々としたネギ、熱気と辛さの雰囲気が押してくるこっちに。
中央には、唐辛子!
日の丸弁当だったら、白ご飯の中央に赤い梅干しであるが、
こちらの世界の中心は唐辛子。トウガラシ。
ずぞずずいるーぞぉ。
麺は普通サイズ。
やわらかいツルッとした麺に・・・・・・・・・・・辛さが絡む!
かっら。
舌が痺れるわけではない、意識を保ちながら味を感じながら、焦がれるように辛い。
ネギ。緑の濃いネギは、最初は辛さをごまかす救いであった。
だが、だんだんダメだ。
辛さに染まってくる。適度な刺激になってくる。
酒が進むので酒に手を出す。
熱い酒は肺腑を。
辛いうどん汁は喉と舌とあと残った臓器を灼くようにする。
旨みの残る辛さなのは幸いだが、辛い。
うわ。
頭にも辛さと酔いが回ってきた。
完食。
1,400円くらい。
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